巧妙化クレカ不正利用 少額決済で”下見”?
【けさ知っておきたいNEWS】
テレビ朝日グッド!モーニング「けさ知っておきたいNEWS」のコーナーで解説されたNEWS内容をご紹介しています。
この解説のあと「けさ知っておきたいNEWS検定」が出題されます。
国内の企業などを狙った不正アクセスが相次ぎ、個人情報の漏えい被害も広がっています。
その中で特に注意したいのが、クレジットカードの不正利用です。
クレジットカードの不正利用被害額は、ここ3年連続で500億円を超える高い水準が続いています。
2020年と比べると倍増しており、手口も年々巧妙になっています。
最初は「少額決済」でカードをテスト
最近目立つのが、いきなり高額商品を購入するのではなく、まず数百円から数千円程度の少額決済をする手口です。
犯罪者はフィッシングメールなどを使って偽サイトへ誘導し、カード番号や名前、セキュリティコードなどを盗み取ります。
その後、動画配信サービスやオンラインゲームの課金などに少額で利用し、そのカードが本当に使えるかどうかを確認します。
問題は、この金額が小さいため、カード利用者が不正に気付きにくいことです。
1万円未満の不正利用が約3割
クレジットカードの不正利用を見ると、1万円未満の被害がおよそ3割を占めています。
数百円や1000円程度なら、普段利用しているサブスクリプションサービスと勘違いして見逃してしまう人も少なくありません。
しかし犯罪者側から見れば、少額決済に気付かれなければ「この人は明細を細かく確認していない」と判断できます。
その後、より高額な買い物に使われたり、盗まれたカード情報が闇サイトで売買されたりする恐れがあります。
日本のカード情報
高値で売買されることも
サイバーセキュリティに詳しい日本プルーフポイントの増田幸美さんによると、日本のクレジットカード情報は海外でも信頼性が高く様々な国で利用しやすく、闇市場で高値で取引されるケースがあるといいます。
カード番号だけでなく、名前や有効期限、セキュリティコードなどの情報までそろっているほど価値が高くなります。
最初の数百円の不正利用が、その後の大きな被害につながる「下見」になっている可能性があるため、少額だからと放置してはいけません。
カード明細は細かく確認する
最も重要な対策は、カードの利用明細をこまめに確認することです。
特にサブスクは毎月自動的に引き落とされるため、「こんなサービスを契約しただろうか」と思う請求があれば注意が必要です。
また、カードを使うたびにメールやアプリへ通知が届くサービスを利用すれば、自分が使っていない決済をすぐに把握できます。
見覚えのない支払いを発見した場合は、すぐにカード会社へ連絡することが大切です。
連休明けはフィッシングメールにも注意
特に気を付けたいのが、連休明けなどメールが大量にたまっている時です。
仕事始めに数十件、場合によっては100件以上のメールを急いで処理していると、偽メールのリンクを誤って押してしまう危険があります。
「カードが停止されます」「本人確認が必要です」「不正利用が確認されました」などと不安をあおるメールが届いても、本文中のリンクは安易に開かないことが基本です。
確認する場合は、カード会社の公式アプリや公式サイトから直接アクセスするようにしましょう。
不正利用は補償されるケースも
多くのクレジットカード会社では、第三者による不正利用と認められた場合、一定期間内に申告すれば原則として補償を受けられる制度があります。
ただし、カード会社によって条件や申告期限が異なるため、早めの連絡が重要です。
きょうのNEWS解説まとめ
最近のクレジットカード不正利用は、まず少額を決済してカードが使えるか確認し、その後に高額利用へ進む手口が増えています。
「数百円だから大丈夫」と見過ごさず、明細を細かく確認することが被害拡大を防ぐ第一歩です。
利用通知を設定する、怪しいメールのリンクを開かない、見覚えのない請求はすぐカード会社へ連絡する。
この3つを日頃から徹底することが重要です。
NEWS解説
-「けさ知っておきたいNEWS検定」前のNEWS解説-
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【お天気検定】
□ サツマイモを広め、ちなんだ”異名”を持つ人物は?
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