工場での度重なる死亡事故、賞味期限偽装疑惑、劣悪な労働環境…。『週刊新潮』は過去4回にわたり、総売上高1兆円超のパン業界の巨人「山崎グループ」の内幕を詳しく報じてきた。
・山崎製パングループ社長で副社長を務めていた飯島宣弘氏(享年82)の次男、幸彦氏が今年1月9日に死去した。場所は東京都千代田区岩本町の山崎製パン本社。
・「幸彦が精神疾患を患っていることは社内ではかなり有名だった。年に数回本社で一緒にエレベーターに乗ると、幸彦の独り言が聞こえてきて心配になった。医師からは「しばらく休んだほうがいい」「出勤はやめたほうがいい」と言われていたが、社長からは出勤するよう言われて出勤し続けたと聞いた。
・そして今年の1月9日がやって来た。
「昼頃、救急車が(本社に)到着しました。その時は、また誰かが倒れたのかと思ったのですが、しばらく経っても社内が騒がしかったので、何かが起きたと気づきました。外出しているはずの彼がどこにも見つからなかったので、探しに行ったところ、12階で亡くなっているのを発見しました。自殺だと聞きました。」 (同じ出典)
faカレンダー2024年5月23日 11時12分
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