「日本人の名字ルーツ&ナゾ追跡」
「武田」の子孫が「岩崎」?
【GOOD!いちおし】
テレビ朝日グッド!モーニング「Good!いちおし」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。
難読名字「七五三」
日本人の名字ルーツ&ナゾ追跡
| 名字企画第13弾! 今回も10万以上ある名の、81位~90位となった名字を紹介します。 もちろん難読名字クイズもあります。 |
難読名字「七五三」
今回の「GOOD!いちおし」では、難読名字の由来と、全国の名字ランキング81位から90位までが紹介されました。
最初の難読名字は、漢数字で「七五三」と書いて「しめ」と読む名字です。
由来は正月飾りなどに使われる「しめ縄」。
昔のしめ縄には、わらを7本、5本、3本とより合わせたものがあったことで、「七五三縄」と書いて「しめなわ」と読んだといいます。
そこから「七五三」だけで「しめ」と読むようになったとされています。
他にも「七五三掛」で「しめかけ」、「七五三木」で「しめぎ」、「七五三野」で「しめの」などの名字があり、関東地方に多いそうです。
難読名字「漁」と書く名字には
複数の読み方
続いて紹介されたのは、魚や貝を取る「漁」にまつわる名字です。
昔は遠くの海へ出るのではなく、浜辺や浅瀬で魚や貝を取ることが多かったため、「漁」という名字を「すなどり」と読みます。
地域によっては「いさり」と読む例や、「あさり」と読む名字もあります。
また「十六夜」に関連する読みから生まれた「十六沢」という名字は「いざさわ」と読みます。
81位「杉山」から
84位「大塚」まで
全国に10万種類以上あるともいわれる日本の名字。
今回は81位から90位までが取り上げられました。
81位は「杉山」さん。
杉が茂る山の近くに住んでいた人が名乗ったことに由来するとされています。
杉は山との結び付きが強いため、「杉山」などの名字が生まれました。
82位は「増田」さん。
昔は、財産でもあった田んぼをどんどん開墾していました。
増えた田んぼを耕していた人が名乗っていました。
83位は「平野」さん。
文字通り平らな土地に作られた田んぼの近くに住んでいたことが由来とされています。
84位は「大塚」さん。
「塚」は自然にできた丘ではなく、人の手で土を盛った場所を指し、古墳などとも深い関係があります。
北関東には古墳が多く残っていて、その影響からか栃木県や埼玉県などに多い名字だといいます。
85位「千葉」は県名より古い
85位は「千葉」さん。
千葉県そのものが直接の由来ではなく、現在の千葉市周辺にあった「千葉荘」という地名がルーツとされています。
86位の「久保」さんは、周囲より低い「窪地」に由来します。
周りより低い土地は水が集まりやすく、水田を作るうえで重要な場所でした。
一方で「窪」という漢字一文字ではなく、「実りある土地を久しく保つ」と書くことで、「良い土地を末永く保てるように」という願いが込められたという説もあります。
松井・小島・岩崎に隠れた地形の特徴
87位は「松井」さん。
松が生えている井戸や用水路のそばに住んだ人が名乗ったとされています。
88位の「小島」さんは、小さな島に住んでいた人だけが由来ではありません。
昔は広い平地や水田の中で少し盛り上がった土地も「島」と呼びました。
そのため、海のない地域にも小島さんが多く存在します。
89位は「岩崎」さん。
「崎」は突き出した土地を意味し、岩山の先端付近に住んだ人が名乗った地形由来の名字です。
山梨県には岩崎という地名があり、そこを本拠とした岩崎一族は武田氏と関係があったとされます。
三菱の創業者・岩崎弥太郎についても、先祖がこの系統につながるという伝承があるそうです。
90位「桜井」は桜と水汲み場が由来
90位は「桜井」さん。
全国各地にある「桜井」という地名が名字の由来と考えられています。
「井」は井戸や水汲み場を意味し、その近くに桜を植えることが多かったため「桜井」という地名が生まれたとされています。
名字では、縁起の良い漢字に置き換えられた例もあります。
大阪の「梅田」は、もともと田んぼを埋めた土地「埋田」に、縁起の良い「梅」の字に、そして「花田」は先端部分を指す「鼻田」に縁起の良い「花」に変えたものがあるそうです。
普段何気なく使っている名字ですが、地形や暮らし、昔の言葉、さらには縁起への願いまで込められています。
名字をたどっていくと、日本各地の歴史や人々の生活まで見えてくるのが面白いところです。
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