<見返りクレクレ義母>意外な人物が、義母に思わぬ発言!?「ちょっと頼りすぎだよ」【第5話まんが】 | ママスタセレクト
前回からの続き。私はマキ(31歳)。夫スグル(32歳)と生後6か月の娘アオイの3人家族です。夫の両親の家の2階に住んでいて、生活は完全に分離という形で同居しています。同居生活は初めは上手くいっていたのですが、しばらくしてほころびが生じはじめます。義兄一家が遊びにきたときに、私は1階へ呼ばれ、こき使われるのです。納得いきませんでしたが、産後お世話になった手前、断ることもできず受け入れてきたのです。ある日、とうとう我慢の限界に達し、夫から義母に話をしてもらいました。しかし義母はいまいちこちらの訴えを理解していない様子。これまで以上にはっきり言うしかないと、私は覚悟を決めました。
私は改めて義母へ感謝の気持ちを伝えました。義母のサポートがあったからこそ産後の大変な時期を乗りこえられたことは事実です。
「お手伝いさん? そんなつもりはないわよ」
気兼ねなくお願いをしている、本当の娘のように思っている。義母の言葉に驚きました。こまごまとした用事や雑用を頼まれている今の状況とはあまりに違う認識です。
そこへ、私と同じように感じている人が……。
「他の息子嫁さんはくつろげるのに、マキちゃんだけ働くのは不公平だろう」
「不満に思うのも当然だよ」
普段あまりしゃべらない義父が口を開いたのでびっくりです。夫も義母も驚いているようです。
「助け合いは見返りを求めるものじゃないだろう」
「こんなにマキを疲れさせるなら、同居解消も考えるよ」
義父からの指摘に加え、夫も釘を刺してくれて、義母もようやく状況が飲み込めた様子です。
「マキちゃんごめんなさい……みんなで仲良くしたくて。私舞い上がっていたんだわ」
状況を理解した義母はガクッと肩を落としました。こぼした本音に、「悪いひとじゃないんだよな」と私は改めて感じました。
義兄一家が遊びに来ると、私を使っておもてなしをしようとする義母。私と夫で話をしても、義母にはあまり響かない模様でした。家族団らんの場にいられて私も楽しいはずだと、とんちんかんなことを言われて、耐えかねて私が黙ったところへ、義父が思わぬフォローをしてくれました。普段口数の少ない義父が私の意見は正しいと言ってくれたおかげで義母が状況を理解してくれました。けれど、恩も感じている義母を私は責めたかったのでしょうか? 私は原因が義母だけにあるとは思えないのです。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・魚師 編集・塚田萌