<義母の暴走?>親戚付き合いの意味。結婚式が「キッカケ」になればいい【後編まんが:義母の気持ち】 | ママスタセレクト
前回からの続き。私は60代の主婦です。少し前に次男のミノル(29歳)がハルカさん(27歳)と入籍しました。次男夫婦は2ヶ月後に挙式と披露宴を控えていて、現在準備中です。しかも同時期に、長男(サトル、31歳)の結婚も決まり、次男の結婚式の1ヶ月前に結納をすることになったのです。めでたいことが続いて浮かれた私は、次男夫婦の許可なく、長男の婚約者(28歳、ユリ)を結婚式に招待しました。すると、次男夫婦が少し難色を示してきたのです。
なんと長男も結婚を決めたのです。結納は、次男の結婚式の1ヶ月前に決まりました。次男の結婚式に長男の結納と、なにかと大変だけれどうれしい悲鳴です。
結納の少し前、ユリさんとユリさんのご両親と顔合わせをしたときに、ミノルの結婚式の話になりました。
私から「ユリさんもミノルたちの結婚式に出席しませんか?」と、言って結婚式に呼びました。はじめは戸惑っていたユリさんですが、後日改めて「ぜひ参列させてください」とお返事があり、結婚式への参列が決まりました。すると……。
どうやらユリさんを呼ぶことに、ミノルとハルカさんは後ろ向きな様子。私はミノルに「こちらから招待したのに、やっぱり来ないでとは言えないでしょ」と、強めに言っておきました。
ミノルは「そっか。会ったこともないし。呼ばなくてもいいかと思ったんだけど」と消極的な意見です。私は「ユリさんには親族写真にも入ってもらうからね」と念を押しました。
私が勝手に決めてしまったこととはいえ、ユリさんを結婚式に呼ぶことはミノルとハルカさんは後ろ向きなのだと思い知りました。私は夫に「ユリさんをミノルの式に呼んだのってまずかった?」と、聞きました。
夫は「俺なんて親父の上司が来たぞ」と話します。私も「私は近所の人までいたわよ。結婚式なんてたくさんの人に祝福されてこそよね」と、夫に言いました。
当日、結婚式も披露宴も和やかな様子で滞りなく行われ、また素晴らしい式でした。
結婚式に出席したお互いの親族は、次男夫婦にとってほとんど初対面の人ばかりでした。しかしたとえ1度でも会ったことがあるという事実は、その先の付き合いで重要な意味をもつこともあると思います。それに「結婚式に呼んでもらえた」という前向きな気持ちはずっと残るものです。長男夫婦と次男夫婦、そしてそれぞれのご家族とムリに仲良くする必要はないと思いますが、付かず離れず、トラブルのない関係を続けられたらと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・チル 編集・横内みか