<様子見でいいの?>忘れ物が多いわが子に悩む。失敗から学んでもらいたいけれどデメリットもある!? | ママスタセレクト
子どもの物忘れは、親がどの程度関与すべきかという点と同様に憂慮すべき問題です。 できれば出産できますが、そうなるとお母さんはさらに不安になるかもしれません。 なぜなら、いつも他人を助けていると、他人が自分を助けてくれるのが当然だと思ってしまうかもしれないからです。 今回は、忘れ物が多い息子さんをどうしたらよいかお悩みのお母さんからメッセージをいただきました。
「小学3年生の娘はいつも忘れ物をします。 平均すると月に1回くらいです。 体操着や水筒、傘など、シーンに応じて内容が異なります。 家にいるので渡すこともありますが、忘れたら困るので気づかないふりをしたほうがいいでしょうか? 子供が何かを忘れた場合はどうすればよいですか?
子どもの忘れ物が心配な投稿者。 心配のあまり、「息子に何か問題があるのではないか?」と疑い始めるほどです。 あまり心配しすぎる必要はありませんが、心配する気持ちは分かります。 ただし、多少の忘れ物は許容範囲かと思いますが、必ずしもそうとは限りません。 忘れ物をしないようにするために何かできることはありますか?
わざわざ失敗体験を積む必要があるのではないでしょうか?
「そんなに忘れ物が多いということは、学校生活でたくさんの失敗をしたのでしょうね。」 それなら、親は思い切って失敗を経験すべきではないでしょうか? 「親は、子どもたちの自尊心が低下しないように、できる限りのことをして子どもたちを見守るべきだと思います。」
親は子どもを「失敗して学ぶ」ことを優先しがちです。 もちろん、失敗を経験することで学べることもあります。 「次は失敗しないようにもっと頑張ろう」という考え方が身についたり、失敗しないためにはどうすればいいのかという論理的な思考が身についたりするなど、得られるものはさまざまです。 しかし、子どもによっては、そのたびに打ちのめされ、心が傷つくこともあります。 そう考えると、まずは親が子どもの自尊心を落とさないようにサポートし、励ますことが大切かもしれません。
忘れ物をしないようにするための努力について考えてみましょう。
私の息子はいつも物忘れをします。 大切なことから些細なことまで。 母親である私には理解できない失敗もたくさんあったと思います。 私は、人々が落ち込んで、何かができないことで自分を責めているのを見たことは一度や二度ではありません。 私が息子にどのようなサポートをしたかを紹介したいと思います。
忘れ物をすることを諦めましょう。
大前提として、大人でも子供でも、どんなに行儀が良くても忘れることがあるということを心に留めておいてください。 不注意は誰にでも起こり得ることです。 自分にはどうしようもないことを受け入れることも大切です。 やるべきことは忘れ物を減らすことだと理解して、良い意味で諦めましょう! ちなみに、私も息子に忘れ物をさせないように色々と試行錯誤しましたが、うまくできても忘れてしまうこともありました。 理想的には、「みんな忘れるものだよ!」と笑って言えるのが理想です。
親ができるサポートは「確認する」ことだけです。
私がしていたのは確認を求めることでした。 明日は何を持って行けばいいですか? いつ作品を提出すればよいですか? 子どもたちに忘れ物がないか確認するために勝手にランドセルを開けてもらったりもしました。 いつも私のランドセルを勝手に開けてプリントをチェックしていました。 正直、毎日忘れ物をする子にはこんなことをしています(笑)。
就寝前に玄関に置いておけるものを設置します。
体操服やお習字道具などの荷物を一晩玄関に置いておくことにしました。 朝の時間を無駄にする必要がなければ、もっと楽だったでしょう。 息子が玄関に飾り始めたとき、その成長にとても感動しました。
ただ言うだけでなく、正しく持っているかどうかを目で確認してください。
持参品は必ず目視で確認してください。 水筒や傘も同様です。 できればハンカチやティッシュをチェックしている姿が見えると安心です。 息子は今でも玄関の隙間を手で触り、「入ってる」と指をさして確認します。
サポートを受けながら成功体験を積む
もうお気づきかと思いますが、忘れないようにするには、常に確認するだけで十分です。 ただ、確認するのが結構面倒で、よく確認を忘れてしまいます(笑)。 親としては「どれくらいの時間で確認すればいいの?」と心配になるかもしれませんが、正直「確認したほうが早い」と諦めたほうが楽です。忘れてません。「何もありません。」
忘れ物で勉強できなくなったら、親がサポートしてあげたほうが損をするより絶対良いと思います。 別のことを頑張ってもらうのもいいかもしれません。 忘れ物を完全になくすことは不可能かもしれませんが、忘れ物を減らすために実行できるいくつかの手順があります。 子どもと話し合って次に何をするかを考えることが忘れ物の数を減らすための一歩です。 諦めず、あきらめず、お子さんを応援し続けてください。
文:桜宮よう 編集:荻野美紀子 イラスト:ぽんこ