<慰謝料500万よこせ!>頼もしい息子の言葉で吹っ切れた「慰謝料を払うのはアナタ」【後編まんが】 | ママスタセレクト
前回からの続き。私はミワ。夫のケンゴと、中学2年生の息子ナオユキと一緒に暮らしています。ケンゴからはここ2~3年ほど暴言を吐かれるようになり、ついに「もう離婚だ」「慰謝料として500万よこせ」というメッセージを送られます。ケンゴが不倫していることに気づき、冷静に証拠を集めていった私。息子のため簡単には離婚できないと思っていましたが、「ナオユキもおまえが連れて行け」と言われて目が覚めます。私は水面下で離婚に向けて計画をすすめることにしました。
ナオユキと話し合いをした翌日、私はすぐ弁護士さんに相談。その足で不動産屋さんに行き、実家の親に保証人を頼んで2週間後にはアパートを契約します。そしてひそかに準備をすすめ、ケンゴの留守の間に私たちは一気に引っ越しをしました。
しばらくして離婚は成立。ケンゴからはときおり連絡が来ることもあります。以前とはうってかわってしおらしい様子で、「悪かった」「謝りたい」「慰謝料を減額してほしい」といった内容です。「ナオユキと会わせてくれ」と懇願されることもありましたが……。
ずっと私が守っていると思っていた息子のナオユキ。話をすると驚くほどサラリと離婚に賛成してくれ、「学区内ならば引っ越ししても大丈夫」という言葉まで飛び出してきたのです。いつの間にかすっかり頼もしく成長していて、今回は私が助けられてしまいました。
ひょっとしたら私が黙って耐えている姿は、かえってストレスを与えてしまっていたのかもしれません。これからはいっそう頑張り、ナオユキと2人で助け合いながら楽しく生活できたらいいなと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ももいろななえ 編集・井伊テレ子