<子のケガに「よっしゃ」?>モメたくないけど、つい陰口言っちゃった「今回だけ!」【第2話まんが】 | ママスタセレクト
前回からの続き。私はナツミ。小5の息子シュンは、地域のサッカークラブに所属しています。次の公式戦に出る予定だったのですが、足を怪我してしまいました。親子で落ち込む日々を過ごすなか、同じクラブ所属・ケイくんのお父さんが怪我のことを知り「よっしゃ!」とガッツポーズをしてきました。自分の息子が公式戦に出られるかもしれないと喜ぶ気持ちはわかりますが、怪我をして出られなくなった子の親の前で喜ぶ気が知れません。腹立たしい気持ちでいっぱいです。
帰宅して夕食をすませて、夜みんなが寝静まった後。私はケイくんのお父さんに言われたことでモヤモヤし続けていました。シュンとケイくんのポジションは同じです。他にもうまい子がたくさんいて、レギュラー争いの熾烈なポジションです。ライバルが減って嬉しいという気持ちはわからなくもありません。(でも……普通、思ってても言わないよね!? しかも目の前で!)どうにかして謝ってもらいたい。でもモメたいわけではなく……。
共感してもらえた嬉しさからちょっと涙で目が滲んでしまいました。こうして私はママ友に話を聞いてもらったことで、あの日の溜飲を少しだけ下げられたのでした。……しかし、これはいわゆる陰口。普段の私だったら、トラブル回避のために保護者の陰口は決して言いません。罪悪感もありますが……。(でも、今回だけは話が別だよね。あんな失礼なことを言われたんだから……)そう自分に言い訳をしたのです。
このモヤモヤをケイくんのお父さんに直接ぶつける勇気はないけれど、ママ友と共有してガス抜きするくらいなら許されてもいいと私は思っていました。だって息子の怪我を喜ばれたのですから……それくらいしてもバチは当たらないハズ。しかしこの話は思いのほか広まってしまったようです。思い出すだけで腹立たしく、モヤモヤは晴れません。しかし陰口を広めるつもりはなかったのです……。その後、話の広まり具合を知った私は、今回の軽率な愚痴を反省したのでした。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・んぎまむ