<お兄ちゃん、ズルい!>プレゼントの数が違う!大人の都合に巻き込まれ、兄弟で格差?【中編まんが】 | ママスタセレクト
前回からの続き。私(サエ)は、元夫ジュンヤの度重なる浮気により離婚しました。2才だったエイトを引き取り、シングルマザーとして育ててきました。その後、仕事の関係でヒロと出会い、再婚しました。私がバツイチなのもエイトがいることも、ヒロはすべて受け入れてくれました。再婚した翌年には、次男のアオトが生まれました。エイトは元夫と定期的に面会し、元夫側の家族からもイベントのたびエイトにたくさんの贈り物が届きます。たくさんの人たちに成長を見守ってもらえて、エイトは幸せ者だなと感謝するのでした。
エイトとのプレゼントの数の違いを見て、アオトは不満そうに聞いてきました。自分にはいないもう一人の「お父さん」。エイトばかりがたくさん貰えるプレゼント。アオトはどうしても納得できず大泣きしてしまいました。
私は子どもたちに平等に愛情を注いできたつもりでした。一方で、エイトは可哀相だからと、再婚後もプレゼントを贈ってくれる元義家族の存在を「そのまま」にしておきました。それが兄弟の関係を悪くしてしまったのです。
完全に私の考えが甘かった結果です。離婚していても、エイトには元義家族との関係を断って欲しくないと思っていました。元義家族も変わらずエイトの成長をお祝いしてくれるので、すっかりその厚意に甘えていたのです。
しかしそれがアオトを傷つけることになってしまうとは考えていませんでした。だからといって、エイトが受け取るべき「愛情」のカタチを断るのは違うと思っています。
けれどそれを受け取ることで、アオトが差を感じて悲しい気持ちになってしまう。
親として、私は一体どうするのが一番いいのでしょうか……。
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・elokuu