高市早苗元経済安全保障大臣が石破茂首相とともに初めて官邸を訪問し、違法アルバイト対策の緊急提言を手渡したことが話題となった。
しかし、この報道でテレビ朝日が高市議員を「敗者」と表現したことは、ソーシャルメディアを中心に批判を呼んでいる。
「敗者」という表現が引き起こす反発
テレビ朝日は2023年9月の自民党総裁選で石破首相に僅差で敗れた高市議員を「敗者」と表現した。
これに対し、ネット上では「それは事実だが、わざわざ『敗者』という表現を使う必要があるのか」という疑問の声が多く上がっている。
「大変失礼で不適切な表現です。」
「僅差で敗れたとはいえ、重責を担ってきた議員への敬意が欠けている」。
「報道機関として公平性に欠ける」
こうした批判は相次ぎ、一部では「氏は陰謀論的アプローチをとっている」との見方も出始めている。高市氏は意図的にイメージを傷つけようとしているのかもしれない」
高市参事官が石破首相に闇バイト対策について提言
高市議員は今回の訪問で、違法アルバイト対策として「身分偽装捜査」(警察官が身分を隠して捜査する手法)の導入などを盛り込んだ提言を石破首相に提出した。
この提案は現行法の改正を必要とせず、早期に実現できることから注目を集めている。
高市議員も石破首相の国会答弁について「すべての質問に真摯に自分の言葉で答えている」と評価した。
少数与党としての議会運営の難しさを認識しつつ、補正予算案成立に向けた協力を呼び掛けた。
表現の適切性を重視した議論
高市議員が掲げる違法バイト対策の具体策や石破首相の評価は一定の注目を集めているが、ネット上では「敗者」という表現に議論が集中している。
「選挙で負けた人を『敗者』と呼ぶのは間違いではないが、失礼だ」
「高市氏の提言や行動の重要性をもっと報道すべきではないか」。
一方で、擁護側からは「僅差で負けた事実だけを伝えればいいのではないか」という声もある。
報道の在り方が問われる中、
この事件は、報道機関の言葉の選び方が視聴者に与える印象を大きく左右することを改めて浮き彫りにした。 「敗者」という表現が正確なつもりであっても、対象者への敬意を欠いていると受け取られれば、報道の信頼性に影響を及ぼす可能性があります。
高市議員の政策提案や石破政権への協力姿勢に焦点を当てるべきとの意見も多く、今回の批判は報道のあり方を考えるきっかけになりそうだ。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・わはは!良かった良かった!これくらい明らかだとわかりやすいですね。
・これも「あさひる」の定義に含まれます。
・石破氏は衆院選敗北の原因を作った敗者ではないのか?
・国民は高市氏を選んだのです。
・出来るだけ早く…
・敗者?石破氏を選んだ自民党のことを言ってるの?
・退職願ですか?