終末のワルキューレ87話ネタバレ: 沖田総司VSスサノオ
終末のワルキューレ87話ネタバレ: 沖田総司VSスサノオ | 前回はスサノヲが舞台を幕末の京を選んだ理由が剣鬼ひしめく幕末の時代に憧れていたからだと明らかになりましたが、その時代を代表する沖田との対決に心躍っている様子が描かれましたが…
終末のワルキューレ86話まとめ
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終末のワルキューレ87話ネタバレ
神速の小兵舞う
前回、幕末の時代に憧れているというスサノヲは、それを証明する知識を色々と披露して沖田を拍子抜けさせ、二人はこれから死合うというような雰囲気には見えなかったわけですが、ゴングがなるとやはり切り替わりました!
沖田はいきなり殺意溢れる表情に変わり、その瞳が紅く変色しているようです。
神々は沖田の目が紅くなっている事について、何だか恐ろしいなと沖田から放たれている殺意に戦慄をおぼえているようですが、それに対して新撰組のメンバーはその紅い眼を見て、最初から全力でいくようだと話しており、病に侵されていない沖田の全力を見るのは久しぶりだと沖田の活躍を楽しみにしているようです。
しかし、人類側の観客の中…西洋の人々は沖田総司という男の存在を知らないようで、あんな小さいのが最強の人斬りなんて本当なのかと少し心配そうな雰囲気…
それを耳にした近藤は笑みを浮かべながら、お前が幕末最強の人斬りと恐れられた理由を見せつけてやれと心中でエールを送る…!
実際、西洋の人々からすれば、彼に対する知識がなければ沖田のような小兵は子供にしか見えないのは無理もない事であり、スサノヲに勝てる可能性があるとは思えないでしょう…
人類側闘士に選ばれているという事実だけしか、彼らが沖田を評価する材料はないわけですし…
しかし、そんな不安も沖田が一度動いて見せれば、期待と信頼に変わるはず!
沖田は前傾姿勢を取り、剣先をスサノヲに向けて地面を蹴ると、凄まじい瞬発力で真正面から一気に間合いを詰めていきます!
アレスはそれを見て神を舐めすぎだだとコメントしていますが、その直後、沖田の姿が消える!
次の瞬間には沖田はスサノヲの左側に現れ、鋭い一振りを見せますが、スサノヲはこれを回避!
しかし、その時にはすでに空中に飛び上がり上段からスサノヲに刀を振り下ろしていた!
スサノヲはこれは避けられず、をまだ布で封印状態の愛刀で防ぎますが、沖田はそのまま鍔迫り合いの形に持ち込む!
スサノヲは抜く暇さえ与えてくれない想像を遥かに上回る速さだと舌を巻きます!
スサノヲは膂力で沖田を弾くと沖田の顎を狙って蹴りを繰り出します!
沖田はそれをジャンプして避けると、そのままスサノヲの脚に乗っかる形で踏み下ろし、体勢を崩したスサノヲの脚に乗ったまま、その頭上に刀を振り下ろす!
スサノヲはそれをまた愛刀で防いで見せ、さすがは実戦最強の天然理心流だと賛辞を口にしながら、沖田を吹き飛ばす!
沖田は近くの二階建ての町屋の屋根に着地し、スサノヲに楽しいですねと言葉を返すと、屋根から降り、また、屋根に乗るというようや立体的かつ曲線的な動きでスサノヲを翻弄しながら間合いをつめると、再び斬りかかる!
スサノヲはそれをかわし、反撃しようとしますが、沖田はその時にはすでに動いており、再び曲線的な動きで翻弄し、斬りかかる!
スサノヲはさっきの沖田の言葉に応えるように楽しいねと笑っています。
アレスは沖田のスピードに圧倒され驚愕しているようですが、ヘルメスはスピードだけでなく、その一振り一振りには敵を両断するに足る威力が乗っていると補足しています。
ゼウスも凄まじい殺戮本能だと沖田の実力を認めたようですが、それを一番実感しているはずのスサノヲはこれが沖田総司の実力かと沖田と死合える事に更にに高揚しているようです!
期待していた相手が期待以上だと分かったわけですから、それは憧れていた何かを手に入れてみると想像以上にいいものだったといううのと同じですなら、喜びは倍増して当たり前ですよね!
沖田はそんな事は意に介さないという感じで、まだまだ攻撃を続ける!
鬼斬天叢雲
鬼子・沖田総司が極限の高揚状態に達した時に発現する紅き眼…
その紅く燃える瞳は急激な生命燃焼の証であるようです!
その心臓が通常の3倍の血液を送り出す事により全身の筋肉細胞が覚醒し、超人的な身体的能力を発揮する事を実現する!
通常の3倍で赤いというのはあの人を思い出しますし、血流の加速により身体能力アップするのはあの人を連想させますが、いわば沖田は鬼子状態というような強化形態を発動中というところなんでしょう…
スサノヲはその沖田総司の一振りを後方に飛んで回避しますが、沖田はすでにスサノヲの懐に飛び込んでおり、そこからついに必殺技を繰り出す!
天然理心流奥義・三段突き!!
絶対必中というタイミングで繰り出されたそれを、スサノヲはギリギリ愛刀で防ぎ、沖田はそれに驚きを隠せない!
新撰組も沖田の三段突きを初見で防ぎきるとは…と驚いていますが1番驚いているのはスサノヲ自身…
話に聞いた神速の三段突きの速さと威力には舌を巻くしかないという感じですが、愛刀はかなりのダメージを受けたようです。
アレスは攻撃を止めはしたが刀から嫌な音がしたと焦っていますがヘルメスは確かに壊れたが、それは鞘だけであり刀身は無事だという…
ついにスサノヲの神器、天界最高の神気の一つ、天叢雲剣の刀身が露になり、神々はなんと美しい剣だと見惚れています。
しかし、その刀身を見た人類側の日本人達は日本の歴史に伝えられているものと全然違うと戸惑っています。
直剣であるはずの天叢雲剣が何故か日本刀の形状になっている…
その理由は、神々と人類の合作によって鍛え直し生まれ変わった別物だからという事であるようですよ!
人類の刀匠、童子切安綱の伯耆安綱、三日月宗近の三条宗近、鬼丸国綱の粟田口国綱…
鍛冶の神である金屋子神々とヘパイストス…
彼らが天叢雲剣を溶かし、再び打ち直したものが、今スサノヲの愛刀となっているようです!
スサノヲは折角の晴れ姿だけにもう少し色気のあるお披露目をしたかったが…と溜息をつきますが沖田総司もその刀に見惚れ、その刀とてもいい刀ですねと褒めてしまいます。
沖田の殺意を上回るくらいに美しい刀なんでしょうね!
スサノヲはいいだろういいだろうとはしゃぎ、これぞ古今東西天上天下で最上の大業物…鬼斬天叢雲だと、その名を明かします!
まさに、鬼子を斬るのに相応しい刀だと、スサノヲはようやく本気になったような引き締まった表情に変化しています!
沖田もそれを感じ、さらに高揚しているようですが、剣術の生みの親スサノヲの剣とは…?
神羅八百万
宮本武蔵と佐々木小次郎も鬼斬天叢雲に見せられているようですが神器を更に強化するという発想は彼が剣に対して異常な拘りを持つ変わり者だという事を現していると言えるようです。
スサノヲがそれを欲したという事は、もしかしたら彼の剣技に対して天叢雲剣は役不足だったのかも知れないですね…
スサノヲは鬼斬天叢雲に恥じない闘いをしないといけないと感じているようですから、おそらく天叢雲剣では役不足になり、それを強化したが、今度は自分の剣技が及ばぬ刀となってしまい、おそらくは釣り合う力を身につける為に努力を続けてきたのではないかと思います。
その実力を今、初めて見せる事になるわけですが、スサノヲが刀を持ち構えてみせると、それは何の変哲もない正眼の構え…!
一般の人々が見れば入部したての剣道部員でもできる…いや竹刀すら握った事がない素人でも見よう見まねでできてしまうなような普通の構えにしか見えない普通の構え…
しかし、人類側の世界各地の剣豪らしき人々は口々に、何の構えだと自分達流に解釈し始めます。
一般人には誰でもできる構えにしか見えず、混乱していますが、その構えが単なる何の変哲もない正眼の構えではないと証明したのは現在の相手である鬼子・沖田総司の戦慄の表情…!
また、幕末や戦国の剣豪達も同様に戦慄をおぼえるその構え…
佐々木小次郎は剣の極みに達した者にだけにしか見えないだろうが、あの構えには全てがあると興奮しています。
何の変哲もない正眼の向こう側にあるのは、どこからでも攻撃可能また防御可能て見える、スサノヲが何人にも見えるような完全な構え…!
この構えで全て事足りる…
この構えの名は神羅八百万というみたいですが、およそ全ての剣技の要素を備えるようなものなんでしょう…
沖田もどう攻めればいいのか、どう回避や防御すればいいのかと戸惑うくらいみたいですが、スサノヲが到達した究極の構えを人間が崩す事は可能なんでしょうか?
沖田も何か奥の手はあるでしょうが、まずは構えを崩さないと話にならないという展開になりましたね…!