パリ五輪が開幕中。療養中のフジテレビの渡辺渚アナウンサー（２７）が５日、ＮＨＫの男子バレーボール日本対イタリア戦の生中継に登場し、波紋を呼んでいる。
渡辺は昨年7月から体調不良のため休業しており、昨年10月にはインスタグラムで「この4ヶ月で、たくさんのものを失いました。食べられなくなった。まともに歩けなくなった。指がうまく動かなくなった。大切にしていた仕事がなくなった。目標がなくなった。できなくなることが多すぎてキリがない。大切なものが手のひらからこぼれ落ちていく」と病名は明かさなかったが、苦しい状態を訴えていた。
最近は体調も良くなったようで、外出や料理の様子などを投稿している。7月13日には「自分の生きたい人生を諦めないこと。自分の気持ちに素直になること。自然と感謝の気持ちを伝えること。いついなくなるかわからない！この3つはシンプルだけど意外と難しいことなので、これからも大切にしていきたいです！」と綴った。
渡辺選手は今年1月、第76回全国高等学校バレーボール選手権大会を観戦したことをインスタグラムで報告し、バレーボール好きを公言していた。8月5日にNHKで放送された男子バレーボール大会の中継では、ゴールを祝って拍手をしたり、着ていたTシャツをカメラに見せたりする渡辺選手によく似た人物が画面に頻繁に映し出された。
ネットニュースでは、元気そうな姿に喜びの声が上がる一方、本人から説明がなかったため、療養中にパリを訪問したことに戸惑う声も上がった。
（わずかに）
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