7月スタートのTBSドラマ「トリリオンゲーム」は、原作・稲垣理一郎さん×作画・池上遼一さんによる漫画が原作となっています。
今回はそんな「トリリオンゲーム」の原作のネタバレあらすじについて、詳しくご紹介していきたいと思います!
「トリリオンゲーム」について…
- 原作は完結してる?
- 原作のネタバレ・あらすじが知りたい!
- 原作の最終回結末はハル死亡ってホント?
- ドラマ最終回までのネタバレ・あらすじ
ドラマ「トリリオンゲーム」を楽しむにあたり、知っておきたい情報をまとめましたよ♪
ドラマ放送後は各話毎にネタバレ情報を追記していきますね。
▼▼▼
原作漫画を無料で読むならコチラ
今なら期間限定で「トリリオンゲーム」が2巻まで無料中!
最終巻までお得に見たいならeBookJapanがおすすめ!
- 2巻まで無料
- 2巻以降は208円の最安値
\70%オフクーポンでめちゃ安!/
漫画以外にも、国内ドラマや映画、海外ドラマ・アニメまで家族みんなでいろんな作品を楽しみたいならU-NEXTもおすすめです!
- 初回登録で600円分ポイントゲット
- ポイントを使って1巻93円と激安で読める
- ドラマ「トリリオンゲーム」も見放題
\31日間無料トライアル中/
▲期間内に解約すれば料金はかかりません▲
その他のサービスでも
「トリリオンゲーム」が
2巻まで無料中!
その他「トリリオンゲーム」原作配信中のサービス比較はこちら
サービス | 特徴 |
---|---|
U-NEXT 無料で読む |
無料お試し登録で600円分ポイントがもらえる(1ポイント=1円) 最大40%ポイント還元 2巻まで無料 |
Amebaマンガ 無料で読む |
無料登録ですぐに100冊まで40%オフになるクーポンがもらえる 1巻まで無料 |
eBookJapan 無料で読む |
初回ログインで6回まで使える70%オフクーポンがもらえる 2巻まで無料 |
まんが王国 無料で読む |
常時最大50%ポイント還元 新規無料会員登録後、初めてポイント購入すると最大18,000ポイント還元(1ポイント=1円) 2巻まで無料 |
※7月15日時点の情報です。最新の配信状況は各公式ページにてご確認ください。
【トリリオンゲーム】原作は完結してる?
トリリオンゲームは現在、ビッグコミックスペリオールで連載中です!
- 原作・稲垣理一郎さん、作画・池上遼一さんによる青年漫画。
- 『マンガ大賞2022年』では第6位に選ばれた、人気漫画です!
【トリリオンゲーム】原作漫画の登場人物ネタバレ
「『トリリオンゲーム』がTVドラマになることが決まりました。ずっと本当かな?と思っていたのですが間違いないようです(笑)私も楽しみにしています」池上遼一 pic.twitter.com/bGdE0SJdnn
— トリリオンゲーム@池上遼一【公式】最新6集発売中!! (@Ikegami_Ryoichi) March 24, 2023
主人公のハルとガクをはじめ、ふたりを取り巻く主要キャラクターたちをご紹介していきます。
現段階でわかっている配役
- ハル役:目黒蓮さん
- ガク役:佐野勇斗さん
ドラマ化にあたり、今後のキャスト発表も楽しみですね!
詳しく紹介しています!>>「トリリオンゲーム」ドラマのキャスト相関図
キャスト:目黒蓮さん
- 「トリリオンゲーム」の主人公。
- 容姿端麗、頭脳明晰の陽キャ。
- 自称「世界一のワガママ男」
- コミュニケーション能力に長けていて、周囲にいる人達を振り回す。
- 口が達者でハッタリばかりだけど、実力も兼ね備えている。
- ガクと起業し、1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、世の中のすべてを手に入れることを目標にしている。
キャスト:佐野勇斗さん
- もう一人の主人公。
- ハルとは正反対でコミュ障の陰キャ。
- 子供の頃からパソコンおたくで、プログラミングやIT知識が高い。
- 就職活動に失敗したものの、中学時代の同級生だったハルと会社を立ち上げることになる。
- ツッコミ役。
- ハルに振り回されている。
- 日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の社長令嬢。
- 超お金持ち。
- 若いながらドラゴンバンクの取締役も務めているが、コネ採用だと思われている。
- ハルとガクを評価し、ビジネスライバルでありながら1億円の出資を申し出る。
- 性格は真面目で正直。
- 「トリリオンゲーム」に最初に採用された女子大生。
- 就活に失敗するもののハルとガクに見込まれ、インターンにも関わらず「社長」として採用される。
- ハルとガクのサポート役。
- 「トリリオンゲーム」に最初に投資したおじさん。
- 見た目が派手。
- 元・大手芸能事務所「ゴッド・プロモーション(ゴップロ)」のプロデューサー。
- 女子高生。
- 祁答院の秘書としてアルバイトしている。
- 「トリリオンゲーム」が成功した後の未来ではガクの秘書を務めている。
- 元ゲーム制作会社の若社長。
- トリリオンゲームのソーシャルゲーム開発事業でプロジェクトリーダーを務める。
【トリリオンゲーム】原作最新話までのネタバレとあらすじ
『トリリオンゲーム』最新50話掲載のスペリオール
7号本日発売!!
正義か仲間か、あかりの選択は・・・!?「早いもので50回。いつも応援ありがとうございます。ユニークなプレゼント企画もありますので(笑)、よろしければ楽しんで参加してください」
池上遼一 pic.twitter.com/S8YqicW143— トリリオンゲーム@池上遼一【公式】最新6集発売中!! (@Ikegami_Ryoichi) March 10, 2023
「トリリオンゲーム」最新巻(6巻)までの原作ネタバレ・あらすじをご紹介します!
「トリリオンゲーム」は、世界一のワガママ男・ハルと、真面目で小心者のガクが起業し、1兆ドル(トリリオンダラー)を目指すというスタートアップコミックです。
第1巻原作ネタバレあらすじ
物語はふたりの中学時代に遡り、ハルとガクの出会いを描きます。
カツアゲされそうになっていたガクを助けたことがきっかけで、ふたりは友達に。
時が経ち、就職活動に励むハルとガクはIT大手企業「ドラゴンバンク」を受けます。
ハルは持ち前のコミュニケーション能力を活かし内定を勝ち取りますが、対象的にコミュ障なガクは最終面接で落ちてしまいます。
その事を知ったハルは、『人を見る目がない会社は買い叩いてみせる』と内定を辞退し、ガクに起業を持ちかけます。
起業し、1兆ドルを手に入れ、この世のすべてを手に入れるというハルと、その計画に巻き込まれていくガク。
「世界一のワガママ男」ハルと真面目男のガクが起業し、物語のスタートとなります!
ベテラン漫画家・池上遼一さんの劇画チックな絵ですが、現代を生きる若者ハルとガクの青春ストーリーと不思議とマッチして、すらすら読み進められちゃいます!
第2巻原作ネタバレあらすじ
世界レベルのハッカーを相手にしなければならない状況でしたが、ハルの作戦により決勝戦まで進むことができました。
決勝戦ではドラゴンバンクの根回しにより敵チームに一斉攻撃されてしまったふたりですが、ハルが偽のルーターを設置したことにより攻撃に成功。
見事に優勝…!と思ったのもつかの間、ハルの不正がバレてふたりは失格となってしまいます。
ですが、そんなハルとガクの行動を気に入った投資家・祁答院が出資者として現れます。
そして、優秀な人材の獲得に動き出し、真面目なインターン生・高橋凛々を社長として就任させます!
結果的に失格となってしまいましたが、ハルの電波障害攻撃には笑いました!
そんなハルとガクに投資を申し出てくれた祁答院もめちゃくちゃ癖ツヨおじさんです!
第3巻原作ネタバレあらすじ
株式会社「トリリオンゲーム」を無事に設立したハルとガク、そして雇われ社長のインターン生・凛々。
表向きは「質問に答えるだけでAIが商品を選んでくれる」というショップですが、その実態は裏で凛々が商品を選んでいるだけの「ハッタリAIショップ」でした。
売上は上場でしたが、商品を選ぶ凛々の負担が増えてしまったため、ヨリヌキの売却へと動き出します。
ヨリヌキを売却するために訪れた花屋で「月商2000万円達成」の約束を言い渡されたハルとガク。
日本最大のフラワー市場・歌舞伎町にホストとして潜入したハルとガクは、ヨリヌキに「花やシャンパンタワーをスマホ上で試し置きできる」という新たな機能を加えます。
ですが、ドラゴンバンクにそのアイデアを奪われ、ヨリヌキは勢いを失います。
ハルとガクがホストに扮して情報収集する様、そしてトントン拍子に事が進んでいく様、見てて気持ちいいですね。
出てくる金額が大きすぎて、金銭間隔が麻痺してきそうです…!
第4巻原作ネタバレあらすじ
ゴッドプロモーションの元プロデューサーだった祁答院が、タレントの起こした事故の罪をかぶった…という事件を引き合いに大株主から株を買い漁ります。
株の51%を保有することができたトリリオンゲームは、ゴッドプロモーションを傘下に収めます。
しかし、ハルがゴッドプロモーションの株を買うためにソーシャルゲーム開発の費用20億円をすべて使ってしまったためゲーム開発は中止となる可能性が浮上。
ソーシャルゲーム開発自体がハルのついたハッタリで、最初からゲーム開発などする気がなかったのです。
今まで協力してやってきたふたり、ここに来て意見がぶつかり合うことになります。
ハルとガクが仲間割れ?してしまいますが、お互いがお互いの戦略で再起をかけてきます。
ガクの成長が見られてちょっとうれしい。
第5巻原作ネタバレあらすじ
「芸能界一のメディア帝国を爆誕させる」と目標を掲げたハル。
ゴッドプロモーションと皇興業の業務提携が報じられると、ゴッドプロモーションの株価は急上昇。
ドラゴンバンクにとっては大損害となります。
ガクたちは、元ドラゴンバンクのクリエイター・鮫島の引き抜きに成功。
しかし、トップクリエーターである蛇島を引き抜かれたドラゴンバンクが、仕返しとしてプチプチランドリリース前日に新作ゲームのリリースを被せてきます。
その結果、プチプチランドのダウンロード数は想定を下回ってしまいました。
果たして、プチプチランドはドラゴンバンクのソーシャルゲーム「ドラゴン娘ぷにぷに」の売り上げを超えることが出来るのでしょうか!?
ハルは心意気を見せるため(?)マウスウォッシュを一気飲みします。
ハッタリだけじゃなくちゃんと体も張るハルに男気を感じる!
第6巻原作ネタバレあらすじ
ソーシャルゲーム「プチプチランド」が大成功を収め、急成長したトリリオンゲーム。
半年後のある日、ハルとガクはドラゴンバンクの社長・黒龍から呼び出されます。
黒龍は、トリリオンゲームの株式を350億円で買い取ると提案してきました。
さらに黒龍はハルに対し娘・桐姫(キリカ)との結婚を勧めてきます。
ですがハルはもう結婚していると嘘を付き、婚約を断ります。
ドラゴンバンクと戦うために、メディア事業への参入を決めたハルは次に「トリリオンTV」の開業を目標にします。
しかし、黒龍の娘・桐姫が次々にテレビ局の買収を始めてしまいピンチに!
そんな中、ハルは報道業界への進出を目論みますが、それもまた金儲けのための手段のひとつに過ぎない様子です…。
結婚を勧められるも「もう結婚してます!(実際はしてない)」と返せるハルの機転の早さ、尊敬します。
億単位のお金が動きはじめて、ますます面白くなってきました!
第7巻(最新話)原作ネタバレあらすじ
ドラゴンバンク買収のための資金稼ぎとして、ネットTV事業の立ち上げに挑むトリリオンゲーム。
そんな中、ドラゴンバンクはアメリカのネットテレビ会社「D-REX社」を買収します。
桐姫(キリカ)はその日本法人「D-REXジャパン」の社長に就任し、テレビ局の株を次々に取得していきます。
報道の分野で成功を収めることで、世論を味方につけ、宣伝で顧客を取る作戦です。
D-REXとトリリオンTVの競争が続く中、ハルは桐姫を呼び出します。
桐姫はハルとの結婚生活を思い描きます…。
が、そのプロポーズは拒否。
ビジネスにおいては手を組むことで合意します。
そして、トリリオンTVとD-REXは、新チャンネル「T-REX連合」を開設します。
「T-REX連合」として動き始めたハルたちの行動がまた、黒龍の怒りを買うことに…。
ドラマもスタートして、原作の今後の展開も気になるところです!
それにしても目黒蓮さんも佐野勇斗さんも、キャラのイメージにぴったり♪
【トリリオンゲーム】原作の最終回結末は?
「『トリリオンゲーム』がこのマンガがすごい!2022オトコ編8位に選ばれたそうです。これって凄いことらしい。稲垣先生がなんだか神様に見えてきた。応援してくれた読者に感謝!
よし。さらに上を狙わねば!!
ハルの底知れぬ野望のように」池上遼一 pic.twitter.com/tHELB39SUB— トリリオンゲーム@池上遼一【公式】最新6集発売中!! (@Ikegami_Ryoichi) December 7, 2021
ドラゴンバンクの買収を目標にしているハルとガクは、果たしてその目標を叶える日は来るのでしょうか!?
驚愕のハッタリをかますハル、今後も幾度となく訪れるであろうピンチをどうやってくぐり抜けていくのかが見ものです。
現在も連載中の「トリリオンゲーム」、原作最終回の結末が楽しみです!
現在はハル死亡?
現在のハルは死亡している…?
ハルもガクも大成功を収めている「現在」ですが、ハルはガクのそばにはいないことがわかります。
SNS等では「ハルは死亡しているのか?」なんて憶測も飛んでます。
また「トリリオンゲーム」原作4巻ではガクが「ハルがいた頃は…」と過去形で話した場面もあります。
ハルが、まるで死亡してしまった!?と思わせるかのような物言いですよね。
ハルが「現在」不在の理由を考えてみました。
あくまでも憶測ですが、
- 新たな思いつきで、現在は別行動している?
- 日本国内を飛び出し、世界で活躍している?
- ドラゴンバンクと桐姫を無事手に入れたハルは、桐姫と新婚旅行中…?
トリリオンゲームを立ち上げた当初の「1兆ドル稼ぐ!」という目標を達成したので、ハルはまた新たな夢を見つけて、トリリオンゲームを土台に新たな事業に手をかけているのかもしれません。
この物語の最終回が、ハルが死亡、という結末では読者も納得いかない気がします。
個人的には「結婚して、新婚旅行で現在世界一周中♪」という展開を熱望。
ハルは結婚する?
上記で、ハルは現在新婚旅行中のためガクのそばにいないのでは?と考察したとおり、「トリリオンゲーム」ではハルの結婚説も囁かれています。
と、いうのも、黒龍に婿入りを持ちかけられていたり、最新巻ではハルが桐姫にプロポーズするシーンが描かれているためです。
そしてハルは
- ドラゴンバンクを手に入れる
- 桐姫を手に入れる
ということを目標に掲げていることも明らか。
とは言え、「手に入れる」という表現が=結婚する!という意味合いには捉えにくい…かも。
しかし、憎み合った敵同士ではなく、認めあったビジネスライバル、というイメージのハルと桐姫。
この2人が結婚する、というハッピーエンドを期待する声も多いのではないでしょうか!?
また、ドラマではハル役に目黒蓮さん、桐姫(キリカ)役に今田美桜さんという神配役♪
ドラマがスタートしてから、SNS上ではこの2人の恋愛展開を熱望する声を多数見かけましたよ!
原作は完結しておらず、ドラマ最終回の結末ネタバレもまだまだわかりません。
原作漫画は今も連載中!続きが気になる方はぜひ原作を読んでみてくださいね♩
▼▼▼
原作漫画を無料で読むならコチラ
今なら期間限定で「トリリオンゲーム」が2巻まで無料中!
最終巻までお得に見たいならeBookJapanがおすすめ!
- 2巻まで無料
- 2巻以降は208円の最安値
\70%オフクーポンでめちゃ安!/
漫画以外にも、国内ドラマや映画、海外ドラマ・アニメまで家族みんなでいろんな作品を楽しみたいならU-NEXTもおすすめです!
- 初回登録で600円分ポイントゲット
- ポイントを使って1巻93円と激安で読める
- ドラマ「トリリオンゲーム」も見放題
\31日間無料トライアル中/
▲期間内に解約すれば料金はかかりません▲
その他のサービスでも
「トリリオンゲーム」が
2巻まで無料中!
その他「トリリオンゲーム」原作配信中のサービス比較はこちら
サービス | 特徴 |
---|---|
U-NEXT 無料で読む |
無料お試し登録で600円分ポイントがもらえる(1ポイント=1円) 最大40%ポイント還元 2巻まで無料 |
Amebaマンガ 無料で読む |
無料登録ですぐに100冊まで40%オフになるクーポンがもらえる 1巻まで無料 |
eBookJapan 無料で読む |
初回ログインで6回まで使える70%オフクーポンがもらえる 2巻まで無料 |
まんが王国 無料で読む |
常時最大50%ポイント還元 新規無料会員登録後、初めてポイント購入すると最大18,000ポイント還元(1ポイント=1円) 2巻まで無料 |
※7月15日時点の情報です。最新の配信状況は各公式ページにてご確認ください。
【トリリオンゲーム】ドラマのネタバレあらすじ
この投稿をInstagramで見る
事業計画も起業資金もゼロからの二人が起業する「トリリオンゲーム」社。“何者でもない”ハルとガクが企業の成長に必要な才能を求め個性的な仲間を増やし、知恵とハッタリと確かな技術で大資本「ドラゴンバンク」からの妨害も跳ね返し前代未聞のロードマップを駆け上がっていく。
引用:TBSトリリオンゲーム
「トリリオンゲーム」のドラマ放送開始後、1話毎に毎週ネタバレあらすじ情報を更新していきます!
トリリオンゲームのキャスト相関図もまとめていますので、あわせてご覧くださいね。
第1話ネタバレ
大学生の主人公ガクは、憧れの会社であり日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の採用面接に挑みます。
知識とスキルは豊富ですが、人とコミュニケーションをとることが苦手なガクは、面接で失敗してしまい落ち込んでいました。
一方、もう一人の主人公ハルもガクと同じドラゴンバンクの採用面接に来ていました。
明るい性格とコミュニケーション能力の高さが功を奏し、面接は好感触で終えます。
面接後、会社の前で偶然2人は再会しました。
2人は中学生時代の同級生で、駐車場で不良にカツアゲされていたガクをハルが助けた事がきっかけで友達になりました。
ガクは、ハルが不良を暴行している場面が映った防犯カメラの画像を消すために会社をハッキングし、プログラミングスキルで簡単に消すことができたのです。
ガクの天才っぷりに驚くハルは当時とても興奮しました。
内定式当日
ハルは無事に採用され、内定式に出席しますが、ガクが居ないことに気づきました。
一方ガクは不採用となり、ドラゴンバンクの窓ガラス清掃の仕事を始めました。
すると仕事中のガクの前に急に現れるハル。
驚き慌てふためくガクに、ハルは内定を辞退したことを伝えます。
ハルは唐突に、高層階の窓にスプレーで今後のロードマップを描き始めました。
破天荒なハルの行動に何故か、ワクワクが止まらないガクでした。
未来のトリリオンゲーム社
場面が変わり、ガクとハルで起業した「トリリオンゲーム」が超一流企業に成長し、外国の企業と提携を結んでいる未来が映ります。
しかし、ハルの姿はなくガク一人で社長をつとめているようです。
広くて豪華な社長室に使い古した椅子があるので秘書が処分するように促しますが、ガクは頑なに拒否しました。
どうやら、この椅子には2人の思い出がつまっているようです。
起業を始める2人
ガクのアパートの部屋に椅子を持ってくるハル。
2人の会社の出資金で購入し全て使い切ったと話すハルに、ガクは驚き愕然とします。
しかし、ハルはガクの為に用意したことだと知りガクは嬉しくなるのでした。
なぜハルはトリリオンにこだわるのか尋ねると、ハルはアマゾンやマイクロソフトは1兆ドルの利益をだしているので、そんな会社を作りたいと夢を語ります。
そして、出資金を募るために投資家たちの元へ行きました。
コミュニケーション能力が高いハルは巧みな話術で投資家を取り込みますが、出資金は5000万と聞きあっさり断られています。
上手くいくわけがないと肩を落とすガクをよそに、常に前向きなハル。
多くの投資家や銀行にも出資を持ち掛けますが、実績も事業もないので惨敗してしまいます。
キリカとハルのビリヤード対決
そんな中、ドラゴンバンクの取締役キリカとの接触に成功します。
キリカ達は「自分たちを手名付けたいのだ」と確信しているハルは出資を持ち掛けますが、キリカは友人同士の起業は必ず失敗すると断言します。
そんな中、ハルは「目隠しして残りの球を全て落としたら出資する」とビリヤードの勝負をキリカに提案するのでした。
結果、驚異の集中力と運で勝負を成功させ、キリカから1億円の出資を受けます。
契約書を交わす際、キリカの持ち株比率は51%と説明され、契約は保留するハルでした。
ビリヤード対戦後、ハルとガクは大勢の人々と共にバーで打ち上げをします。
そしてひょんなことから、ドラゴンバンク主催のセキュリティチャンピオンシップが開催される事を知ります。
世界中の凄腕ハッカーが集まる大会で、絶対無理だと断るガクをよそにハルは出場を決めました。
セキュリティチャンピオンシップ予選
桐姫が1億円51%で提示、別の出資条件も急募!お問い合わせは[email protected]
という名前で大会に応募したハル。
自宅にいるガクは予選前不安になってハルに電話しますが、居酒屋で飲んでいるようですぐに切られてしまいます。
12時間以内に問題を解いてポイントを集めて戦うのですが、加点が厳しいので点数が稼げず途方に暮れてしまうのでした。
100人のハッカーとリモートで繋いでクイズを解く作戦は大成功し、12位で予選通過することが出来ました。
セキュリティチャンピオンシップファイナル
ついに決勝大会が始まりますが、会場に現れないハルに焦るガク。
ルールは、各チームごとに城があり、相手チームを攻撃したり自分の城を防御して点数を稼いでいくゲームです。
キリカが挨拶を済ませた後、ハルが祈祷師の姿で現れます。
すぐwifiに繋いで準備しようとするガクに、1分待てと制止するハル。
試合開始と共に壇上で祈祷をするハルに周囲はざわつきますが、各チームwifiが繋がらないことに気が付きます。
wifiが繋がっても速度が遅いので操作が出来ないと焦る周囲に驚くガク。
1分経とうとした時にハルが合図し、ガクは急いでwifiに繋げ勝負に挑みます。
1位発進したガクのもとにハルは戻り、実は今朝、会場に別のwifiを設置したことを明かします。
試合開始と共に起動するようにタイマーをしかけ、ガクがすぐwifiに繋がるように仕向けたのです。
しかし、誰かがハルとガクのチームの弱点をメールで各チームに送ったせいで、総攻撃されてしまい順位を一気に落としてしまいます。
なんとか防ごうと焦るガクですが、巻き返せないと絶望して諦めてしまいます。
ここで負けるかもしれないと絶望したガクに、ハルは秘策があると勇気づけます。
敵チームは全員ハルが用意したルーターを使っているということをヒントに、何かひらめいたガク。
プログラミングを全て書き換え、敵を攻撃し順位をどんどん上げていきます。
そんな2人の前に、祁答院が現れ出資の申し出をするのでした。
陽気でワガママなハルと弱気な天才オタクのガク、2人は正反対の性格ですが良いコンビネーションでした。
2人で0から起業して成りあがっていく今後のストーリーが楽しみです。
途中、未来のトリリオンゲーム社の社長がガク1人だったことが気になりました。
「僕はハルについていっただけ。」とガクが発言しており、2人で会社を大きく成長させたのに途中で失踪したのでしょうか。
セキュリティチャンピオンシップは見ていてハラハラしましたが、ハルの小細工とガクの頑張りで勝利出来て気持ち良かったです。
2人の勝利を邪魔したのはやはりドラゴンバンクだと予想します。
最後に度々登場していた祁答院が現れ出資すると申し出たので、2話ではハルとガクと祁答院がどのように絡むのか楽しみです。
余談ですが、キリカのファッションやメイクが華やかで可愛かったのでこちらも毎回注目したいと思います!
第2話ネタバレ
未来のトリリオンゲーム社が世界的大企業達とミーティングを行っています。
新たな支店をサウジアラビアに作ってチャレンジしたほうがよいと言う意見に戸惑うガク。
ハルならどう考えるのかと思いをはせるのでした。
祁答院と契約を結ぶことは出来るのか
セキュリティチャンピオンシップ後会場を後にするガクとハルに、祁答院が現れ出資を申し出ました。
祁答院に連れられ、キャバクラで乾杯するハルとガク。
ガクは、女子高生の秘書のバイト水樹を雇っている祁答院に驚きます。
祁答院は、ここは普通のキャバクラではなく、モデルや女優の卵も多く在籍しているお店だと話しました。
キャストに職業は何をしているか聞かれるハルは、IT系企業の経営をしていると答えます。
そしてガクを天才エンジニアだと紹介し、周囲を驚かせます。
キャスト達にかわいいとからかわれて嬉しそうなガク。
ハルはガクを1000人斬りの男だと紹介し、ガクは戸惑います。
祁答院が本題を話し始め、2人に3000万円の出資をすると言いました。
喜ぶガクとはよそに、ハルは持ち株率は15%にしてほしいと頼みます。
祁答院は、キリカが1億円出資の持ち株率51%つまり2億円の企業価値を維持したいのかと聞きました。
そうだと答えるハルと祁答院のにらみ合いの末、祁答院は15%がっぽり稼いでくれるなら考えても良いと答えます。
喜ぶハルとガクですが、祁答院は条件を出しました。
それは、ハルとガクのどちらかが今夜中にここのキャストを口説き落とすことでした。
無理だと肩を落とすガクですが、ハルは何か考えがあるようです。
水樹にパワハラだと言われ苦笑する祁答院ですが、女一人口説き落とせない奴らに3000万円は払えないと言うのでした。
祁答院は、酔いつぶれて寝ているガクに、ハルは何処だと聞きますが、しおりと一緒に飲んで消えたと話します。
突然の出来事に驚くガクですが、祁答院の出資を受けることにします。
暗いホテルの一室で眠るしおりの側で、ハルはシャツに袖を通していました。
少し考えたハルでしたが、キリカのメールに返信することはありませんでした。
トリリオンゲーム社誕生
祁答院の会社で、3000万円の現金を前に驚くハルとガク。
祁答院に、ベンチャー企業は目先の利益より成長スピードが重要なので3000万円を倍増させる事業を始めるように言われます。
ハルは、自信満々に最初の1か月で300万の利益を上げると宣言します。
達成できなければどうなるか尋ねるガクに、祁答院は一生奴隷にさせると言い放ちました。
将来この事業を成功させ、世界長者番付に載るくらいに稼ごうとハルは強く思うのでした。
その前にやりたいことがあると言うハルは何か企んでいるようです。
ホテルの一室で、無数の札束をバスタブに入れてまき散らすハル。
札束で無邪気に遊ぶ2人の様子が映し出されています。
この様子をTikTokに投稿しようかと提案するハルに、炎上するからやめろとガクは慌てて止めるのでした。
就活生 高橋凛々
ただいま絶賛就活中の高橋凛々。
花屋でアルバイトをしており、勤務中にお客様の花束から抜け落ちた1輪の花を届けるために走って追いかけていました。
堅物すぎると店長は彼女の行動に呆れています。
なんとかお客様を見つけて渡すことが出来た彼女の側をガクとハルは歩いていました。
早く事業を立ち上げて売り上げをあげないといけないと焦るガクをよそに、まず人材採用し採用した人物に事業を決めてもらうと話すハル。
実績のない名無しの会社に誰も応募してこないと嘆くガクに、ハルは会社の名前はトリリオンゲームだと言いました。
キリカは、2人が立ち上げたトリリオンゲーム社の採用ページを見ています。
自分の出資条件を断り、誰かと事業を立ち上げたことが気に食わないようでした。
ガクは求人ページを見て、こんな会社に応募してくるのはお金に執着している人間だけだと嘆きます。
しかしハルは、人付き合いに必勝法もマニュアルない人材採用は相手次第でいろいろな戦略を組めると言い切りました。
ボウリング場にいる水樹と祁答院。
長時間投げない祁答院に呆れる水樹をよそに、投球に集中しています。
水樹は祁答院にトリリオンゲーム社の採用ページを見せました。
こんな会社に応募したいかと鼻で笑う祁答院に、既に誘われたと答える水樹。
2人に微妙な空気が流れました。
怒った祁答院はガクの部屋兼会社に押しかけます。
出資者の秘書を引き抜こうなんて節操がなさすぎるとガクに詰め寄りました。
何も知らないガクは無実だと訴えますが、祁答院はこんなふざけた採用ページに誰も応募してこないと怒ります。
祁答院は冷静になり、応募者の多さに驚くのでした。
ガクはハルの指示で、ターゲット毎に採用ページを20種類作ったと話します。
ハルは、ハローワークなどでトリリオンゲーム社の採用ページを宣伝していました。
トリリオンゲーム社の面接開始
いよいよ面接が始まります。
会場がないので祁答院のオフィスの1室を借りましたが、1時間10万円と高額でした。
こないだまで面接される側だったガクは、面接で何を聞いたら良いかハルに相談します。
ハルは、内容は関係ない面接は合コンと同じだと答えると、ドラゴンバンクの黒龍社長の本を取り出しました。
経営者の資質がわかるクイズのページを開くと、新入社員には事業内容を決めてもらわなければならないのでこちらから出題しようと決めます。
応募者に、フリーマーケットで1000円の商品を売ろうとしていると、隣の人が同じ商品を500円で売ろうとしていました。
自分の商品を売ろうとするためにあなたはどうしますか。
この問題に、値下げする、オマケをつけるなど不正解が続きます。
得意げな正解者に、ハルは志望動機を聞き始めました。
その後、高橋凛々が入室し、大声でハキハキと話す彼女に驚く2人でした。
例の問題を彼女に出題するとしばし黙ってしまい、答えられないと言います。
何故なら、黒龍社長の本を読んだことがあるので答えを知っているからだと言いました。
ハルは知らないふりをして答えれば良いと言いますが、それでは他の方と不公平だと拒否します。
再度ハルは答えられないで良いのか聞くと、はいと答えるのでした。
全ての面接が終了した後、祁答院の秘書に採用者は問題の正解者で決まったのかと聞かれます。
会社を後にする高橋凛々をガクが呼び止めます。
驚いて振り向く彼女に、絆創膏を差し出すガク。
なれないパンプスで就活の為に歩き回っていたので、足首を擦りむいていました。
僕も同じような経験をしたと話すガクに、凛々は絆創膏を受け取りその場を去ろうとすると、もう一度呼び止めます。
凛々は嬉しさのあまり何度もお辞儀をし、就職が決まった喜びを感じています。
社長 高橋凛々
後日、予定時間ぴったりにトリリオンゲーム社に訪れる凛々。
ガクに案内され部屋に入りますが、何故アパートの一室に案内されたのかわからない様子でした。
話そうとすると、ハルから電話がかかってきます。
大学生だけど学校は大丈夫かと聞くガクに、単位はほぼ取得し卒論も書き終えているので問題はないと凛々は答えました。
会社はガクのアパートだと聞かされ驚く凛々をよそに、ハルは彼女の名刺を渡します。
ハルは凛々の仕事は社長であると伝えると、冗談ですよねと驚きが隠せないようでした。
続けて、会社のトップが女子大生だとベンチャー企業は話題になるのでこれも戦略の1つだと話します。
社長はただの肩書だから大丈夫だと話すハルに、まだ事業内容も決まってないのにと呆れるガク。
トリリオンゲーム社は事業内容も決まってない原資3000万ある会社で将来的には1兆ドル稼ぐつもりだと、ハルは笑顔で言います。
AIオンラインショップ ヨリヌキ
翌日、凛々はベンチャー企業について勉強してきたと話します。
大量の本を前に、実績のない株式会社トリリオンゲームが売れる商品は一つだけだと言います。
ガクは、自分の腕より今はAIが活躍している時代だと話します。
ハルはひらめき、ガクの腕を使ってAIを作成し、AI機能がついたオンラインショップを立ち上げようと言いました。
ガクにAIっぽいものを作らせ、中身は人間が受け答えし操作するなんちゃってAIシステムです。
ハルは、AIの定義に決まりはなし、FAKE IT TILL,YOU MAKE IT(成功するまで、成功しているフリをしろ)だと意気込むのでした。
ガクはAI作成をし、凛々とハルは会社に営業に出かけます。
凛々が営業から帰ると、ずっとパソコンに向かって徹夜で仕事をしているガクを心配しました。
身体はしんどいが楽しく仕事が出来ている、パソコンを使って働くことが夢だったとガクは話します。
ハルも営業から帰り、ガクの仕事の進捗を確認します。
ガクは、AIオンラインショップヨリヌキを作り終えていました。
自分の探したいキーワードを入力するとAIが出現し、自分にあった商品をすすめてくれるシステムです。
このAIはコンピューターではなく、実は人が直接相談にのっているカラクリがあります。
人を騙すようなことは出来ないと拒否する凛々に、ハルはバレないから大丈夫となだめます。
そんな中、上司にお花を贈りたいと相談が来ます。
その後、トリンリンの好きなタイプは?彼氏はいる?と質問が来て困ってしまいますが、実はハルが試しに送っていただけでした。
ヨリヌキが始まってから、会社でも外でも通知がくるとトリンリンで答えなければなりません。
あと3週間で売り上げ300万円達成するには目玉商品が必要だと、ハルが立ち上がりました。
キリカとの食事会
あるアイドルのライブ会場に来た3人。
ハルはでんぱ組の楽屋裏でキリカに会い、お願いがあって来たと伝えます。
キリカは、会社設立記念にお祝いしてあげると言いました。
キリカに連れられて食事に来た3人。
ハルは、キリカにドラゴン娘2をヨリヌキで売らせてくれと頼みました。
客単価を上げて更に利益を得る為だとキリカは微笑みます。
社長として決断してと凛々に迫りますが、ユーザーに特定の他の商品を売りつけることは出来ないと断ります。
学生ボランティアみたいな社長だと言われ意気消沈した凛々。
帰宅後、ハルとガクにドラゴンバンクの契約を断ったのは間違いだったと謝ります。
ハルとガクは凛々に、ユーザーの事を考えて断ったのは正解だと言います。
ガクは、そんなことはない凛々が必要であると、ヨリヌキの使用者のレビューを見せました。
そこには、トリンリンに感謝を述べているあたたかいコメントで溢れています。
ハルは、トリリオンゲーム社には凛々の誠実さと正直さが必要だと言いました。
2人は、凛々しか出来ない仕事をこれからもやっていこうと彼女を励ましました。
お酒を飲みながら作戦会議する3人。
ヨリヌキの使用者は、アクセサリーやお花などプレゼントを贈る目的が多数であることがわかりました。
特に男性はお花を贈るために、来店して相談することが恥ずかしいと言う意見をヒントに、ハルはAIとお花の相性の良さに気が付きます。
他の2人も同意し、新たな気持ちでスタートすることになりました。
月間売上300万円は達成するのか
でんぱ組のライブ会場で、見事なオタ芸を披露し熱狂しているハル。
コージィに勢いあるオタクだと褒められると、コージィさんに憧れていますと持ち上げるハル。
彼の推しメンがりあでピンクだと分かると、ライブ後にメイド喫茶でヨリヌキをすすめます。
その場で相談させると、ピンクの花束を注文させることに成功させました。
世間に広まったヨリヌキに凛々とガクは大忙しです。
ハルは元から、Minimum Viable Product(スタートアップ戦略の一つで、最初から大きなサービスを作るとお金と時間がかかるが、最速最小限で作って顧客の反応を見ること)を実行していたのではと凛々は考えるのでした。
喜ぶガクと凛々に、ハルはFAKE IT TILL,YOU MAKE ITだと言います。
未来のトリリオンゲーム社
まずは、最速最小限で現状維持をしサウジアラビア社を設立すると決めます。
周りからは本気でやるのかと問い詰められますが、ガクは2人体制で始めると言いました。
実現するまでハッタリでやると宣言します。
新たな事業へ
後日、祁答院に月間売り上げの報告に来た3人。
だが、繁盛すれば人力AIでは限界がくるのではないかと指摘されます。
早速、祁答院の知り合いの会社蜜園フラワーに営業し、無事に契約することになります。
キリカの元にも蜜園フラワーとトリリオンゲーム社が契約した事が伝わります。
凛々は、2000万達成は無謀でありフラワー市場は規模が小さい、一つ巨大な市場があるがとても危険な場所だと話します。
ハルとガクは、その危険な場所に潜入することになりました。
祁答院の出資のおかげで、ハルとガクのトリリオンゲーム社がついに誕生しましたね♪
この回で登場する高橋凛々は、馬鹿正直で応援したくなるキャラクターです。
まさか彼女が社長になるとは思ってもいませんでした!
ハルのひらめきと2人の頑張りで、AIセレクトショップヨリヌキは大成功を収めていましたね。
ヨリヌキの営業をする場面で、ハル役の目黒連さんの貴重なオタクコスプレとオタ芸が見れますよ。
週間売り上げ4万円から、残り3週間で月間売上300万円達成して驚きました!
3人のチームワークが良く、それぞれ意見を出して仕事の成果を上げていく姿に心を打たれます。
最後に満園フラワーとの契約を達成するために、ある場所に潜入していましたね。
潜入場所はホストクラブなので、第3話は水商売のお店への営業がメインのお話になりそうですね。
満園社長も癖がありそうな女社長なので、ハルたちはどのように立ち向かうのか次回も楽しみです。
第3話ネタバレ
未来のトリリオンゲーム社
ガクは、秘書の水樹と車で移動しています。
招待客の会社名や名前を暗記しようとするガクを止める水樹。
ふと新宿歌舞伎町に通りかかり、昔を懐かしむガク。
水樹に元ホストの血が騒ぐか聞かれると、すぐに否定しハルに助けてもらった事を思い出します。
ハルヤとガクヤ
きらびやかでゴージャスなホストクラブに入店するハルとガク。
ハルの源氏名はハルヤ、ガクの源氏名はガクヤです。
ノリノリなハルと対照的に、ガクはなんでこんなことになったと肩を落とします。
蜜園フラワーの契約条件
10時間前、蜜園フラワーと契約できた3人は喜んでいました。
驚く2人をよそに、ハルは承諾するのでした。
蜜園社長は、花を送るのは気持ちを贈ると言うこと、今まではお客様に直接選んで貰う事を大切にしていたが自慢のAIでその壁を超えられるか、と言われてしまいます。
会社に帰り、凛々はこの条件は到底達成出来ないと言います。
凛々が学生時代にバイトしていた花屋の年間売り上げが2000万であり、それを人力AIで達成しようとする事が無謀だと言いました。
ハルは、それならもっと単価が高い注文をいっぱい取るべきだと言いました。
しかし、フラワーギフト市場は小規模で、1番大きい市場は危険だと凛々は話しました。
中でもホストクラブの需要が高く、バースデーイベントなど年間10億円のお金が動いています。
担当ホストをナンバーワンにしたいと言う心理は、前回のオタクがアイドルを推す心理と類似しておりヨリヌキのノウハウが役に立つと言います。
そこでハルは、売れっ子ホストになってお客にお花を贈ってもらい売上を上げる作戦を考えついたのでした。
新人ホスト入店
嫌がるガクを無理やり連れていくハル。
早速ホストクラブ「TOP DANDY」に入店し、店長から説明を聞きます。
そこにナンバーワンホストのヒロトと取り巻きが現れ、ヒロトは礼儀をわきまえていれば何とかしてやると言います。
先輩ホストにヒロトのヘルプに入るように言われたハルとガク。
ガクは承諾しましたが、ハルは断ります。
ハルは酔っぱらっている女性2人に声をかけ、ハンカチを差し出しました。
違うと言う女性に、ハンカチを使ってマジックを見せます。
最後にハンカチからマジックを出し、女性客は大爆笑します。
一方、店内でヒロトの席のヘルプにつくガク。
慣れないホストのコールに戸惑っていました。
ガクは先輩ホストにシャンパン1本何円か聞くと、50万円だと教えられ驚きます。
そこで、ハルが先ほどの女性たちを連れて来店してきます。
店長から客引きするなと怒られてしまいますが、遠い親戚だととぼけました。
初めて指名客を獲得したハルを、ヒロトは少し警戒しているようでした。
蜜園社長の疑問
ヨリヌキを確認する蜜園社長。
凛々は蜜園社長とは知らず、トリンリンとして対応し、真っ黒に近い花をおススメします。
ホストとして上手く生き延びるには
ハルは指名客にヨリヌキを紹介します。
盛り上げながら、どうにかしてヨリヌキの売り上げを伸ばそうと頑張っています。
ヒロトは太客のアイミにボトルのおかわりをおねだりしていました。
またかと機嫌が悪くなるアイミに、俺はアイミがいないと生きていけないとヒロトは囁きます。
うっとりするアイミですが、ヒロトは別卓で指名が入ってしまいました。
引き留めるアイミをかわして、ケイコの席につきますが、先ほどと同様のセリフ言ってお客をなだめています。
アイミは痺れを切らし、シャンパンをもう1本注文しヒロトを呼び戻しました。
満足げなアイミを見て、ガクは何か考えているようです。
千鳥足で帰るアイミの後ろからガクが呼び止めました。
忘れ物と水を渡し、アイミに感謝されるガク。
アイミは腹が立って、ガクにペットボトルの水をかけます。
愛情は課金制、ちやほやされたいお姫様気分になりたい私の自由だ、モブが調子に乗るなと言い、アイミはガクの頭の上から水をかけました。
その姿を先輩ホストが見ていたので、ヒロトの客に手を出したとガクはつめられてしまいます。
女の子騙しているのではないかと問うガクに、ヒロトはホストは夢を売る仕事だと言います。
お客はお金を払ってホストとの恋愛ごっこを楽しんでいる、お金をかけるほど大きな夢が見れると言いました。
でも、と言うガクに蹴りを入れるホスト達。
そこでハルが登場します。
お前たちのの目的は何かと聞くヒロトに、ハルはヨリヌキを歌舞伎町に宣伝して花を売りまくると言います。
ヒロトは、自分に黙って勝手に金儲けをする奴は追放だと宣言しました。
ハルは納得いかないと訴えますが、ヒロトはこの店のルールは俺が決めると言います。
ヒロトは年間2億円売り上げる不動のナンバーワンなので、ヒロトの言うことは絶対聞かなければならないのです。
会社にて、先ほどの話を凛々に伝えます。
チキンライスをほおばりながら、売られた喧嘩は買うと言うハル。
凛々は、歌舞伎町にお花を売りに行ったのに何をしているのかと怒りました。
ハルは、負けたら歌舞伎町出入り禁止になるので負けられないと意気込みます。
ドラゴンバンクに買収される危機
蜜園フラワーにて祁答院と蜜園が話しています。
蜜園社長は、祁答院に何故トリリオンゲーム社に出資したか尋ねます。
祁答院はあいつらは道を踏み外すが、結果だけは出すので信じて欲しいと頼みます。
そこで、ドラゴンバンクのキリカが登場します。
祁答院はすぐ席を外し、キリカは蜜園社長に買収を提案します。
キリカは何もせず倒産するのかと聞くと、新規事業を検討中だと返します。
トリリオンゲームのオンラインショップに参入予定であることも把握しているキリカは、蜜園社長に良い返事を待つと言いその場を後にしました。
祁答院の会社にて、蜜園フラワーとドラゴンバンクの関係を3人は知ります。
蜜園フラワーの内情を知り、祁答院に覚悟は出来ているかと聞かれたハルは、これから出勤なんで行ってきますと早々に去ってしまいます。
水樹は、こんな時にホストをやっていていいのかとあきれていました。
ガクのひらめき
ハルは担当が塩対応で辛い、担当がお店辞めてフリーだと言う客に出会います。
運命の出会いだと絶好調なハルに、今度指名するとまで言わせました。
ガクも同席していて、ホストの担当の誕生日にはお花を贈るか聞きます。
そのお客はキャバ嬢のようで、自分のバースデーイベントに自分にも贈ると話しました。
その話をきっかけに何かひらめいたガク。
徹夜で、ヨリヌキで記念日を複数登録できるシステムを作り出しました。
歌舞伎町の人々の意見を参考に作り、夜の世界の人たちが使いやすい仕様にしたのです。
ハルもガクに負けてられないと決意します。
ホストとしてのハルの本気度
ハルはキリカに会いに行きました。
ここに来て欲しいとホストの名刺をキリカに渡します。
ハルは唐突にワンナイトの約束を覚えているかキリカに聞きます。
黙るキリカに、店で待ってると言いハルは去りました。
浴衣姿のハルは、お酒を飲みまくりお客を盛り上げます。
ガクはお客にヨリヌキ宣伝し、操作方法やクーポンの利用方法など丁寧に教えていました。
凛々はトリンリンとして、AIの中の人を頑張ります。
蜜園社長の訪問
焦る凛々は急いで部屋を片づけます。
蜜園社長は、先日ヨリヌキで黒いバラを注文したことを話します。
凛々は担当したお客だと思い出し、どうだったかと聞くと完璧だと褒められました。
すぐに帰ってしまった蜜園社長を見送り、危なかったと凛々は肝を冷やしました。
ヒロトのやさしさ
路上にて、ハルは他店の客に声をかけてしまいます。
人違いだと謝罪するハルに、どこの店の奴だと怒る他店のホスト達。
そこにヒロトが割って入り、俺の店の新人だと言うと、他店のホストは理解したようで喧嘩にならずに済みました。
ヒロトは、ハルの為ではなく店の看板を守る為に助けたと言います。
ハルの奢りでラーメンをすする2人。
何かを考えながらラーメンをすするハル。
現状を打開するためには
クーポン効果でお試ししてくれるお客はいるが、中々リピートに繋がらないのです。
もう一押し裏切る理由がいると言うハル。
こういう理由があるから仕方ないと思わせる理由を作ると言います。
何か良いきっかけはないかと考え、ガクが口を開きます。
あらゆる角度、360℃から花を見る機能があれば花屋に行かなくても買ってくれるかもと提案しました。
写真から自動で3D化してくれるフォトグラメトリと言うソフトを使うと言うのです。
ハルはこれを使ってバンバン売り上げをあげようと言いますが、それには膨大な花のデータが必要だと言うガク。
凛々は、以前バイトしていた花屋を訪れて花の写真を手あたり次第撮ります。
その写真を月ごとのお花をカテゴリー別にまとめ、その情報を元にガクは作成します。
ドラゴンバンクの不穏な動き
ドラゴンバンクの定例会議。
黒龍社長は、売り上げを伸ばしていない部門を発表しろと叫びます。
EC事業が伸びていないと聞き、機嫌が悪くなりました。
そこでヨリヌキの存在を知り、何かを感じ取ります。
バージョンアップしたヨリヌキ
ガクはついに360℃花を見れる機能を完成させます。
イメージ画像を動かすことも、スマホ画面内で実際に試し置きできる機能もつけました。
これで蜜園社長の要望にも答えられると凛々は喜びます。
シャンパンタワーに合わせて花を装飾する機能もつけ、フラワーシャンパンタワーとして更に売り上げを伸ばす魂胆です。
ハルは、あとはナンバーワンになるだけと意気込んでいました。
ハルとヒロトのナンバーワン対決
そして、売り上げ締め日が来ました。
祁答院、水樹がハルを応援しに来店しました。
ハルは気合を入れて白いスーツで登場し、祁答院に最終日なので超高級シャンパンをおねだりします。
祁答院は超高級シャンパン3本を卸して、ハルの卓は盛り上がっていました。
ヒロトも負けじとシャンパンを注文します。
ハルは俺を指名しに来ただろと話すと、キリカはこの店の1流しか興味がないと一蹴しました。
ヒロトはハルとキリカの関係を聞きますが、ハルは俺の女だと言いますがキリカは否定します。
キリカは、今夜は私にふさわしいお酒を注文した方を指名すると宣言します。
ヒロトはこの店で一番の高級ブランデー、ハーディペルフェクションルミエールを注文します。
今夜は僕らが出会えた記念に最高の夜に酔いましょうとキリカに言います。
一方ハルは缶ビールをそのまま差し出します。
ナンバーワンと飲むハーディより、俺と飲む缶ビールと笑顔で言いいます。
キリカはあなたにそんな価値はある?と聞きますが、味わってみてと言うハル。
缶ビールに一同驚き、誰もがヒロトの勝利を確信しました。
キリカと乾杯するハルと、おいしいと呟くキリカ。
ハルは、缶ビールの値段はキリカに委ねると言いました。
するとキリカは、いくら出せばこの勝負に勝てるか聞きます。
キリカはその場を後にし、帰るのか聞くガクにビールは最初の一口が好きだと答えます。
ハルの野望
営業終了後、会社に戻るハルとガク。
ハルは、ホストだけでなく歌舞伎町全部ヨリヌキの客にすると宣言します。
歌舞伎町にはまだホストキャバクラ以外にも、ガールズバーラウンジパチンコ屋などそれを全部いただくと言うのでした。
凛々とガクは、ハルは最初からここまで見越してホストのナンバーワン対決を持ち掛けたのかと驚きます。
ヨリヌキの快進撃
後日、ハルとガクの前にヒロトが現れます。
ナンバーワン対決の負けを認めて、ホストを辞めると言うのです。
ハルとガクはヒロトを引き留め、ホストを続けろナンバーワンの命令は絶対なんだろ、とヒロトに言いました。
ヒロトのバースデーにヨリヌキを使ってもらい、大量の注文を獲得します。
バースデーイベントをきっかけで注文が殺到し、歌舞伎町中のいろんなお店から注文が殺到しました。
そしてSNSで瞬く間に口コミは広がり、更に注文が増えます。
ガクは感極まって大号泣してしまいます。
自分の好きな仕事で、みんなのおかげで勝てて感動したようでした。
未来のガク
未来のガクは、過去の歌舞伎町の出来事を思い出し微笑むのでした。
ヒロトはあれから成長し続け、歌舞伎町で伝説のホストとして頑張っているようです。
蜜園フラワーとの契約
ハルは、ヨリヌキはハッタリAIでその人物は凛々だと素直に認めます。
蜜園社長は、なぜ人力AIなどと危険な賭けをしたか、人力では捌ける数が限られることは分かっていたはずだと言いました。
ハルは、ハッタリでも結果が全てで誰も損しないと言い切り、蜜園社長にある頼みを言います。
創業100年の蜜園フラワーの職人の知識と腕を貸して欲しい、AIっぽいを卒業し全力で本物のAIを作ると言いました。
秘書は無謀だからドラゴンバンクの買収提案を受け入れるべきだと言いますが、社長は自分の会社がなくなるのでドラゴンバンクとは組みたくない、攻めるしか道はないと呟きます。
祁答院は、蜜園フラワーに訪れたキリカに無駄足だと言います。
蜜園フラワーはドラゴンバンクの買収を断り、トリリオンゲームと組むと伝えました。
祁答院に何故ハルを助けたのか聞かれたキリカは、私は彼らともっと面白いゲームがしたいからと答えます。
花ヴィーナスの登場
1ヵ月後、蜜園フラワーから契約金1億円が振り込まれます。
売り上げの3%が追加され、本物のAIに切り替えたヨリヌキの売り上げは10倍になっていました。
蜜園フラワーの株価も上昇し、ドラゴンバンクの花ヴィーナスを追い越せそうです。
社長に直接会うキリカは、花ヴィーナスはヨリヌキのパクりだと詰め寄りますが、小さな会社が育ったところでまるごと頂く事はビジネスの資本だと笑うのでした。
ドラゴンバンクにヨリヌキの利用者を全て奪われてしまうかもしれないトリリオンゲーム、3人はどのようにこの事態を切り抜けるのでしょうか。
第3話は、ハルとガクがホストになりきってヨリヌキの為に奮闘していました。
しかしハルは、どんな職業でも成功し、どんなピンチもハッタリでやり過ごす度胸がすごくて驚きますね。
ホストでも、持前のコミュニケーションの高さを発揮し、女性たちをメロメロにしていました。
ゲストとしてあのちゃんとフワちゃんが、ホストの女性客役で出演していますので探してみて下さい!
今回は、トリリオンゲーム社の3人のチームワークで、ヨリヌキの危機を脱していましたね!
ガクのひらめきや凛々の分析力、そしてハルのハッタリ力で最高のチームが作れているのだと考えます。
蜜園フラワーの契約も上手くいき、これからヨリヌキがさらに成長する時に、ドラゴンバンクの花ヴィーナスに邪魔されてしまいました。
これから黒龍社長の登場回数も増えそうですし、キリカとの対立にも目が離せませんね!
トリリオンゲーム社の3人は、ドラゴンバンクにどう立ち向かうのか来週が気になって仕方ありません。
第4話ネタバレ
花ヴィーナスの売り上げは急上昇し、ヨリヌキの売り上げは激減しました。
祁答院と会うガクと凛々は、蜜園フラワーの実情を知ります。
しかし祁答院は、蜜園フラワーの負債は40億円あるので1億返ってきた所で無駄だと切り捨てます。
蜜園はまだ諦めていないし、お金は受け取らないだろうと続ける祁答院。
蜜園社長は、1本ずつ丁寧に花を売れば活路は見えてくると、まだ会社を諦めていない様子でした。
それより自分たちの会社を心配しろと詰め寄る祁答院と、ハルはどうしているか聞く水樹。
ガクは、ハルは連絡も取れないし落ち込んでいると思い込んでいます。
トリリオンゲーム社のロードマップ
ビルの屋上にたたずむハル。
ガクと凛々が部屋に戻ると、ハルがようやく現れました。
ハッタリAIで手に入れた1億円を資本にし、社員もどんどん増やして1兆ドルを得る。
そして、メディアを目標にし、1億円を増やすためにソーシャルゲーム業界に参入する事を宣言します。
未来のトリリオンゲーム社
トリリオンゲーム社のゲーム事業部、年間売り上げ2000億達成を祝福されるガク。
ゲーム事業部を立ち上げた時のことを思い出します。
この時はハルと離れ離れになるとは思ってもいませんでした。
ソーシャルゲーム業界へ参入
凛々は「ドラ娘」みたいな、課金総額1兆円越えの大ヒットソシャゲを作るのかと聞きます。
ハルは、ドラゴンバンクが作るドラ娘よりヒットするゲームを作ると意気込みました。
しかし、ソシャゲは1人では作れないと嘆くガク。
ゲーム会社に外注する為に、早速営業に出かけるハルとガク。
サクサクラボとの出会い
凛々はゲーム会社のリストを作り、片っ端から会社に営業をかけます。
大手企業には相手にして貰えず、ゲーム会社とクリエイターを全部買収するのは難しいと嘆くガク。
そして、古びたビルの1室に会社を構える「サクサクラボ」に訪問します。
負のオーラが漂う会社に不安そうなガクですが、ハルは自信満々な表情です。
桜は速攻で断り、どうせ課金ありきの金儲けゲームしか作らないと吐き捨てます。
大手企業からゲーム開発の話が来ても断っているとクリエイターは話しました。
どうして断るのかと聞くガクに、ハートが足りない会社が多いと答えます。
大事なのは金儲けより最高のゲームを作る事、作り手が課金に走ったら終わりだと続けました。
しかしクリエイター達は、最近は下請け孫請けの仕事ばかりでゲームを作れていない、借金もあり給料や家賃も払えるのかと不満を漏らします。
ハルは自分たちと契約すれば最高のオフィスと最高の職場環境を用意すると言いますが、桜は調子が良いことばかりでハートが足りないと答えます。
ハルは、ハートはある自分は桜の分身だ、幼いころからゲーム一筋であり誰よりもゲームを愛している、とでまかせを言い、桜はクオリティファーストで良い、自分たち世界がひっくり返るような大ヒットゲームを作ろうと熱く語ります。
トリリオンキャッスル誕生
ガクの部屋を訪れるサクサクラボの社員達。
驚く凛々とガクをよそに、桜はハルの目は嘘をついていなかったと嬉しそうに言います。
ガクはハルは嘘しか言わないのにと嘆きますが、桜はハルを信じ切っているようでした。
新しいオフィスは何処かと聞かれて戸惑っている2人ですが、ハルから連絡が来ます。
名付けてトリリオンキャッスルだと聞き、はしゃぐサクサクラボの社員達。
その金額に不安を隠せない凛々は、運転資金は半年持たないと経理は自分がやると申し出ます。
凛々は、ソシャゲを作るのに必要なお金と期間を尋ねます。
驚くガクに、そんなに予算も期間もかけられないとハル。
そしてハルは、「サバイバルライフアイランド」のポスターを取り出します。
サバイバルライフアイランド
学生時代やりこんでいたゲームだと話すガクに、桜もプレイしていたと話が弾んでいました。
ハルは、既にあるゲームを改良して大ヒットさせようと宣言しました。
それなら期間や人件費も削減でき、「サバラン」は元々面白いゲームであるから作り直せばヒットすると考えたのです。
有能なプロデューサーと言えばドラゴン娘の開発者だとハルはひらめきますが、顔も名前も明かされていないから無理だと桜は答えます。
ドラゴンバンクのゲーム開発者情報はトップシークレットで、同業者に引き抜かれないように隠しているのです。
しかしこの前SNSに晒されていたようで「世界の堀本」と言う人物でした。
そのために、ドラゴンバンクのキリカの元へハルとガクは向かうのでした。
製作委員会
ハルは、金を積んでベンチャー企業を潰す泥棒だとクレームを言いますが、ある提案をします。
トリリオンゲーム社が作るゲームに人材と資金を出し、製作委員会に入り大ヒットさせるという提案でした。
キリカは、ドラ娘の開発者と一緒にゲームを作りたいから製作委員会に入らせたいハルの魂胆に気づいています。
キリカは製作委員会に入るなら、ドラゴンバンクが仕切り、イニシアチブは全て握り、トリリオンゲーム社は私の方針に絶対服従だと話しました。
ハルは、会社に持ち帰って検討すると回答します。
キリカは、ハルが何を考えているのか不思議に思うのでした。
世界の堀本を探せ
ハルは出ていく社員の隙を見て、ドラゴンバンクのゲームアミューズメント事業部のオフィスに潜入することに成功します。
焦るガクをよそに、オフィスの奥へとドンドン進むハル。
すぐ戻ってきたハルはガクを連れてエレベーターに飛び乗ります。
ガクは後ろを振り向くと驚いて悲鳴を上げました。
ハルが振り返ると黒龍社長が乗っているのに気が付きます。
黒龍社長との遭遇
黒龍社長は、真の勝者はアイディアを利用して利益を上げることが出来る人間であると話しました。
ハルは、勝つために何をしても良いと言う事かと聞くと、小さい者は大きな者に吸収され淘汰されるのが資本主義の原理だと答えます。
ハルは勉強になったとお礼を言うと、礼を言うのはこちらの方だ、素晴らしいアイディアだった、と黒龍社長は去って行きました。
ガクはハルの発言が理解出来ず、あたふたしていました。
サバイバルライフアイランドを成功させるには
世界の堀本はドラゴンバンクを退社し、フリーランスに転向したとネットの記事に書かれています。
ガクはだから社員名簿に名前がなかったのだと納得します。
桜は、巨大資本はクリエイターへのリスペクトが足りない、ドラ娘開発者なら独立してもやっていけると話します。
ハルは、ポロっとゲームには疎いと言ってしまい桜に指摘されますが、適当にかわします。
更に、世界の堀本を連れてきて皆を応援する、リスクと責任が付きまとうがチャレンジしなければ成功しない、みんなで勇気を持ってチャレンジしようと続けるのでした。
桜の挫折
凛々は会場の手配を完了させ、ガクも投資家リストを完成させます。
桜の案は通りますが最終的には堀本に任すと他の社員から言われてしまい、堀本は関係ないとキレてしまう桜。
桜のゲームだと主張しますが、最終決定は全て堀本だと言われてしまい、もうやめると言って帰ろうとします。
凛々は、サバイバルライフアイランドの作者は桜さんでこの企画は、と言いかけると、俺は降りる勝手にやれと振り切って帰ってしまいました。
桜に戻ってきて欲しいと説得するガクですが、堀本がいるから自分は必要ないと桜は断るのでした。
そして、金も仕事もないから社員達は逃げてしまい、中にはドラゴンバンクに転職した人もいるから関わりたくないと話します。
ガクは、堀本はドラゴンバンクを退社しているから関係ないのではと問うと、根本は変わらない、課金額1兆円稼ぐ男の頭の中は金儲けだけだと話しました。
ガクは会ってみないとわからないと言うが、桜は俺のゲームは売れないと続けます。
子供の頃からゲームしかないからこの道しかない、自分みたいな底辺が世界の堀本とやっていけると思えないと愚痴をこぼす桜。
ガクは、今はそう思うかもしれないが、もしかしたら世界の桜なんて呼ばれるかもと励ましますが、来るわけがない俺は結局何も出来ないと落ち込むばかりです。
ガクは、自分も就活全落ちで友達もいなくて何も出来ない人間だと思っていたが、ハルに出会って人生が変わったと話しました。
桜にも、ガクにとってのハルのような仲間がいると励まします。
みんな桜の才能を信じている、だからみんな今までついてきた、今から戻って大ヒットゲームを作り上げようと話しました。
桜は涙を流してガクを見つめます。
蜜園社長と密会
蜜園社長はビルの屋上で夜風を感じています。
そこでハルが登場し、自社ビルを売りに出したのは事実か確認しました。
代々受け継がれてきた思い出のビルなのにと嘆くハルに、再起をかけて頑張っても結局メディアの力で潰されたと蜜園社長は呟きます。
メディアの力に勝てないなら、自分たちでメディアの力を手に入れればいいと笑うハル。
驚く蜜園社長に、ドラゴンバンクがメディアの力で潰してくるなら、自分たちでメディア帝国を作るとハルは続けます。
そのためには今までの比にはならないくらいの大金が必要だと話し、蜜園社長はどうやって手に入れるのか問うのでした。
新作ゲーム発表パーティ
トリリオンゲーム社の新作ゲーム発表パーティが始まります。
ハルが堀本を連れて来なかったらどうしようかと不安でしょうがない様子です。
パーティには蜜園社長や祁答院たちも訪れています。
社長の凛々が挨拶を済ませると、桜がアプリの説明を始めますが緊張して言葉が飛んでしました。
ガクは堀本がまだ到着していないので、桜に時間稼ぎをして話すように指示します。
桜は焦りながら一生懸命話しますが、会場はざわついて帰ってしまう投資家もいました。
もう限界かと呟くガクとたまらず壇上に走る凛々。
凛々が謝罪しようとすると、やっとハルが登場します。
世界の堀本、登場
会場は堀本の登場にざわついていました。
桜に期待していると握手を交わす堀本。
ハルは改めてトリリオンゲーム社に世界の堀本が参戦すると発表し、凛々が出資形式はレベニューシェアだと説明します。
収益は堀本とトリリオンゲーム社が25%、残りは出資比率に比例して分配され、ゲームが成功すればその分投資家の利益になる予想です。
ハルが出資を呼びかけ周りが頭を下げると、蜜園社長が拍手しこのにゲームに乗ると言うと、周りの投資家たちも拍手し出しました。
祁答院はこっそり蜜園社長に芝居が上手だと褒め、サクラなんて始めてだと蜜園社長は微笑みます。
どうやらハルに頼まれて一役買うことにしたようです。
祁答院、ハルはどこまでハッタリかは分からないがドラゴンバンクを本気にさせたと話しました。
資金調達総額20億円達成
その後トリリオンゲーム社にて、凛々が資金調達総額20億円達成したと発表します。
皆で喜びを分かち合い、飛び跳ねて喜んでいます。
早速、決起集会に出かけるトリリオンゲーム社の面々。
ハルの告白
ハルとガクは2人で話しています。
ガクはどうやって堀本さんを仲間にしたのか尋ねました。
ガクは驚いて、桜たちがあんなに喜んでいたのに偽物なんて言えないと嘆きます。
ハルは、最初から堀本は存在しない、役者に頼んで演じて貰ったと話しました。
SNSも記事もハルの捏造で、そもそも世界の堀本と言うゲームクリエイター自体この世にいないと打ち明けます。
適当なアカウントを買いSNSを偽造し、写真はドラゴンバンクに潜入した時に撮った写真を合成したと言うのです。
ハルは、ドラゴンバンクが開発者の情報を隠しているのを逆手にとったナイスアイディアだと言いますが、ガクはそんな嘘はすぐバレると返します。
当面は嘘はバレないと言うハル。
黒龍社長の企み
キリカにこのまま放っておくのか聞かれますが、フェイクニュースだと訴えればドラ娘の開発者を晒す事になるが、真実を公表しなければフェイクニュースだと証明出来ない、好きにさせておけばいいと答え、いつかトリリオンゲーム社を乗っ取ろうと企んでいるようです。
ソシャゲはダミー?
ガクは堀本がいなければゲーム開発はどうするのかと尋ねます。
ガクは、桜たちは20億円集める為のただの飾りだったのか、桜たちを騙してしまったと焦ります。
ハルは、きっちり給料は払うし、最後に帳尻を合わせて金儲けすれば文句はないだろうと言いました。
ガクはハルに本当の目的は何かと尋ねます。
決起集会にて
凛々たちは楽しく飲んでいます。
桜は世界の堀本と仕事をするのを楽しみにしているのです。
桜は、凛々にトリリオンゲーム社に誘ってくれてありがとうと感謝していました。
ハルの目論見
そう言ってハルは会社を去るのでした。
ガクは気を落としながら居酒屋へ。
楽しく飲んでいる社員達を見て心が痛くなりました。
社員たちに何故ハルがいないのかと聞かれて困っているガク。
メディアを手に入れる為には
次の展開の相談があると切り出すハル。
トリリオンゲーム社と運命共同体なので、力を貸してほしいと頼むハル。
祁答院に何を企んでいるのかと聞かれます。
トリリオンゲーム社のヨリヌキがドラゴンバンクの花ヴィーナスに真似されてしまい、ヨリヌキを立て直すのかと予想していましたが、まさか新事業を立ち上げるとは思いませんでした。
トリリオンゲーム社のロードマップを作り直し、ソーシャルゲーム業界への参入を決めたハルの行動力は凄いですね。
そして、トリリオンゲーム社に新しい仲間も増えて賑やかになりました。
サクサクラボの桜の心を掴む、ハルの巧みな話術には驚かされます。
そして、ハルは存在しないドラ娘の開発者世界の堀本を作り出し、様々な人々を騙してしまいました。
結果的に資金は集まり、ソシャゲ事業を本格的に開始する事が出来ますが、ハルはダミーだと言っていたので残念です。
金儲けの為に人を騙すことはハルにとって心が痛まない事なのでしょうか。
今回は黒龍社長とハルとガクが対面するシーンもありました。
直接対決することはまだ先になりそうですが、今後どう絡むのか展開が気になりますね。
次回は祁答院と芸能界へ参入するみたいなので、メディア帝国を作り出すと宣言したハルがどう動くのか楽しみですね。
第5話ネタバレ
メディア帝国への第一歩
それが、祁答院が元居た大手事務所ゴッドプロモーションだと言いました。
残念だが諦めろと言う祁答院。
ハルは、祁答院は前科があり交通事故を起こしどん底から這い上がったと過去を知っていると話します。
ハルは祁答院に、タッグを組みメディア帝国を作り上げ、過去を清算しようと持ち掛けました。
ハルは、祁答院に気が変わったら連絡するように伝えて去ります。
2018年。
撮影しているヒムロを励ます祁答院。
ヒムロは、絶対ビッグになって祁答院に恩返しすると話します。
祁答院は昔の事を思い出し、物思いにふけるのでした。
ハルとガクのすれ違い
飲み屋街を浮かない顔で歩くガク。
先ほどのハルの発言が頭を駆け巡っています。
するとハルが前から歩いてきて、飲み会はもう解散したのかと聞いてきました。
ガクはハルにどこに行っていたのか尋ねますが、ハルは2人で飲みなおそうと言います。
ガクは、ゲームの勝ち方はハルが良く知っているが、僕は…と言いかけて、ハルが飲んで行くからと言い去ってしまいました。
ハルの背中を見送るしかできないガクなのでした。
ゴッドプロモーションの社長と接触
ゴッドプロモーションを訪れるハル。
神社長に会う為に、祁答院のかわりに来たと嘘をついているのです。
ハルは、トリリオンゲーム社に出資して欲しいと提案しました。
祁答院の代わりにゴッドプロモーションを買収すると話します。
社長は納得いかない様子で、どう言うことかと尋ねます。
ハルはあくまで買収の相談だと言いますが、社長はもう終わったことだと言います。
本当にそうでしょうかとハルが投げかけると、社長は当事者も認めているし祁答院は芸能界に関係がないと席を立ちます。
ハルは、当事者を連れてまた来ると言い去りました。
人気俳優のヒムロはハードスケジュールで疲弊していました。
ハルと挨拶をかわすヒムロ。
ハルは、ヒロムの姿を見て何か考えているようでした。
ハルの嘘を隠せないガク
サバイバルライフアイランド2の企画書を見るガク。
桜たちのゲーム企画は上手くいっているようで、早く堀本の意見を聞きたいと楽しみにしているようです。
堀本はいつ来るのかと尋ねられ、上手く答えることが出来ないガク。
桜は、とにかくハートがある楽しい夢のゲームを作り上げて時代を変えようとガクの肩を掴みます。
そこに凛々が慌てた様子で現れ、ガクを呼びだしました。
凛々はたまらず会社を出て、ハルに会いに行くと言います。
ガクは、ハルはドラゴンバンクに潰されない為にやっている何か考えがあるはずと言いますが、凛々はそれは絶対に間違っていると言い切りました。
ガクや桜たちが頑張っている仕事を捨て駒に使うなんて信じられないと続けます。
ガクは自分が一番が最低だと言いました。
凛々はガクも知っていたのかと聞きますが、きっぱり否定します。
ガクはダメだと言えない自分も悪いが、ハルとぶつかりたくないと言いました。
凛々は、それなら自分がガクの代わりにハルを怒ると話します。
ガクは凛々を慌てて止めようとし、2人でこけてしまいました。
ガクは、みんな大事な仲間だからもめたくない、自分なりの方法で解決したいと話しました。
ハルの計画から外れたゲーム事業でとんでもないゲームを作り、ハルと喧嘩すると宣言します。
全て嘘だったと知りショックをうけるメンバー達。
他の社員は、堀本もいないしそんな人物がいないと無理なのでは諦めるモード。
凛々は、どんな物にも必ず作った職人はいると言います。
つまり、世界の堀本がいなくてもドラ娘を作った人は必ずいると言うのです。
ガクは咄嗟に、ばったり会った学生時代の友人がドラゴンバンクのゲーム開発部に出入りしている人物で、もしかしたらドラ娘の開発者について何か知っているかもと話しました。
社員たちは、そんな都合のいい話はないだろうと疑いますが、桜だけはガクの話を信じ連絡を取るように言いました。
祁答院と会うハル
先ほど、ゴッドプロモーションを訪れた話をしています。
ハルは、祁答院がゴッドプロモーションにどんな仕打ちを受けたか知りたかったと言いました。
祁答院は過去を探って何が楽しいのかと尋ねます。
実は、交通事故はヒムロが起こしており、女性を轢いた後怖くなってその場から逃げたのです。
事務所の社長に泣きながら頭を下げるヒムロ。
今までの俳優業の仕事が全て終わりだと嘆く社長に、祁答院はヒムロの代わりに出頭したのでした。
ドラゴンバンクは、イメージ低下を懸念し祁答院をゴッドプロモーションから追い出したのです。
祁答院は、どうやってこの真実にたどり着いたのか、社長かキリカかと尋ねます。
ハルは祁答院が全て自分で話したと言い、週刊誌の記事がきな臭いのでカマをかけただけだと笑顔で話しました。
祁答院は今の自分には何もないと言いますが、ハルは人を見る目が残っていると言いました。
祁答院はハルに、会社のお金は20億円だがゲーム開発にも使うだろう、買収工作に使える金額はいくらだと聞きます。
祁答院は、会社のお金を全部使うハルに驚きます。
祁答院は、もしゴッドプロモーションに恐喝罪で告訴されればハルに前科がつくと言います。
ハルは、逮捕されればそうなるが、今更前科が増えようが気にしないと話しました。
ドラゴンバンクへハッキングするガク
ガクは終業したトリリオンゲーム社に乗り込みます。
ガクは、このゲームに勝つために悪になると意気込みました。
ハッキングは成功し、無事にドラゴンバンクの社内データに侵入することができます。
しかし、ドラ娘のみならず今後数年間出る全部のゲームのファイルが出てきました。
ガクは、開発者情報やゲーム全てをダウンロードするかと考えます。
エンターキーを押そうとした時、あの時の凛々の言葉を思い出します。
このゲームを作った人だって、桜たちのようなクリエイター達である。
これを開いてしまったら、長時間かけて一生懸命ゲームを作った人たちの苦労や努力を盗むことになる。
そう考えてガクは思いとどまるのでした。
友達の話と言って、今のハッキングの出来事を凛々に話しました。
ダメじゃないと励ます凛々。
ハッキングしたのは誰
キリカは、ドラゴンバンクのゲーム開発部に足を運びます。
社内ネットワークのファイル共有システムで全てをチェックできず、サーバーに上手くデーターを贈ると好きな命令を実行してしまう弱点を突かれて侵入されたのです。
そして、作成中のゲームなど全ての情報が流出しし数千億の損害が出るところでした。
しかし、情報は盗まれず脆弱性のある古いシステムを全て修正し、アップデートの指示書のテキストファイルまで残してくれたのです。
いったい誰が何のために?と驚くドラゴンバンクの社員たちとキリカ。
ガクは電話に出ると、キリカが出てきて驚きます。
キリカは、わざわざガクの電話番号を調べてかけてきたのでした。
デートと聞いて焦るガク。
再度、ゴッドプロモーションへ
祁答院とハルはゴッドプロモーションを訪れます。
真面目に捉えない社長に、真剣だと話すハル。
誰も名も知れないベンチャー企業に金は出さないと言う社長に、祁答院はなら無視すればいいと笑います。
ヒムロ登場
ヒムロは突然現れ祁答院に謝りますが、社長は自分の育てたタレントを週刊誌に売り込めるのかと聞きました。
そもそもの原因はヒムロにあると話す祁答院。
お前が破滅しようが野垂れ死のうが俺には関係ない、ゴッドプロモーションを乗っ取ったらヒムロはクビにすると続けます。
その言葉に激高したヒムロは、祁答院の胸倉を掴みました。
スカウトして育ててくれたのは祁答院だが、その後大金を稼がせてやったのは自分であり、お前はもう負け犬だと吐き捨てます。
急いで止める社長はヒムロに、祁答院がお前の過去を話せば警察沙汰になると叫びました。
ヒムロは、警察でも何でも呼べばいいと叫び部屋を出ていきます。
静観していたハルは、今日のところは撤退すると言い祁答院と去るのでした。
祁答院は、社長は要求を簡単に飲むほど馬鹿ではないと話します。
ハルはそれでいいと笑顔で返しました。
とぼけるハルに、どうやってヒムロを説得したか聞く祁答院。
ハルは、エレベーターでヒムロと話し、ファンであると嘘をついていたのでした。
祁答院の事を匂わせ、ヒムロに祁答院にスターの実力を見せつけようと焚きつけたのです。
ガクとハルの関係を心配する祁答院。
ハルは気にしていない素振りを見せるのでした。
キリカとのデート前日
企画を練るトリリオンゲーム社のゲーム開発部のメンバーたち。
ガクは、その傍らで明日のデートの服を選んでいます。
凛々は誰と行くのか聞くと、キリカと聞いて焦りました。
ガクは本音は行きたくないが、逃げたくないと話します。
ハルならこういう事も上手くやるんだけどと悩むガク。
祁答院の会社にて、凛々はハルにキリカとのデートの件を話します。
何故ガクはデートをするのかと聞くハル。
凛々は、ドラ娘の開発者情報を盗むために、ドラゴンバンクのサーバーにハッキングしたことに気づかれたのかもしれないと答えました。
だけどガクは盗む勇気が出なかったと凛々は続けます。
ガクの頑張りを伝える凛々。
ハルは笑顔で聞き、明日は良いデートになるだろうと答えるのでした。
遊園地デート
遊園地デート当日、不安げな表情で待ち合わせ場所にたたずむガク。
そこにキリカが、笑顔で手を振って走ってきます。
本当にキリカが来た事に驚いているガクでした。
2人は、いろいろなアトラクションを楽しんでいます。
後ろから長瀬は逐一着いてきていました。
こんなに楽しい遊園地は初めて、いつも遊園地は貸し切りで誰もいなかったと話すキリカ。
夜景を楽しむキリカ。
昨日、ドラゴンバンクがハッキングされた件を話します。
ハッキングしたのに何も盗まず、セキュリティの穴をふさぎアップデートの指示書も残していった、何がしたかったかわかるかと尋ねます。
あなたならわかるはずだとガクに聞くキリカ。
ガクはハルならどう言うのか考え、何の話かわからないと答えました。
キリカは、追跡したら誰がハッキングしたかわかるが、ハッキングされたことが公になればドラゴンバンクの株価は暴落するので事実を公表できない。
犯人にはこの秘密を墓場まで持って行ってもらいたい。
そのハッカーは、何が欲しくて侵入したのかガクにはわかる?
濁しながら言うガクに、キリカはドラゴンバンクに転職しないかと話しました。
ガク1人だけスカウトすると言うのです。
ドラゴンバンクで働くことが夢だったけど、と困っているガク。
その様子を見て、冗談だとキリカは笑いました。
ハルとガクは2人でワンセットだものと続けます。
帰路に着く2人
ハルじゃなくてすみませんと謝るガクに、キリカは突然立ち止まります。
驚いてスマホを確認するガクは、キリカに感謝して頭を下げます。
ドラ娘の開発者判明
ガクは本人にも連絡は取れていると話しました。
興奮して喜ぶ社員たち。
そして、凛々はハルにも電話で報告します。
大株主との密会
ハルと祁答院は気合を入れて、ゴッドプロモーションの大株主に会いに行きます。
この真実を話せば、株価は大暴落し株主は大損害を受けるので、事前に株を買い取らせて欲しいと話しました。
しかし、話に信憑性がないから断ると大株主は言います。
ハルは、社長から連絡があったのかと聞き、株主は社長から連絡はあったと答えました。
この業界は、古い人間関係や仁義を大切にする、どこの誰だか知らない奴に株は売れないと言い切ります。
しかし、ハルはこれを聞いてくださいとスマホを取り出し、先ほどの会話を流します。
このスキャンダルを聞いてしまい、社長からも連絡があったと認めた。
あなたの考えは分かっている。
俺たち以外の人間にゴッドプロモーションの株を売りぬいてしまえば問題はない。
しかし、それはインサイダー取引に値する。
あなたに与えられた選択肢は2つ。
ゴッドプロモーションの株を抱えたまま大暴落するか、それとも俺たちと手を組むか。
元社員の祁答院が株主たちと接触していると言いました。
神社長は、最低の裏切り行為だ、何とかしてほしいと黒龍社長に頼み込みます。
ハルたちが接触した株主を、1人ずつ全て連れてくるように指示する黒龍社長。
ヘビジマとの面会
小走りで登場するヘビジマに驚く凛々とガク。
陽気で独特な雰囲気を持つヘビジマに圧倒されています。
ヘビジマに条件として、とりあえず1500万円を要求します。
凛々は、本当に移籍してくれるなら年収2000万円用意すると話しますが、違うと遮られ月収1500万円だと言いました。
年棒で表すと1億8千万円に上ります。
ハルは、報酬や条件は後々考えるとして、まずは社外アドバイザーではどうかと提案します。
1回トリリオンゲーム社で働いてみて、双方合意の上でドラゴンバンクを退職、そして契約が成立すれば希望通りの年棒は払うと続けました。
ガクは、ハルに急に何故現れたのか問いました。
そして、俺は今まで間違っていたと続けます。
1人では無理だけど2人なら必ず捕まえられる。
何故こんな簡単な事に気が付かなかったのか。
俺らなら、ソシャゲとメディア両方やれる。
両方とも絶対勝つ。
俺らのワガママは世界一だ。
黒龍社長は、ワガママがすぎると呟きます。
トリリオンゲーム社を潰してしまえと言いました。
2人が話していると、そこに凛々が走ってきました。
他愛もない会話をする3人の背中が逞しく見えました。
祁答院とハルは芸能界を手に入れるべく、ゴッドプロモーションを買収しようとしています。
まさか、祁答院がその芸能事務所の敏腕プロデューサーだとは驚きました。
しかも、人気タレントを庇って逮捕されていたなんて衝撃的でしたね。
会社の方向性の違いが生まれ、ハルとガクの友情にも亀裂が入りかけました。
ガクもハルに負けないように、どうにかソシャゲ事業を成功させようとしていました。
ドラゴンバンクへハッキングをしたことがきっかけで、キリカとデートする事になったガク。
デート中は無邪気に楽しむキリカが可愛くて、そこにも注目して頂きたいです。
ハルと祁答院は、社長を退陣させゴッドプロモーションを買収出来るのでしょうか。
そして、ゴッドプロモーションも黒龍社長が関わっていましたね。
最後にトリリオンゲーム社を潰すと発言していたので、次週も目が離せない展開になりそうですね!
第6話ネタバレ
未来のトリリオンゲーム社
株主総会での挨拶を練習しているガク。
過去に起きた株主総会での事件を思い出します。
「ハルに全てやっていてもらったから」と昔を思い出すガクでした。
祁答院の会社にて
全て手に入れるのは困難だと話す水樹に、ビジネスは欲張ったものが勝つと祁答院は言います。
しかし、委任状はまだ全然集まっておらず、20億円では大手事務所を買収できないと笑うハル。
「お金の心配はいらない、引き続き祁答院と株主から委任状を集めるから、ガクと凛々は蛇島とのゲーム作りに専念してくれ」と話すハルなのでした。
トリリオンゲームゲーム開発部
メンバー達は蛇島の希望する年棒を聞いて驚き、蛇島にからかわれているのではと疑念を抱いています。
ハルが出勤すると、桜が激怒しながらハルに詰め寄りました。
陽気に挨拶しながら入室する蛇島に、メンバーは戸惑っていました。
ハルは、「仕事環境はドラゴンバンクに劣らない」と蛇島に話します。
桜は、「蛇島の仕事をリスペクトしている」と嬉しそうに話していました。
蛇島は、今までのゲーム実績と一番ヒットしたゲームを開発部のメンバーに尋ねます。
桜は慌てて、「売り上げ実績は置いといて中身には自信がある」と話しました。
蛇島は、「そういうのは要らない、お金の匂いがしない仕事には興味がない」と言い切ります。
桜が否定しようとしますが、「ゲームは金の成る木であり、ガチャを回させてナンボの世界だ」と続けます。
桜は、「ガチャを優先させたらおもしろくない」と言い返しますが、「面白くても売れなければ意味がない」と返しました。
納得できない桜は、「課金させる事がゲームの目的ではない、ハートが足りない」と激怒しますが、メンバーになだめられます。
とりあえず企画書を見なければ始まらないと、蛇島に説明するメンバー達。
売り上げ=ユーザー数×課金率×課金単価
ユーザー数=インストール数×継続率
桜たちにどうすれば良いか話している蛇島をよそに、凛々はハルとガクにある噂を話します。
そう話す凛々に、ハルは「ただの噂だから気にするな、こっちは面白いゲームさえ作ってもらえれば良い」と笑顔で言いました。
ゲーム部門は任せたと言い、ハルは早々に去ってしまいます。
株主達を説得
ハルと祁答院は株主達に接触し、委任状を集める事に奔走します。
しかし、株主たちに軒並み断られてしまいました。
「思ったより委任状が集まらないのは、誰かが裏で糸を引いているに違いない」と神社長が黒龍社長に泣きついた事を推測している祁答院。
ドラゴンバンクにて
黒龍に、一連の騒動を謝罪する神社長。
黒龍は、「うちのCMは君の会社のタレントを多く起用しているからお互い様だ」と話します。
ハル&祁答院と会うヒムロ
「神社長を退陣させる為に力を貸してほしい」と話すハルに、「いくらなんでもそこまで出来ない」と返すヒムロ。
祁答院は、「リスクを考えれば当然、しかし現体制がひっくり返らなかった場合、お前のタレント生命に関わる」と諭します。
ヒムロは「少し考えさせてほしい」と言ってその場を後にしました。
神社長の念押し
撮影現場には多くのヒムロファンが駆け付けています。
差し入れのお弁当のお礼をスタッフに言い、車の中に入るヒムロ。
なんと社内には社長が座っていました。
差し入れの焼肉弁当は社長が届けたものでお礼を言うヒムロですが、社長は祁答院は何と言っていたか問い詰めます。
「祁答院についていけば過去の事件が全て明るみになる、俺のバックに誰がいるか知っているだろう」
「お前はこれから、ゴッドプロモーションとドラゴンバンクの顔になって、映画もテレビも賞を取りまくるんだよ」
社長は半ば脅しのような言葉をヒムロに投げかけます。
桜と蛇島の衝突
ゲーム開発を進めているゲーム事業部。
度々、意見が衝突する蛇島と桜。
蛇島はゲームが売れる為に意見を出しますが、桜は細部にこだわりたいのです。
桜は、お金の事しか頭にない蛇島に嫌気がさしているようでした。
ゲーム開発で人材を増員し、予定よりも外注費がかさんでします。
メンバー達の疲れもピークに達している様子でした。
ドラゴンバンクにて
黒龍社長はキリカに、蛇島がトリリオンゲーム社にバイトしに行っている事を話します。
キリカは、「どうしてもハルとガクを手に入れたいから、誰にも手出しされたくない」と伝えます。
黒龍社長は納得できないようでしたが、「彼らはお父様の手には負えない」と言い切りキリカはその場を去りました。
いよいよ配信スタート
蛇島と桜はすっかり仲良くなり、ゲームも後はストア配信を待つのみとなりました。
蛇島は、「勝負はリリースしてから、ユーザーが課金するのは心が揺れた瞬間だ、心が揺れないと人は動かないし課金もしない」と言います。
桜は、「つまり大事なのはハートであり、ゲームクリアに必要なアイテムの性能を上手く並べて調整する」と話しました。
蛇島は、「ただし、課金を狙って急に難しくするとユーザーはイラついてしまう」と言います。
桜は、「ここは蛇島に任せて次のステージに向かう」とダウンロード記念キャンペーンについて取り掛かりました。
メンバーで様々な意見を言い合っている姿を見て、蛇島は急に懐かしさを覚え語り始めます。
「俺はドラゴンバンクの現場を外されて、長い間窓際に追いやられていた」
「ドラ娘で何千億の利益をあげたのに、機械のように働かせただけで悔しくて会社のお金を横領した」
「お金は結局返したが今では飼い殺し状態だ」
ハルは、「目標は100万ダウンロード、じゃんじゃん課金してもらって儲けよう」と社員たちの士気を高めます。
黒龍社長とゴルフ
とあるゴルフ場に来ている蛇島。
黒龍社長に急用で呼ばれたのです。
「随分と忙しくしているようだが、勢いのある若者と仕事をするのは刺激的で楽しいか?」
「副業なら良いが、君がわが社を裏切って深入りするのなら、トリリオンゲーム社ごと潰す」
ゴルフをしながら蛇島を脅す黒龍社長。
その言葉を聞き、蛇島はひどく動揺します。
ドラゴンバンクの逆襲
9月6日、ドラゴン娘ぷにぷにがリリースされるとガク達は知ります。
わざとリリース日を同じにし、しかもプチプチアイランドと同じようなゲームを配信するのです。
こんなに宣伝されたら勝ち目はないと絶望するトリリオンゲーム開発部。
ガクは、「AIショップヨリヌキを真似された時と一緒だ」と肩を落とします。
桜は、「あんなにハートを込めて作ったのに」と激怒しました。
ハルとガクは、「まだ勝負は始まったばかり、遊んでもらえたら面白いと思うかも」と前向きに言いますが、「無理だ」と蛇島が呟きます。
「昔は良いものを作れば口コミが広がったが、今は開発費や広告費が高騰しゲームがヒットするかしないかは札束によって決まる時代だ。」
「俺は、ドラゴンバンクの新作ゲームの責任者にも指名されたし、暇つぶしはここで終わりにする」
とゲーム開発から抜けると宣言します。
桜は「今更納得できない」と言いますが、蛇島は「約束の年棒は払えないだろう」と言い、去って行きました。
残された社員たちは納得できない表情を浮かべていました。
ドラゴン娘ぷにぷに発売記念パーティ
キリカは「トリリオンゲームと手を切れば、彼はトップに立てるので迷う余地はないだろう」と推測していました。
ドラゴンバンクの前に立つ蛇島。
そこにハルとガクが現れます。
蛇島は、「約束の年棒1億8千万円用意できたの?」と問いました。
ハルは、「提示した年棒以上は払えないが、そのかわり+αを約束する」と言います。
「プチプチアイランドが大ヒットすれば成功報酬3%、仮に50億円の利益が出た場合あなたの取り分は1億5千万円だ」と続けます。
蛇島は、仮定の話は聞けないと言いますが、ガクは「あなたの本当の望みはお金ではない」と遮りました。
「蛇島は心が揺れる瞬間を待っている、僕らと心が揺れる最高に面白いゲームを作り上げましょう」と続けます。
ハルは、「俺らの会社なら実現できる」と後押ししました。
蛇島の決断
ドラゴン娘ぷにぷに製作発表会が始まり、黒龍社長が挨拶を始めます。
蛇島は、黒龍社長に感謝を述べ握手を交わします。
それを見守るハルとガク。
黒龍社長は重大発表すると言うが、蛇島は遮りました。
蛇島はその前に報告があると話すのです。
「私は本日を持ってドラゴンバンクを退社し、株式会社トリリオンゲームに移籍します。」
「長い間ドラゴンバンクで働いていましたが、組織の歯車のようなクリエイター人生を歩むのかと諦めてました。」
「しかし、トリリオンゲーム社と出会い、彼らと仕事をし私が忘れかけていた大事なものを思い出させてくれた。」
「それは、心が揺れる瞬間であり皆で面白いゲームを作るために必死にアイディアを出し、時には衝突しながらゲームを作り続けることです。」
「私は、楽しさと生きがいを感じることが出来ました。」
「皆さん、我らトリリオンゲーム社が開発したゲームプチプチアイランドに期待してください。」
そう言って頭を下げると、ハルとガクが拍手をしました。
蛇島の言葉に胸を打たれるメンバー達。
すると、黒龍社長も拍手し出し、会場内に拍手が増えていきました。
黒龍社長は去り際に「新天地でも頑張れ」と蛇島に言いました。
金子社長との密会
祁答院、ハル、水樹が金子社長の元に委任状を差し出します。
祁答院は、「今のゴッドプロモーションは変わった、先代とジュニアでは雲泥の差があり、今は局やクライアントからの信用度も低い」と言いました。
金子は、「君はマネージャーの仕事に未練があるのか」と祁答院に問います。
「現体制より我々に任せて下さった方が金子社長の利益になる」と返しました。
ゴッドプロモーション株主総会の日
神社長が進行を進めています。
来季の取締役の継続任命動議で引き続き選任された10名について「異議なし」が続く中、祁答院が「異議あり」と叫びます。
「役員選任議案に対する修正動議として、神社長の解任と社長交代を要求する。」
「株主の委任状51%を集めた、過半数を超える株主があなたの解任に同意している。」
神社長は、「では、1%以上の株を持っている株主が1人でも委任を取り下げたら過半数を割る事になる。」
と言い、金子社長を呼び出しました。
ざわつく会場と、得意げな神社長。
ハルは、「ハメられた、金子は黒龍の犬だ」と呟きます。
黒龍は部下から、連絡を受け微笑んでいました。
神社長は「詰めが甘い」と祁答院を批判し、「本件に異議がある方はいらっしゃいますか」と問います。
ここでヒムロが挙手し、「私は神社長の解任と社長交代を要求する」と発言します。
「そして新社長に祁答院一樹氏を推薦する。」
「この考えに至った経緯、5年前のある事件の真実をお話しする。」
そのヒムロの発言に神社長は動揺しました。
すると神社長のイヤホンからハルの声がいきなり入ってきます。
電波ジャックしているので、この会話は僕たちしか聞こえないと話すのでした。
ガクが電波ジャックをし、画面に関係のない映像を流しだします。
「このまま放っておけば、ヒムロはあの事件の真実を洗いざらい話す。」
「そうすれば株価は大暴落し、社長のあなたは責任追及され辞任に追い込まれる。」
神社長は、「あの事故は俺とは関係ないから暴落しない」と言い切ります。
ハルは「全部知った上で事実を隠ぺいした」と言いますが、「証拠がどこにもない」と神社長は呆れながら言いました。
「今ここで当事者のヒムロが発言すれば株主達はどう思うだろうか。」
「有名人の発言の影響力は誰よりもあなたが知っているはずだ。」
「わかってもらえたか、このまま社長の座に居座れば、確実に株価暴落と不祥事の責任を負わされるハメになる。」
「責任追及されて退陣に追い込まれるか、それとも俺が用意した花道を行くかどうする?」
ハルの言葉に神社長は追い込まれています。
ハルは、ヒムロに「株主総会で事故の真実を暴露するフリをしてほしい」と頼んでいました。
「その芝居が上手くいけば神社長を退任させられる」とハルは言うのでした。
理解出来ないヒムロに祁答院は、「肝の小さいジュニアには危険を冒してまで勝負する度胸はない、俺らを信じてみないか」と話します。
画面は通常に戻り、神社長は話し始めます。
「ヒムロくんありがとう、この件は私が直接話す。」
「ゴッドプロモーションの元マネージャーの祁答院氏はかつて交通事故を起こしてしまいました。」
「ですが心から罪を償い、法的な禊も済んだ今真面目に働いて社会に貢献しようとしています。」
「そこで私は社長を退き、彼に後任を任せたいと思う。」
神社長は周囲に問うと、ヒムロが承認の拍手をします。
祁答院は新社長として挨拶をします。
「当社ゴッドプロモーションは芸能事務所の最大手の1つとしてネット戦略の強化を考えており、トリリオンゲーム社と提携しメディア事業を展開する。」
祁答院が宣言すると、ハルも壇上に上がり挨拶をします。
「我々トリリオンゲーム社はゴッドプロモーション様と提携し、株主の皆様にこれまで以上に利益を還元すると約束する。」
2人は挨拶を終え、握手をし壇上を後にしました。
祁答院は「神社長が退任しなかったらどうするつもりだった?」と聞くと、「ギリギリセーフの結果オーライだ」とハルは笑顔で答えます。
「俺じゃなくて全てはガクが決めた事だ」と話すハル。
ようこそトリリオンゲーム社へ
蛇島は浮かない表情でしたが、桜達は「おかえり」と温かく迎えるのでした。
ガクは、「あとは100万ダウンロードまで全力疾走するのみ」と意気込みます。
蛇島は「自分がトリリオンゲーム社にいたら皆に迷惑をかけるかも」と弱音を吐きました。
桜達は「蛇島は切らない、もうみんなの仲間だから一緒に頑張ろう」と励まします。
蛇島は感謝を述べ、感動し涙を浮かべます。
ハルは「ここから反撃する、嚙み返さないとボコられるぞ」と言い、メディア大作戦を決行すると宣言しました。
メディア作戦開始
ヒムロがプチプチアイランドを宣伝していました。
凛々とガクは、「ハルがゴッドプロモーションの買収とゲーム開発を同時に進めていたのはこの為か」と納得しました。
ハルは、「それだけでなく超有名タレントを好きなだけゲームのキャラに起用できる。」と続けます。
プチプチアイランドをダウンロードすればヒムロが当たるキャンペーンも始めます。
そのCMを見てダウンロードを始める群衆たち。
喜ぶ社員たちに凛々は「無料ゲームだけど、どうやってお金を発生させるのか」と問います。
蛇島は自分の出番だと話し始めます。
「そもそも無料ゲームに課金するユーザーは全体の2%であり、とにかく破格で期間限定セールを行いハードルを低くする。」
「そこから先にいろいろなガチャを仕掛ける」
ガクは「なぜ無料ゲームにお金を払うのか」と問います。
「ドラゴンバンクは、ユーザーは一時の夢を見る為には課金すると言うが、ユーザーが課金するのは勝ち負けではなく、心が揺れた瞬間だ。」と蛇島が答えると、ハルと桜達も同意します。
「ユーザーに楽しんでもらう事を第一に考えよう。」
「課金してもらう以上、死んでもおもしろくしてやる。」
と一同は円陣を組んで気合を入れるのでした。
ついに1位を獲得
喜ぶトリリオンゲーム社のメンバー達。
黒龍社長たちはどう思っているのでしょうか。
そして夜空にドローンでお祝いするハル。
「俺らは一気に大富豪になった」と喜ぶハルと社員達。
盛り上がるメンバーたちをよそに、ガクは「ハルはやっぱりすごい、僕だけではこんな事出来なかった」と褒めます。
そして「ハルを信じて本当によかった」と笑顔で話すガク。
その言葉を聞き、ハルは微笑み返し言います。
「お前が俺にガチで喧嘩を売ってきたゲームだから面白いに決まっている。」
「俺らなら絶対やれるから、一緒にトリリオンダラーを稼ごう」
「ドラゴンバンクは本気で俺らを潰しに来るから、潰される前に俺らが潰そう。」
「そのための大勝負として、次はトリリオンTVを開局する。」
ハルの発言に驚きを隠せないガクなのでした。
今回は、ゲームとメディアの両方を成功させましたね!
そしてどちらもドラゴンバンクの息がかかっていましたが、見事にトリリオンゲーム社はピンチを切り抜けていました。
蛇島のキャラクターが濃くて見ていて面白かったです♪
桜達と絶対に気が合わないと思っていましたが、目的が一緒である彼らは意気投合し、プチプチアイランドを作り上げました。
黒龍社長に念押しされた蛇島はトリリオンゲーム社を去るかと思いきや、製作発表会でドラゴンバンクを退社しトリリオンゲーム社に転職すると宣言し驚きました。
そしてゲームも、ドラゴン娘ぷにぷにを抜き去り晴れて1位になり、50億円もの売り上げを叩き出しましたね!
祁答院とハルは、ゴッドプロモーションを買収し現社長を退陣させようと計画していましたが、やはり黒龍社長が裏で糸を引いていたので難航していました。
しかし、ハルがヒムロを使う事で神社長を揺さぶり、見事に祁答院をゴッドプロモーションの社長に就任させる事に成功させましたね。
ハルは、神社長に花道を歩かせると言っていましたが、次回以降にまた登場するのでしょうか。
トリリオンゲームとゴッドプロモーションは、トリリオンTVを開局しようと企てていますが、今度こそ本気で黒龍社長に潰されそうな気がします。
来週も、怒涛の展開が待っていそうで楽しみですね!
第7話ネタバレ
トリリオンTVを開局
3人は夜道をアイスを頬張りながら歩いています。
ハルは、「開局するのはネットテレビだ」と話します。
そして、「ゲーム事業の年間利益100億円をネットTVにオールインする」と宣言しました。
ハルの発言に凛々とガクは驚きを隠せませんでした。
祁答院の会社にて
ハルとガクは早速ネットTVの件を、祁答院に相談しに行きます。
タレントはゴッドプロモーションで用意し、報酬は少ないが番組スポンサーとCM契約をセットを条件にしたいと祁答院に頼みます。
祁答院はスポンサーなんかみつかるのかと半信半疑でしたが、ハルは必ず成功させると意気込んでいました。
トリリオンゲーム社
ゲーム事業部は上階へ移動し、ネットTV事業部が誕生しました。
トリリオンTV、始まる
ヒムロがトリリオンTVのCMに出演し話題になっています。
配信サイトには、様々なジャンルの番組が並んでいました。
ドラゴンバンクのキリカは、の様子をスマホで見ていました。
「無料でゴッドプロモーションのタレントが見られるオリジナル番組なので注目されているが、いずれはネタが尽きてしまう」と長瀬は話します。
「そして、一気にアクセスが集中すればサーバーがパンクするはず」と続けました。
キリカは、「凡人には出来るわけがない」と呟きます。
しかし、「これ以上アクセスしたらサーバーが持たない」と話す社員。
安堵する社員達をよそに、凛々は徹夜続きのガクの体調を心配しています。
「僕の仕事は、何があってもトリリオンTVを止めない事だ」と言いました。
ハルが、「ついに大口のスポンサーをゲットした」と登場します。
なんと大手スマホ会社ミスリルフォンでした。
ハルは、「これをきっかけにマスメディアに躍り出る」と宣言します。
黒龍社長とキリカ
黒龍社長は「ベンチャー企業を作るのは簡単だが、メジャーにすることは難しい」と話しています。
キリカは、「負け惜しみなんじゃない」と黒龍社長に言いました。
祁答院の会社にて
人気女子アナの白虎あかりが、シュークリームの食レポをしています。
その番組を祁答院が食い入るように見ていました。
「犯罪レベルでキュートだ」と話します。
水樹は「このあざとい女は全て計算している」と冷たく言いますが、祁答院は「負け惜しみは醜いぞ」と水樹を煽りました。
怒る水樹をなだめながらガクは、「有名な人なんですか」と尋ねます。
ハルは、「地上波じゃなくうちの番組を見て下さい」と言うと、祁答院は「あかりちゃんが出てないから見ない」と返しました。
祁答院は「キリカ達は手を組んでお前たちを潰しにきている」と言い、凛々は「ゲームの利益を全てつぎ込んだトリリオンTVが失敗すれば破産だ」と話しました。
D-REXジャパンにて
キリカが到着し、早速会議が始まりました。
キリカ「地上波テレビを全て掌握したい」といきなり話し始めます。
戸惑う役員達ですが、キリカは「日本は既存のコンテンツが強く、新しい番組を作るのは手間も時間もかかって面倒なので、地上波の人気番組を買って地上波より先に放送するのはどうか」と提案しました。
キリカに「何故か」と聞かれると、「地上波テレビは系列の配信サイトを持っており、我々のようなよそ者には売ってくれない、そして先行配信をすればスポンサーが黙っていない」と答えます。
キリカは立ち上がり「日影さんを副社長に任命し、それ以外の意見もない皆さんは解任する」と宣言しました。
そしてキリカは、「よそ者に売ってくれないなら私たちがよそ者じゃなくなっちゃえばいい、番組スポンサーごと全て買い取って文句を言わせない」と話すのでした。
報道ディレクター功刀
功刀の番組制作会社を買収したいと話すハル。
功刀は、「うちは社員数20人の小さい会社だ」と鼻で笑います。
ハルは、「私たちが欲しいのは報道のプロであり、元ジャパンテレビの花形プロデューサーのあなただからです」と話しました。
ハルの言葉を聞き退席しようとした功刀ですが、ハルはいきなりカット野菜を机に叩きつけます。
驚いた功刀はハルを見つめます。
功刀は以前、スーパーで起こったカット野菜に異物が混入していた事件を取材していました。
これは会社側の不手際ではなく、社員が労働環境に抗議するために意図的に入れたものだったのです。
しかしスーパーは事実を隠ぺいし、功刀はこの真実を報道するつもりでした。
ですが上からの指示で報道できなくなり、功刀は「スポンサーの顔色を伺い真実を伝えないのは報道の死である」と会社を退職したのです。
ハルは「俺たちは絶対真実を曲げない、報道の未来のために一緒に戦おう」と強く言いました。
しかし功刀は「俺は数字にしか興味がない、どんな素晴らしい番組でも視聴率が取れなきゃ意味がない」と言います。
ハルは「俺たちと組んで視聴回数を稼ごう、俺らにはIT技術のスペシャリストのガクがいる」とガクの肩を叩きました。
しかし功刀は納得していない様子です。
ガクのハッタリ
仲間から着信があり、ある会社に向かう3人。
社員は「キリカがどの出口から登場するのか分からない」と話します。
キリカは、テレビ局の株を買いあさり番組放映権をよこせと交渉しているようでした。
功刀は「買収よりある意味残酷だ」と話します。
ハルは、「キリカがどこから出てくるか当てたら俺たちと組む、外したら二度とあなたの前に現れない」と話しました。
功刀は了承しましたが、ハルではなくガクが答えろと指名します。
ガクはハルに見つめられ、考えを巡らせます。
ガクが早口でキリカの考えの予想を言うと、功刀は驚いていました。
功刀はガクの言葉を信じ、一同は正面玄関に移動します。
ハルはキリカに手を振り、それに気づいたキリカも手を振り返します。
ガクは予想が当たり安堵していました。
ハルは功刀に、「ネットの報道で天下を取ろう」と笑顔で言います。
トリリオンゲーム社にて
会社でハルの手料理を食べる凛々とガク。
凛々は「それはハッタリってこと?」と驚いています。
ガクは、「ハルと一緒にいて、時にはハッタリも必要だと学んだ」と言いました。
ハルは、「ガクは二重人格であり、パソコンオタクとハッタリ大魔王だ」と笑顔で話しました。
ガクは急いで否定しますが、「功刀にハッタリだとバレたらどうしよう」と心配しています。
ハルは「功刀は俺たちの度胸を試しただけ、ガクのおかげでトリリオンTV報道部が爆誕した」と言い、3人で乾杯しました。
白虎あかり登場
3人は面接しますが、白虎はいきなり「私を採用してください」と頭を下げます。
「私は元々報道志望だったが、入局以来ずっとバラエティばかりで…」
「私はシュークリームを紹介するだけでなく、裏にある生産者の苦労や思いを届けたい」
「だから、こちらで真正面から報道に取り組み、視聴者に真実を届けたい」
そう言うと白虎は、「すみません、恥ずかしいこと言っちゃって」と遠慮します。
ハルは、「全然恥ずかしくない、ITの力で老若男女みんなにとって偏りがない報道をより早く手軽に届けられる。」
「俺らのゴールは利益ではなく、報道の未来だ」と答えます。
ハルは「俺は嘘とかつけない性格だから」と言い、心の中でガクと凛々に突っ込まれています。
そしてハルは立ち上がり、白虎と握手を交わしました。
「共に戦い、報道の未来を作っていきましょう」
そう言うハルに白虎は、「是非よろしくお願いします」と再び頭を下げるのでした。
心配する凛々
白虎の採用に興奮するガクと凛々に、ハルは「白虎は俺がオファーした」と話します。
「人気ランキング20位以内のアナウンサー全員にオファーし、新時代を担うネットTVで報道キャスターをやってみないかと呼びかけた」
「報道のプロと人気女子アナ、これで全ての駒が揃った」
意気込んでいるハルをよそに心配そうな凛々。
「桜たちにゲームの時みたいに、報道も捨て駒にするんじゃないのかと心配された」
凛々の言葉を聞いて、以前の出来事を思い出すガク。
「ゲームの時は結果的に上手く行ったが、今までと同じハッタリで行動するのは」
凛々が言いかけると、ガクは「僕はハルとの友情パワーを信じたい」と言いました。
「ガクがあの時みたいに1人で何もかも抱え込むんじゃないかと心配だ」と凛々は話します。
その言葉を聞きガクは「大丈夫だから」と笑顔で言うのでした。
トリリオンニュース開始
SNSでは、番組の中身ではなくあかりの容姿について話題になっていました。
凛々は「この番組がニュースとして見られていない、こうしている間にD-REXは人気コンテンツを次々と独占配信して会員数を増やしている」と不安がっています。
功刀も、「俺たちは報道ネットワークに入っていない、他局に比べて情報収集力が弱いからニュースソースが薄い」と言いました。
ガクは、「地上波のニュースでもよく見る」と言いました。
「だったら俺たちは有料で情報提供を呼びかけよう」とハルは提案しました。
「がっつり金をかければニュースの中身はどんどん濃くなるだろう」と続けます。
ハルは、「それはガクに任せた」と言い肩を叩きます。
謎の配信者
「なぜジャパンTVを辞めてしまったのか」
「最近流行りのハラスメントか」
男はタクシーに乗せようとせず、いきなり質問攻めにされ白虎は困っていました。
「警察を呼ぶ」と言う白虎の言葉も聞かず、「ライブ中だから一言だけでも話してほしい」と男は頼み込んできます。
そして白虎を無事にタクシーに乗せます。
肩を落とす男のスマホを放り投げて、ハルは「ちょっと顔かせ」と話をつけようとしました。
苦境のトリリオンニュース
「こんなんじゃ数字出せない、強いネタはないのか」と功刀も呆れていました。
ニュースネタもボツばかりで先が思いやられます。
飲食店立てこもり事件
ニュースは緊急生配信に切り替え、スタッフは現場に向かいます。
飲食店に刃物を持った男が立てこもっているようです。
地上波のニュース番組をチェックする功刀達。
「どの局も似たり寄ったりの映像だ、早くうちのスタッフは現場に到着していないのか」と焦る功刀。
そこには事件現場を整備している警察の姿が映っています。
次に、店の外で犯人と思われる男が叫んでいる映像が届き、さらにリアルな映像を届ける事が出来ました。
ハルは謎の男から「うちのメンバーが事件の店の中にいる」と連絡があり、映像が届きます。
そこには人質に取られているメンバーが、録画できる眼鏡を使い店内を撮影したものでした。
容疑者は人質を取って取り乱し、警察の説得にも応じていないようです。
白虎は映像を見て詳しく状況を伝えていて、ガクもハルも感心しています。
功刀は「このまま一気に数字を稼ごう」と意気込んでいました。
警察も、トリリオンニュースの映像を見て現場を確認していました。
そしてついにSITが突入し、犯人は無事確保されます。
トリリオンゲーム報道部打ち上げ
ハルは、長時間の生配信をねぎらって乾杯します。
「トリリオンニュースは一般提供者にも報酬を払うからみんなタレこんでくれる」と話すハル。
「情報提供者はみんなトリリオンニュースの専属の情報屋だ」と話すハルに、凛々は「どこでそんな繋がりを」と疑問に思いました。
実はハルは、白虎に突撃したオサバキ君に、トリリオンニュースの専属情報屋になってほしいと頼んでいたのです。
彼らが配信で得る利益の3倍の報酬を払うと提案すると、同意するオサバキ君でした。
「複数の当事者目線を同時多発に提供し、スキャンダルやタブーにも自由に踏み込める」
「これは報道の未来だ」と話すハルは再び乾杯します。
そんなハルを功刀は複雑そうに見ていました。
功刀とハル
酔った白虎を送る凛々。
功刀はハルに「お前はとんでもない二枚舌じゃないか」と言います。
その発言をたまたま聞いたガク。
「そろそろお前の本当の目的を聞きたい」と続けました。
ハルは向き直って、「報道は莫大な広告料を取るためのただの釣り餌」と言います。
そして凛々もガクの隣で聞いています。
「新興メディアに足りないのは信頼であり、でかい広告主を捕まえるために報道をし、ちゃんとしたメディアだという外側が欲しい」と続けます。
功刀は、「お前にとって俺らの報道は飾りかよ」とぶっきらぼうに言いました。
「あんたは数字のためで、俺は利益のため、お互いウィンウィンだろう」とハルは笑顔で話すのでした。
ミスリルフォンスマホ発火事件
投稿者は、動画のスマホをインバーターのないバッテリーで充電したら爆発したと話しているようです。
ミスリルフォンはトリリオンゲーム社の大口スポンサーです。
ミスリルフォン側は、「ちゃんと説明書に、純正の充電器を使用するように記載しているから問題はない」と話しています。
白虎は「瑕疵を認めないのか、もし爆発が起こったらどうするつもりなのか」と問い詰めます。
功刀は、「専門家にも問い合わせたが、純正品以外でも充電して発火したのはミスリルフォンだけで他社は異常がなかったと聞いている」と話しました。
ミスリルフォン側は、仮に事故があっても大きな問題にはならないし公表する必要はないと主張します。
白虎と功刀は会社に戻り、「今日のトップニュースはミスリルフォンのスマホ発火事件だ、うちにとって初の特ダネ独占スクープだ」と宣言しました。
「スポンサーだろうが真実を伝えるのが報道の仕事だろ」と凛々とガクに問う功刀。
スタジオに向かって準備をする社員達に戸惑いを隠せない2人です。
今日のニュースを差し替えて欲しいと主張している会社側に、つかさず社長である凛々が話を聞くと言います。
ミスリルフォンの社長は、女子大生社長の凛々に驚くや否や「企業にとってスポンサーがどれほど大事か」と話しました。
そこでハルが登場し、「鉱社長がおっしゃるとおり、ミスリルフォンの件は永久に引っ込めます」
「そのかわり、CM出稿を増やして欲しい」と話すのです。
ハルの言葉を聞き鉱社長は大笑いし、「話が分かる大人がいてよかった」と安堵しています。
社員たちやガクと凛々は納得できないようです。
そしてハルと鉱社長は一席を設ける事になりました。
高級中華料理店にて
高級中華をほおばるハル。
ガクと凛々、白虎と功刀達は気が進まないようです。
ハルの要望はあっさり通り、感謝を述べています。
ハルはメッセージを打ち、鉱社長にテーブルを回しました。
そこには「隣の部屋にマスコミ各社を集めている」と書いてあります。
隣ではざわつく声が聞こえ、ハルは大声で「ミスリルフォンの最新機種の発火問題についても少し話が聞きたい」と問いました。
ハルはまたメッセージを打ち、「社長も酢豚はどうですか」と言いながらテーブルを回します。
そこには「情報系youtuberオサバキ君は知っているか」と書いてあります。
それを見て、息をのむ鉱社長。
ハルは「酢豚どうぞ」と勧めますが、鉱社長は「いや、酢豚は結構」と言い「完全に脅迫だ」と打ち込みました。
スマホで会話するハルと社長。
ハル「真実を晒すことは脅迫ではない」
社長「報道を辞める代わりにCM増額を要求する取引が明るみに出れば君たちも終わりだ」
ハル「死ぬのは勝手に裏取引した俺一人、あんたらミスリルフォン工業は会社ごと終わる」
「ミスリルフォンの発火の件は、きっちり報道して頂きたい」
「我が社のモットーはお客様の安心安全第一、全商品をリコールする」
「まずはここにある1台のミスリルフォンから」
トリリオンゲーム社にて
功刀、白虎は先ほどのハルの行動が見事だったと褒めています。
ガクは「緊張して口から心臓が飛び出そうだった」と安堵しました。
凛々は、隣の部屋にマスコミまで呼んでいたハルに驚いています。
するとハルは「マスコミは呼んでいない、信じていたのか」ととぼけました。
ハルはまたハッタリで、隣の部屋に意図的に雑音を流して皆を騙していたのです。
「まずい餌釣り餌に食いつく魚はいない」
「釣り餌だからこそ中身はちゃんと作る」
「ハッタリと中身の両方が揃えば一気に爆発する」
「俺と功刀が金と数字を作れば、ガクや凛々や白虎達が中身を作る」
「ゲスだからこそちゃんと作る」
発火事件のその後
ミスリルフォンはリコールされ、鉱社長はトリリオンニュースに出演しています。
ミスリルフォンは真実を報道することで、信頼と好感度が爆上がりしました。
凛々はいきなりハルとガクに謝罪します。
ハルを信用していなかった自分が悪いと話す凛々に、理解出来ていないハル。
一方ドラゴンバンクは
「社会が大きく変わるゲームチェンジが必要だ」とキリカは呟きました。
黒龍社長は祁答院を呼び出しています。
ハルのメディア帝国への道第2弾は、ネットTVの開局です。
祁答院が社長を務めるゴッドプロモーションのタレントを使いオリジナル番組を作って行きました。
そして、ドラゴンバンクのキリカが米大手配信コンテンツD-REXを買収し、トリリオンTVに対抗します。
その出来事からハルは、トリリオンTVを報道に特化させると決心したのでした!
トリリオンニュースのメインキャスター役には、元ももクロの百田夏菜子さんが出演されています。
ハルは今回も大活躍していましたが、ガクもついにハルに影響されてハッタリをかますようになりましたね。
トリリオンニュースの立てこもり事件のシーンはとてもハラハラドキドキしましたよ。
ミスリフォンの発火事件の件で、鉱社長とハルがスマホでメッセージを送り合って対立するシーンもセンスがあって面白かったです。
凛々とガクはゲーム事業を捨て駒だと話すハルを疑っていましたが、最後は心のわだかまりがなくなったようでよかったです。
最後に黒龍社長が祁答院と密会していました。
祁答院はトリリオンゲームの天敵、黒龍社長と手を組むのでしょうか。
来週もどのような展開が待っているのか楽しみですね♪
第8話ネタバレ
未来のトリリオンゲーム社
次回作である「風の丘の少女AR版」の台本を受け取り、ガクはこのアニメが出来たのはハルのおかげだった事を思い出しました。
トリリオンゲーム社役員会議
代表取締役社長の凛々が役員会議を始めます。
ハルは差し入れを持って、トリリオンTVが黒字転換したお祝いに来ました。
ハルは宣伝部長兼宴会部長であり、テレビもゲームも好調であるお祝いだと話します。
役員会議を進めたい凛々ですが、ゲーム事業部は新作ゲームのグラフィックデザインが行き詰っており、会議どころではないと話しました。
ガクは、「AIでその作業を使ってみないか」と提案します。
試しに皆で記念写真を撮って、AIを使用し写真からアニメに簡単に変えて見せました。
これを使えば時間を短縮出来るとゲーム事業部は喜んでいます。
D-REXの生配信会見
そしてD-REXは、全てのユーザーを対象に月額料金を今日から1年間無料にすると宣言します。
目先の赤字は気にせず競合他社を抜き去り、3年以内に日本の動画配信サービス1位になると言うのです。
あかりVSキリカ
キリカは同意し、「Winner takes all IT戦争は勝者が総どりする世界。」
「勝つのはドラゴンバンクだ」と宣言します。
あかりは「あなたはただハル達に勝ちたいだけだ」と言うと、キリカは「それはあなたも同じ、お互い勝ちにこだわるワガママ同士でしょ」と言い返します。
あかりは「ハルは違う、会社も報道も中身を大切に考えている」と熱弁しました。
長瀬は止めようとしますが、あかりは続けてハルを庇います。
それを聞きキリカは「あなたはハルが好きなの?」とあかりに尋ねました。
あかりは同意し、周囲はざわついています。
キリカは「うらやましい」と呟き、会見はすぐさま終了になりました。
会見終了後、あかりはハルに先ほどの出来事を謝罪します。
会見での発言はSNSでバズってしまい、あかりは頭を抱えていました。
祁答院の会社にて
しかし凛々はこのままではユーザーがD-REXに流れてしまうと焦っていました。
そこでハルは「トリリオンTVはポポラアニメを独占配信し一発逆転する」と宣言します。
「ポポラ」は海外でも人気がある超有名アニメ制作会社で、こどもから大人までみんなに愛されています。
そのスタジオを率いるのは世界の宇佐美マリ監督です。
ポポラは配信を一切していないので、映画館に行くかDVDを買うかの2択しかありません。
なので、トリリオンゲーム社がポポラの新作を独占配信すれば勝てるとハルは意気揚々と言いました。
スタジオポポラへ突撃
ハル、ガク、凛々はアポなしでスタジオポポラに突撃しました。
交渉相手はプロデューサー兼社長の安住久子。
宇佐美と二人三脚でポポラのヒット作を生み出してきた最強コンビで、宇佐美はワガママでこだわりが強く手強そうな相手で交渉は難航しそうです。
宇佐美は現場に現れ、アニメーター達をチェックしていました。
宇佐美に気を遣う社員達を見て、凛々とガクは怖気づいています。
そこにキリカと長瀬が社長の安住を連れて現れました。
驚くガク達をよそにキリカは、「ポポラの新作目当てなら残念だ」と言って去ります。
ハルはつかさず安住の前に立ちはだかりました。
そこに宇佐美が現れ、D-REXと提携する記事の写真がキリカより小さい事にクレームを言いました。
宇佐美はハルを無視し、とにかく主導権はポポラが握り、写真も変更させろと言い去ります。
宇佐美を追いかける安住はその場を去り、ハル達も出直すしかありませんでした。
祁答院の会社にて
祁答院は以前の黒龍社長との会話を思い出しています。
祁答院は、手を組みたいと話す黒龍に条件次第だと言いました。
D-REXがポポラ新作を独占配信
トリリオンゲーム社は、完全にD-REXに先を越されてしました。
しかもこの新作は、ドラゴン娘のアニメ化作品でした。
ハルは思い立って、何処かに電話をかけています。
キリカとハルは居酒屋デート
キリカはハルに呼びだされ、ホルモン焼き鳥を2人で食べています。
初めて食べるキリカは、ハルに促され恐る恐る口にしますが、美味しくて感動してしまいました。
そしてキリカはポポラの事を話し始めます。
スタジオポポラはD-REXに逆らえない、何故なら経営は火の車であるから。
ポポラ作品は興行収入100億円越えもあるが、監督がこだわりすぎて制作費がオーバーし赤字になった作品も多い。
なのでスタジオは多額の借金を抱え常に自転車操業である。
ハルは、「それにつけ込んで契約させたと言う事か」と納得しています。
予定では「ドラゴン娘伝説」は2年後に翻訳され世界同時配信されると話すキリカ。
黒龍家の名に懸けて負けることは出来ないと言いました。
ハルはその条件は飲まないと話し、答えを聞いてキリカはその場を去りました。
祁答院の会社にて
トリリオンTVはD-REXに押されて危機的状況に陥ります。
祁答院は不敵な笑みを浮かべるのでした。
祁答院は、ハルたちのトリリオンゲーム社に賭ける事にしたのです。
スタジオポポラへ
ガクはハルが高級車に乗ってる事に驚いています。
その車に乗って、ガクはハルと共にスタジオポポラに向かいました。
「やるからには宇佐美と全力で作る」と言い返す安住。
ハルは気難しい宇佐美が本気を出すのかと問うと、「たしかに気難しくて扱いにくいが、彼女にはそれを凌駕する才能がある」と力説します。
「お金もスケジュールも気にしない天才を、上手くコントロールする有能プロデューサーがいたからここまで来れた」と話すハル。
安住は「私はただの凡人であり、宇佐美と言う天才に出会って私の人生は変えられてしまった」と言いました。
ガクは「その気持ちわかります」と同意し、ハルは「2人の信頼関係があったからこそ成功した」と話します。
そしてハルは「風の丘の少女」がお蔵入りになった事を話し始めます。
それはスタジオを始めて最初に作ろうとした映画で、安住の実体験がベースになっているのです。
安住が企画し宇佐美が乗ってくれて進めて台本も出来ていましたが、資金が集まらず頓挫したのでした。
個人的にはやり遂げたい気持ちはあるが、その後いろんな映画がヒットしたのでこの企画は復活する事はないと話すのです。
ハルは安住の話を聞いて、「俺たちと一緒に風の丘の少女を完成させよう」と言いました。
ガクも「今作るべきだ」と続けます。
困惑する安住は台本を見つめました。
ハルの目論見
ハルはある外資企業に「風の丘の少女」について電話をしています。
そしてハルは「カリフォルニアランド」ホームページを確認していました。
再びスタジオポポラへ
ハルとガクは翌日、宇佐美の元に訪れ「風の丘の少女」の台本を渡しました。
宇佐美はD-REXの映画を作らなくてはならないと断りますが、ハルは「D-REXと契約が始まる前に作ろう」と言いました。
宇佐美は「馬鹿げている、あなたたちの為に何故」と一蹴しますが、ガクは「僕らではなく安住のためだ」と話しました。
「安住は自分が企画した風の丘の少女を完成させたいと思っている」
「安住は宇佐美にとって最高のパートナーであり、あなたの無理難題にも答えている」
「安住と宇佐美の関係性は、僕とハルとの関係性に似ている」
「とにかく、借金の為に魂を売るより安住と一緒に風の丘の少女を作って欲しい」
ガクは宇佐美を必死に説得しました。
宇佐美は、ガクに差し出された台本を手に取りチェックし始めます。
「安住が何を言ったか知らないが、魂も売らないし安住が提案した企画に特別な思い入れはない」と宇佐美は言いますが、ガクは否定します。
カリフォルニアランドとは世界最大手のアニメスタジオです。
宇佐美は「なぜあんた達の会社とあのカリフォルニアランドが」と信用していない様子でした。
ハルは「それは世界の宇佐美と仕事が出来るからだ、CEOのウォルトは誰とも組むつもりはないが宇佐美となら仕事をしてみたいと言っている」と話します。
信じようとしない宇佐美に「本人に直接聞く」と言い、ハルはウォルトとテレビ電話を始めました。
英語で会話するハルとウォルト達。
宇佐美はウォルト達が何を話しているかハルに尋ねます。
ウォルトは宇佐美を大変尊敬しており、風の丘の少女のアニメーションのプレゼンを始めました。
それを見て感動する宇佐美。
「一緒に最高の作品を作ろう、500人のアニメーターを用意して待っている」と話したウォルト。
ハルは宇佐美に「でたらめではない、一緒に風の丘の少女を作ろう」と話します。
すると宇佐美は頷いて了承しました。
ガクはハルにどうやってウォルトと知り合ったかと聞きますが、やはり得意のハッタリでした。
バックパッカーを使い、カリフォルニアランドの従業員やCEOに成り済ましたのです。
嘘がバレたらどうしようと心配する凛々ですが、「ここからはお前の出番だ」とハルはガクの肩を叩きました。
D-REXにも、トリリオンTVがスタジオポポラと映画を作る噂が入り込んできました。
明日の緊急記者会見で発表されると知り、何かを企むキリカです。
トリリオンTVとスタジオポポラの共同記者会見の日
ハル達は会見の段取りを確認中に、キリカ達が訪れている事を知ります。
キリカは宇佐美達に、「会見は中止した方が良い、トリリオンゲーム社はカリフォルニアランドと業務提携していない」と話しました。
そして、「トリリオンTVは映画を完成させる事は出来ない」と続けます。
不穏な空気が漂う中、凛々は記者会見を始めます。
宇佐美は冒頭から暴露し始めます。
「トリリオンTVはうそつきのイカサマTVだ」
「海外との業務提携は嘘であり、今回の映画は私の企画ではない」
「風の丘の少女はポポラのプロデューサーの安住久子が企画した」
そして安住を壇上に呼びだしました。
「安住は真面目だけが取柄の面白みのない女」
「金勘定は出来てもクリエイティブセンスはないに等しい」
「これまで何度か企画を出してきたが、ろくなものはなかった」
「ただ一つ風の丘の少女だけは素晴らしかった」
「風の丘の少女は20年前、何者でもなかった時代に安住が提案してきた企画である」
「初めてこの企画書を読んだ時は心が震えた」
「何が何でも映画にしたい絶対やりたいと思った」
「だがどんな素晴らしい映画でも、資金と人材がなければ映画は出来ない」
「今までスタジオポポラが多くの作品を世に送り出せたのは、安住プロデューサーのおかげである」
「だから彼女の信頼と恩返しの証として、彼女の自伝的映画風の丘の少女を絶対に実現させます」
宇佐美は高らかに宣言し、会場はざわついています。
記者が、「それはトリリオンTVの独占配信なのか」と質問しました。
ハルは同意すると、別の記者が「それはD-REXとの新作も控えているが、2作同時に制作するのか」と質問します。
「わずか半年で映画を完成させられるわけがない」と声が上がります。
「詳しいことは当社の最高のエンジニアが説明する」
ハルはそう言ってガクを呼びだします。
ガクは壇上に立ち、実際にAI技術を活用した映像を披露しました。
AIを活用する事でアニメーターの負担も大幅に減らせるのです。
しかし記者から「今まで手書きにこだわっていた監督が、今回は何故AIの力を借りるのか」と質問します。
「AIは手書きには叶わないが、画像生成AIはスピードアップである」
「命を削って作品を作り出す天才がスピードという武器を手に入れれば、より多くの名作を世に送り出せる」
ハルとガクがそう答えると長瀬が慌てて質問します。
ハルは「トリリオンゲーム社が負担し、我々トリリオンTVは世界初スタジオポポラの過去作品全て一挙独占配信する」
「すでに多くの企業がスポンサーに名乗り出ており、トリリオンTVは世界の動画配信サービスの頂点に立つ」
ハルはそう宣言すると、キリカ達はたまらず退室するのでした。
会見の終了後
笑い合うハルと宇佐美を見て、その事実を知り驚く凛々とガクなのでした。
ハルは「俺たちは金は出すが口は出さない、あなたが本当に作りたい作品を作ってくれ」と言いました。
そして「配信権を契約してくれ」とその場で頼むハル。
宇佐美は「あんたも相当ワガママだ」と言い、その場で独占契約を結ぶことになりました。
契約が成立し、去る宇佐美に頭を下げるガクと凛々。
安心した3人はハイタッチをして喜びを分かち合いました。
未来のトリリオンゲーム社
この出来事を思い出したガクは、不意に笑みがこぼれます。
「ハルにも見せたかったな」
その様子を見た功刀は、「ガク、ハルの事は気にするな」と言います。
その後
キリカは玄関先で、かつての副社長に「お疲れさまでした」と言い去りました。
キリカは黒龍社長に詰め寄りますが、トリリオンTV専用ボタンがついたリモコンを見せます。
トリリオンTVは、この件で急成長し大手国内電気メーカー4社と提携、リモコンの専用ボタンを設置する契約まで取り付けたのです。
トリリオンTVはD-REXを抜き去ってしまったのでした。
キリカは悔しそうな表情を浮かべますが、黒龍はハルたちを呼びだすように指示します。
ドラゴンバンクへ
ハルたちはドラゴンバンクの社長室に招かれます。
「祁答院を含むトリリオンゲーム社の株式を700億円で全て買い取りたい」
ハルとガクは「つまり買収か」と驚きます。
「ガク300億、ハル300億、祁答院100億だ」
「私はライバルと喧嘩をしない」
「徹底的に潰すか丸ごと手に入れるか」
「ハル、君は素晴らしい」
「君の実績は鮮やかだ」
「キリカは君にご執心である」
「君はキリカと結婚して黒龍家の人間になりなさい」
黒龍社長の発言は周囲を驚かせました。
今回は、トリリオンTVが業界最大手になるためにD-REXと全面対決しました。
有名アニメ制作会社ポポラ作品の配信権を巡り、熾烈な戦いが繰り広げられましたね。
ポポラの監督である宇佐美は癖が強いキャラクターで交渉は困難かと思われましたが、ハルのハッタリとガクの熱弁でなんとか切り抜ける事が出来ました。
ハルがカリフォルニアランドと言う海外アニメ制作会社を詐称したのは驚きましたし、まさか偽物の人物を雇って騙すなんてさすがですよね。
D-REX率いるキリカは金に物を言わせてポポラと契約しますが、最後に白紙になって大失敗してしまいます。
なんとかトリリオンTVを負かしたいキリカですが、どうにもできないのでついに黒龍社長が口を挟みに来ました。
祁答院は黒龍と手を組むのかと思われましたが、ハルに賭けたいとギャンブルのような決断をし、交渉は決裂します。
黒龍社長には予想外の展開だったでしょうね。
最後には、トリリオンゲーム社を700億円で買収したい、そしてハルはキリカと結婚しろと話した黒龍社長。
キリカとハルが結婚したら、最高のワガママカップルになるでしょう。
お似合いですし結婚する展開だったらワクワクしますね!
ハルとキリカと結婚すれば、ハルが好きな白虎あかりはショックを受けるかもしれません。
遂に最終章に突入する来週が気になって待ち遠しいですね♪
第9話ネタバレ
未来のトリリオンゲーム社
ガクの元に長瀬が訪ねてきます。
「総務省の許可がおりれば自社の通信回線がもてるようになり、大手に続く第4のキャリアになる」
「トリリオンゲーム社にも悪い話ではない」と話しました。
水樹は「今は大手の独占状態でシェアを拡大するのは不可能だ」と言います。
しかしガクは、長瀬に協力することを決めました。
「不可能を可能にするのがうちの社風である」
「ハルもきっとそう判断するだろう」
ガクの言葉に深々とお辞儀をする長瀬でした。
トリリオンゲーム社が買収?
黒龍社長に、買収の提案をされるガクとハルと祁答院。
そして、黒龍社長から「キリカと結婚して黒龍家の人間になれ」と言います。
キリカは口を挟もうとしますが、ハルに答えを聞きました。
ハルの言葉に驚きを隠せない一同。
「俺も一度はお義父さんと呼びたかった」そう言い、黒龍を見つめるハル。
黒龍社長は、そう言って去って行きました。
会食後のキリカ
長瀬は「ハルが結婚していたなんて信じられない」と話します。
「そんなわけないでしょう」
キリカは微笑みながら言うと、長瀬は驚いていました。
会食後のハル達
「世界一のワガママ男なのに、女には優しいのか」
ハルらしくないと言う祁答院ですが、ガクは何のことかわかっていないようでした。
「キリカに恥をかかせない為に言ったんだ」
そう言う祁答院に、「そうだ」と答えるハル。
そこで、車からゴミを投げ捨て清掃員に「後はよろしく」と悪態をつく車を見つけます。
車に戻ると、「ちょっとムカついたから」と話すハル。
急いで車を走らせ、祁答院を会社の前に降ろします。
「祁答院には買収の話を断る理由がない」
「俺らに3000万で出資して100億手に入れば大勝ちだ」
ハルがそう話すと、祁答院は答えます。
ハルは「決めるのは祁答院だ」と話します。
「男にも優しいんだな」
「俺が売らない理由は、ただちょっとむかついたからだ」
そう言って祁答院は去りました。
そして、ハルはガクを何処かに連れていくのでした。
カジノにて
ハルはガクをカジノに連れてきました。
いきなりゲームをさせられ、ガクは赤の23に10万のチップを賭けます。
それが当たってしまい、倍以上の儲けになりました。
ハルはガクに尋ねます。
「ここであがりにするか」
「黒龍社長に会社を売れば300億」
ガクは考えます。
「ここで買収に合意したらドラゴンバンクに入社し一生安泰で贅沢できる」
「だが、人生あがりを選べば全て終わってしまう」
ガクは肩を落としますが、ハルは気にしていない様子でガクにチップを投げるのでした。
黒龍社長と会食
黒龍社長と会食するハル達。
「今日の為に2000万円のワインを開けた」と話す黒龍社長に驚くガク。
信じられない黒龍社長に、笑顔で話すハル。
祁答院は笑いながらその場を去りました。
そう話す黒龍に同意するハル。
その言葉を聞き捨てならない黒龍社長。
ハルの言葉を聞き、大笑いする黒龍社長なのでした。
キリカが異動?
キリカはビリヤードをしています。
驚くキリカは、急いで黒龍社長の元へ行きました。
その言葉を聞き、急にキリカを抱きしめる黒龍社長。
「どこに行っても私の娘である事は変わらない」
「ドラゴングループのファミリーであることを忘れるな」
その言葉に複雑な心境のキリカなのでした。
祁答院の会社にて
祁答院は「やっぱり100億円惜しかったなぁ」と今更言っています。
ハルは先ほどの会食で出されたワインを勝手に持ち出し、とりあえず飲みなおそうと話しました。
しかしハルは「1つだけある」と答えます。
キャッシュレス決済に進出
早速、トリリオンゲーム社役員会議が開かれています。
現在キャッシュレス決済は、大手通信会社や銀行コンビニチェーンなど各社サービスが乱立しています。
決済方法も多岐にわたり、コード決済や電子マネー決済やクレジットカードなどがあります。
キャッシュレスは加盟店が得る決済手数料、ユーザーから得る購入履歴なだビッグデータ、金利収入から利益を得ています。
凛々が説明し、ハルは「俺らはこのキャッシュレスの波に乗りたい」と意気込みました。
「ゲームの課金、トリリオンTVのネットショッピングも自分たちのマネーがあれば、他社に手数料を払わなないで済む」
そう言うハルに「今から参入しても遅いのでは」「決済サービスは誰が管理するのか」と声が上がりました。
無理だと断るガクですが、ハルは「オールインしてキャッシュレス戦国時代の天下を取る」と宣言するのでした。
トリンリンPay開始
ガクが技術者として先頭に立ち開発に向けて奮闘しています。
必死にトリンリンPayの営業をかける凛々とハル。
決済手数料3年間無料キャンペーンをすることで、導入店を増やしています。
CMを打って大宣伝し、ダウンロードして30%還元するキャンペーンを開始、徐々に世間に認知され始めていました。
ハルは、1500万かけてドローンでトリンリンpayを宣伝しています。
ドラゴンストアにて
長瀬と共にドラゴンスーパーを視察するキリカ。
社員が宣伝したいと話す、電子マネーDORACOに目をつけます。
キリカは何か思いついたようでした。
伸び悩むトリンリンpay
ハルは「成功した決済ツールは少ない」と話し始めます。
「そんな中成功しているのは、交通系電子マネーだ」
「交通系カードはキャッシュレス界の眠れる巨人である」
するとハルはガクを連れて何処かに向かうのでした。
鉄道会社へGO
鉄道会社に営業をかけるハルとガク。
PASCAのチャージがトリンリンPayで可能になるだけでなく、スマホ1つで電車に乗れるようにするのです。
「自社のモバイルPASCAがある」と話す社長に、ハルは「モバイルへの以降は進んでいない」と答えます。
「うちの天才開発部長を筆頭に多数のエンジニアが在籍するIT企業、モバイル化に関しては問題ない」
「よくわかったが、その話は南急電鉄にして欲しい」
彼が首を縦に振らないと決まらないと言うのです。
南急電鉄へ
ハルとガクは南急電鉄に出向くと、キリカ達にばったり出会います。
驚くガクをよそにハルは、「やはり都落ちして終わる女じゃないな」と言いました。
渡利社長が現れ、「同じ用件だったから一緒の方が話が早い」と笑顔で話します。
渡利社長が問いかけると、ハルが話し始めます。
両者の話を聞いたうえで、渡利社長は結論を言いました。
そしてハルやキリカ達に帰るように指示しました。
凛々とガク
ガクと凛々は、今回の交渉が上手くいかなかった事を話しています。
ガクは「ハルとキリカは似たもの同士だ、似ているからしょっちゅうぶつかるのかも」と話しています。
凛々は帰宅しようとしますが、ガクは仕事を再び始めます。
凛々はガクの体調の心配をしていました。
ガクは「ありがとう」と感謝すると画面に目を向け、凛々は切ない表情でガクを見つめていました。
キリカとガク
ハルはキリカと会う約束をし、クルーズ船でシャンパンを飲んでいます。
ハルは「俺たちやっぱり結婚しよう」と話します。
「そんな冗談を言うためにここに呼んだの?」とキリカは言いました。
「お互い似たもののワガママ同士、察しはついてるだろ?」
「タッグを組んで交通系マネーを取りに行こう」
キリカに提案するハル。
しかしキリカは「私はドラゴンバンクの人間だから、商売敵のあなた達を潰せる」と言います。
「潰すより手を組んだ方が断然良い」
「あんたなら会社にとって最善の方法を取るだろう」
ハルはそう言うと、キリカがいきなり躓いてハルが抱きかかえます。
しばし見つめ合うとハルが「マジで結婚する手もある」と言いました。
キリカは信じられないようですが、ハルは続けます。
「会社の顔同士が結婚すればイメージ戦略は最強だ」
キリカは呆れたように「そんなことまでゲームなの」と呟きます。
キリカはハルと普通の結婚生活を送っている人生を想像し、続けて話しました。
「あなたも私もビジネスの世界で生きることを選んだ」
「私は普通の幸せも好きだけど、それだけじゃ足りないの」
「そういう生き方しか私は知らないから」
「あなたが望んでいることはただ一つ」
「トリリオンダラーを稼いで全てを手に入れることである」
キリカが話すと、ハルは同意します。
「タッグを組んで交通系マネーを取りたい」
「潰すより組んだ方がメリットがある」
キリカはいきなり倒れ抱き上げるハル。
ガクの素顔
差し入れを買ってきた凛々はガクがいない事に気が付きます。
すると後ろから、眼鏡を外したガクが来てびっくりしました。
差し入れのピザを渡すと笑顔で受け取るガク。
ガクは給湯室で髪を洗っていて、今夜も泊まり込みで残業するようでした。
そして、眼鏡を探すガクと凛々が机の下で急接近します。
しばし見つめ合いますが、凛々は慌てて話し始めました。
「私はガク達と出会わなければ全然違う人生を送っていたと思う」
「まさかこんな大きな会社の社長になるなんて思いもしなかった」
ガクも「ハルと出会わなければ単なるパソコンオタクのままだ」と返します。
唐突に凛々は「結婚とか将来の事を考えたりするのか」問いました。
「僕はそういう事は全く考えていない」と答えるガク。
驚きすぎて叫ぶ凛々とガク。
そして南急電鉄へ
渡利社長に再び会いに行くキリカとハル達。
「トリリオンゲーム社とドラゴンストアは業務提携し、無敵のキャッシュレス決済が始まる」
「鉄道系を含めた3社の統合は革命的であり、時代の転換期になる」
キリカとハルが話すと、渡利社長は渋々話します。
「あなた方と組めばPASCAのモバイル化も進め、交通機関以外の経済も活性化すると言うのか」
「まさか企業の成り立ちも考え方も違うあんた達が組むとは」
ハルは「全てはPASCAとの業務提携の為、私たちと新しいキャッシュレス決済を始めないか」と言います。
私鉄連合の定例総会
キリカとハルが定例総会にてプレゼンをしています。
キリカは「新サービスはスピードが命だから待てない」と反論します。
渡利社長は「あんたのお父さんの会社と違い私鉄連合は利害の異なった企業の集まり」
「足並みを揃えて踏み出すには時間が必要である」
渡利社長は否定しますが「良いご提案だったかどうだろうか」そう言い、議長に決を取らせます。
「DORACOとトリンリンPayの提携に賛成の方挙手を」
決を取りますが、賛成の手は上がりませんでした。
渡利社長は驚いて会場を見渡します。
ハルがオサバキ君の情報を使い、役員達の弱みを握っていたのです。
そしてキリカも、ドラゴンバンクと繋がりがある役員に交渉していたのでした。
キリカとハルは共闘し根回しをしていたのです。
無事承認され、キリカとハルは笑顔で見つめ合います。
ガクは真実を知り、ハルとキリカ合計4人しか根回ししていないのに、何故他の人も賛成したのか疑問に思いました。
「失敗したらその時だ」
ハルはそう言って笑うとキリカは「一度失敗しても勝つまで辞めなきゃ必ず勝てるのよ」と言います。
ハルとガクは「大成功だ」とハイタッチします。
キリカは戸惑っていましたが、3人でハイタッチして少し嬉しそうでした。
今回の提携はトリリオンニュースで大きく報じていました。
「唾を吐いた奴隷は鞭を撃たれなければいけない」
「骨がえぐれてひざまづくまでな」
「私はお前の大事なコレクションを徹底的に潰してやる」
ユーザーが消費する機会を意図的に増やすために鉄道会社を巻き込んだのでした。
ゆくゆくは、電車やバス以外にもタクシーや駐車場などあらゆる移動場面でトリンリンPayを使えるようにしたいのです。
その第1歩がPASCAとの提携であり、次は本命のSUISUIに攻め込むと宣言したハル。
全国に普及しているSUISUIの市場を手に入れたいのです。
黒龍社長の反撃
トリリオンゲーム社の新決済アプリリリースまで半年を切りました。
社員たちはラストスパートをかける為に奮闘しています。
その時、ハルは黒龍社長から呼び出されます。
黒龍とハルが食事をしながら話しています。
「やはり君は素晴らしい」
「今度はSUISUIを取りに行くそうだが、大資本の強みを理解していないようだ」
その言葉に「どういうことか」と尋ねるハル。
トリリオンゲーム社にて、ドラゴンバンクがSUISUIと業務提携したというニュースが舞い込んできます。
しかもPASCAもドラゴンバンクとの提携に鞍替えし、私鉄連合がトリリオンゲーム社との提携を白紙撤回したいと要求してきました。
驚いて言葉が出ないガク。
「鉄道会社がドラゴンペイと提携してしまったらトリリオンゲーム社に勝ち目はない」と話す凛々。
「これまでの交渉や資金も全て無駄になってしまう」ガクは頭を買賭けていました。
そのニュースを見ているキリカは、怒りで取り乱しています。
黒龍社長と話すハル。
その時、トリリオンゲーム社では功刀から電話があり、「配信システムにウイルスが侵入し、配信できない」とガクに連絡がありました。
そしてゲーム事業部も乗り込んできて、「サーバーがいきなり落ちて仕事にならない」と乗り込んできました。
「ガクのセキュリティーは完璧なはずなのになぜ」と驚く凛々。
トリリオンゲーム社が蓄積しているユーザーの登録情報全てがここ数日で盗まれていたのでした。
「社外から侵入された形跡はなく、おそらく内部流失したのでは」と考えるガク。
そしてガクはその事をハルに伝えます。
前回キリカと結婚しろと命じられたハルですが、黒龍社長の頼みをあっさり断りましたね。
そしてトリリオンゲーム社はキャッシュレス決済に目をつけ、なんとドラゴンストアに左遷されたキリカと業務提携します。
今回は恋愛要素が含まれており、ハルとキリカのクルーズシーンはドキドキする展開で、本当にこの2人が結婚したら素敵なのにと思ってしまうほどでした。
なんとガクと凛々も急接近し、ガクが眼鏡を外している姿を見て、こんなにイケメンなんだと驚きました!
凛々はガクが気になるようですが、ガクは凛々の気持ちに全く気づいてない様子がもどかしかったですね。
私鉄連合の渡利社長を攻略しPASCAを手に入れたハル達ですが、やはり黒龍社長に邪魔されてしまいます。
トリリオンゲーム社が手に入れようとしていたSUISUIと提携し、なんとPASCAも取り込んでドラゴンペイを誕生させました。
更にトリリオンゲーム社の社員にハッキングするように働きかけます。
そして、トリリオンゲーム社は今までにない大ピンチを迎えてしまい窮地に陥りました。
果たしてトリリオンゲーム社はどうなってしまうのか?
ハルが会社から去ってしまうとしたらその理由は?
次回で最終回を迎えますが、来週が気になって待てませんね。
第10話ネタバレ
黒龍と食事をするハル
ガクからの連絡でハルは、トリリオンゲーム社が情報漏洩の被害に遭ったことを知ります。
微笑む黒龍社長に、怒りをあらわにするハル。
トリリオンゲーム社が積み上げてきた信用と実績を地に落としたい黒龍社長。
トリリオンゲーム社にて
凛々はガクに「明日の会見は私1人で出席する」と話します。
ガクは「自分のせいであるので、凛々一人に任せられない」と言いました。
凛々は、神妙な面持ちで話し始めます。
「今、最優先させるべきことはユーザーの皆様に誠心誠意謝罪し対策を説明すること」
「それは社長の仕事である」
「私は2人と出会い仲間になれて本当に良かった」
「何があっても絶対会社をやめないと約束してほしい」
そう言って涙を流すのでした。
会見にて
1人で会見に臨む凛々。
会社から顧客の個人情報が外部に流失したとを認め謝罪を述べます。
そして、会社のセキュリティーには問題なかった事を釈明しました。
「原因は?」「内部から情報漏洩したのか?」「社長の責任では?」
記者から次々と質問が飛び、凛々は答えます。
そう宣言し、深々と頭を下げました。
「今後は、第三者委員会を設置し原因を追及と再発防止に努める」
会社を外から見上げる凛々は、これまでの出来事を思い出しています。
そして、会社に向けて深く頭を下げるのでした。
黒龍社長と長瀬
トリリオンゲーム社を裏切った社員に報酬を渡す黒龍社長。
長瀬はその言葉を聞き、絶望します。
一方キリカもトリリオンゲーム社の記者会見を見ていました。
長瀬は一連の出来事を全て話し、「キリカの為であった」と謝罪します。
「言い訳はいらないし、勝手に辞めるのも許さない」
キリカはそう言って「あなたは私の秘書だ」と長瀬を引き留めました。
窮地に陥ったトリリオンゲーム社
ゲーム事業部は売り上げが激減、トリリオンTVも視聴回数も落ち広告収入も激減しています。
トリンリンPayも加盟店や利用者が共に減り、存続自体も難しくなっていました。
祁答院の会社にて
ハルとガクは祁答院の会社を訪れています。
そこに、黒龍社長とキリカが現れます。
「君たちの返答を聞きに来た」
ハルたちの答え
株式交換契約書を差し出す黒龍社長。
トリリオンゲーム社の株式は、祁答院が15%、ハルとガクが共に42.5%ずつ保有しています。
つまり、ガクとハルが株を手放せば、トリリオンゲーム社は黒龍社長のものになるのです。
株式交換で手に入れたドラゴンバンクの株を売り出せば、ハルとガクの取り分は共に300億、祁答院は100億手に入れる事が出来ます。
ガクは驚いて言葉が出ない様子です。
黒龍社長は笑顔で握手を求めますが、「その前にこの間の話はまだ有効か」とハルは尋ねました。
それはキリカと結婚して、黒龍家の人間になると言う話です。
ハルの発言に驚く黒龍社長。
「いずれ黒龍家の人間になるなら、役員にしても問題はないはず」
「あなたの下で帝王学を学んでいずれは跡を継ぎ帝国を繫栄させる」
しかしハルは「これは作戦ではなく本気だ、俺の目標は1兆ドル稼ぐことだから近道を選ぶ」
「ベンチャー企業ごっこは終わりだ」
ハルの言葉に絶望するガク。
ガクはそう尋ねると、ハルは答えます。
「ゲームオーバー、俺は降りるから」
「潮時だから、ガクも株を手放してゲームを降りればいい」
ハルの言葉を遮り、ガクは言います。
「じゃあみんなはどうする?」
「みんなハルを信じて頑張って来た社員たちだ」
「みんな会社を大きくするために頑張って来た」
ハルもガクの発言を遮り言います。
「頑張ったやつが勝つわけじゃない」
「引き際を間違えれば、一生這い上がれなくなるのがマネーゲームだ」
ガクはハルの発言に怒りをあらわに言いました。
そう言ってガクを突き放しました。
ガクはハルの発言にショックを受け、たまらず部屋を出るのでした。
ハルは祁答院にどうするのか尋ねます。
ハルは黒龍社長の前に再び座り「役員の件はどうするのか」と問います。
黒龍社長は同意し、ハルは感謝するのでした。
祁答院の今後
水樹は、ゴッドプロモーションがトリリオンゲーム社の株を手放したと報じているニュースを見ています。
これからどうするのかと尋ねられた祁答院。
「負けが込んだら引く、ギャンブルの鉄則だ」
「100億円でしばらくは世界旅行に行く」
そう話して、会社から飛び立つのでした。
トリリオンゲーム社、買収
トリリオンゲーム社がドラゴンバンクに買収された事を知る社員達。
黒龍社長は、トリリオンゲーム社を子会社にし、ドラゴンバンクの幹部を派遣し各部門を強化するのでした。
そこにハルが幹部たちを引き連れ、ドラゴンバンクの取締役として登場します。
信じられない桜と蛇島は「どうせハッタリだろ」とハルに尋ねました。
何も言わないハルに功刀は「本気なのか」と問います。
桜は激高してハルに詰め寄りますが、ハルは変わらず話し続けます。
「今日からトリリオンゲーム社は子会社として生まれ変わる」
「新社長の橘を紹介する」
そして新社長の橘を紹介するハルに、納得できない社員達。
変わるトリリオンゲーム社
桜と蛇島は「プチプチアイランド2」の企画案を発表しようとします。
橘社長は「何か勘違いしているようだ」と話しました。
「君たちにクリエイトは求めていない」
「言われたことだけをやれば良いのだ」
納得できない蛇島と桜。
「彼らと一緒にドラ娘のバグチェックしろ」
既に作業をさせられている社員達を見て、驚く桜たち。
ハルの仕事ぶりに黒龍社長は感心しています。
「やはり君は小さなベンチャーに留まる人間ではない」
「前の会社に未練はないのか」
そう問う黒龍社長に、「未練なんかない」と言い切るハル。
一方ガクは、総務部に異動させられました。
思い出深い椅子も撤去され、急いで探しにいくガク。
やっとの思いで椅子を発見し、今までの楽しかった過去を思い出して泣きます。
ハルの目論見
ガクが屋上で退職届を破っていると、ハルがやってきました。
「いいのか、せっかく書いたのに」
そう言ってガクの隣に立ちます。
「今更何をしに来たのか」
ガクはぶっきらぼうに聞きました。
そして、ハルは初めに話したロードマップについて話します。
「このゴシップ記事は世に出る前に全て消された」
「このネタで黒龍を社長の座から引きずり下ろす」
「内部からドラゴンバンクをぶっ壊して会社ごと頂くのだ」
「このネタの裏を取るためにドラゴンバンクに潜入した」
「ガクがいてくれたらから無茶をできた」
「信じてよかった」
「ガクが株を手放さない限り、俺らの会社は潰れない」
「お前がずっといてくれたからドラゴンバンクに潜入出来た」
そう言ってハルはガクの肩を叩きます。
「ここからはお前しか出来ないミッションがある」
それは、社長室に侵入し黒龍社長のパソコンから直接機密情報をゲットする作戦でした。
「ミッションインポッシブルガクの巻だ」
ドラゴンバンクに潜入せよ
ハルは黒龍社長らと共に社内を歩いています。
そこで、清掃員に扮したガクとすれ違いました。
すれ違いざまにハルは、カードキーをゴミ箱に投げ入れます。
そのカードキーを使い、社長室に入室することに成功しました。
無事パソコンをハッキングする事ができ、監視カメラを止めます。
ハルは雑談をして時間稼ぎをしようとしました。
ガクは無事にデータを手に入れることが出来たのです。
トリリオンゲーム社にて
黒龍社長のゴシップを、オサバキ君や社員達を使いSNSなどで一気に拡散させる準備をしています。
トリリオンニュースではこの疑惑をトップで扱うつもりでした。
黒龍社長のゴシップを一斉にニュースサイトやSNS、動画配信などで拡散されます。
ガクは「見事に手に入れた証拠は全て潰された」とハルに伝えます。
黒龍社長は、明日緊急役員会議を開くと提案しました。
そして、ハルとガクにも出席するように伝えるのでした。
緊急役員会議
黒龍社長はガクとハルを緊急役員会議に呼びます。
裏切者は追放するとガクとハルに囁く黒龍社長。
「社長室の防犯カメラの映像が何者かに消されてしまった」
「心当たりはあるのか」
そう言って、ガクが社長室に潜入している映像を流します。
馬の置物の目に防犯カメラが内蔵されており、2人がデータを持ち出した証拠が映っていたのです。
「我々は次の株主総会に緊急動議として黒龍社長の解任を要求する」
「つきましては今回は役員の皆様にご意見を伺いたい」
会場はざわめきますが、ハルは続けます。
ハルの発言を聞き、信じられない様子の黒龍社長。
ハルはそう言いますが、黒龍社長は反論します。
そこで祁答院が現れ「市場に出回っている株を海外投資家に買わせた」と宣言します。
新しい株主たちの委任状を見せ、黒龍社長を退任させたい意見が多数である事を知らせました。
黒龍社長は大笑いし、「君らが集めた株はたったの16%だ」
「株主総会で役員人事を決議させるには、51%の株主を味方につけないといけない」
黒龍社長はどういう事かわからない様子ですが、ハルは続けます。
そんな事実はないと言い張る黒龍社長に「それはあんたが証拠を消してきたからだ」と返すハル。
ハルはガクに合図し、黒龍社長の密談を公開します。
「あんたがマスコミや政治家などメディアのトップに圧をかけて、情報を隠蔽しようとした決定的瞬間は多数ある」
「この映像を見せたら、皆株を手放してくれた」
祁答院は「大人しく持ち株29%を差し出せば、不正を公にしない」と言いました。
黒龍社長は「ずいぶん汚いケンカの仕方だ」言いますが、ハルは返します。
「始めたのはそちらのほうだ」
「俺らに情報漏洩をハメた極悪人だ」
「勝つためなら何でもしてもいいんだろ」
黒龍社長は「キリカは私の娘だ」と怒りますが、ハルは選ぶように言いました。
驚く黒龍社長に、「あなたの娘だからだ」と言いました。
ハルは「これはあなたと会社を助ける為であり、俺たちの要求を拒否すれば不正は世界に知られ会社は破滅する」
「それだけは避けなければいけない」
黒龍社長は取り乱して話します。
「私は破滅するかもしれないが、それは君も同じだ」
「君はドラゴンバンクの役員でありながら未公開の情報を流して株取引をした」
「これはインサイダー取引に該当し犯罪である」
「あんたはどのみち、俺に映像を見せらえた株主たちを口止めしなければいけない」
「つまり、俺のインサイダー取引も隠ぺいするって事だ」
「隠ぺいは得意分野だろ」
「我々は黒龍社長の退陣と新社長の推薦を行う」
「俺じゃなくて社長はここにいるガクだ」
「沈没した船はガクが必ず立派に立て直す」
「あとはよろしく頼んだ」
驚くガクをよそに、ハルと祁答院は部屋を去ります。
黒龍社長は力なく座り込みました。
凛々を迎えに来た2人
凛々はかつてバイトしていた花屋で働いています。
「黒いバラ100本下さい」
ハルがそう言うと、驚いて店を出る凛々。
ハルとガクが会社を取り戻したと凛々に報告しに来たのでした。
「ここまでこれたのは凛々の真面目さで俺たちを守り続けてくれたから」
「凛々がいなければ会社は潰れていたかもしれない」
「俺たちともう一度トリリオンゲームを続けよう」
ハルとガクの問いに、凛々は涙ながらに「はい」と答えるのでした。
そして3人は抱き合い、再会を喜びました。
ドラゴンバンク社にて
ハルとガクはドラゴンバンクの社長室で話しています。
「ただの妄想かもって思っていたが、どこかで信じていた」
「あのロードマップを実現させるかもって」
「だから僕はハルについて行こうと決めた」
「この先もロードマップを一緒に続けていくよね」
ガクはハルにそう尋ねます。
しかしハルは「悪いが俺には無理だ」そう言って続けます。
「黒龍が言ったようにインサイダー取引は事実」
「犯罪者スレスレの俺は表舞台に立てば、せっかく取り戻した会社が台無しになる」
落ち込むガクにハルは、社長の椅子に座るように言います。
ガクが腰掛けると「似合わない」と笑うハル。
自信なさげなガクにハルは「後は任せた」と言い、ドラゴンバンクを去るのでした。
トリリオンゲーム社の復活
親会社のドラゴンバンクを買収し、トリリオンゲーム社を取り戻す事に成功し喜ぶ社員達。
桜は「ハルは何処に行った」と心配しています。
凛々は「あれから連絡が取れない」と言い、ガクが話し始めます。
「多分ハルは最初から僕たちを犯罪スレスレのギャンブルに巻き込まないために、もしもの時は自分が全ての罪を被る為にいなくなったんだと思う」
蛇島は「新体制の経営陣は?」とガクに問います。
キリカが社長を務める事に納得いかない蛇島や桜。
そこにキリカが登場し話し始めます。
「何か問題でも?今は内輪揉めしている場合ではないでしょう」
「傾きかけているトリリオンゲーム社を立て直すのがあなた達の使命だ」
皆でトリリオンゲームを続ける為にと団結する社員たちなのでした。
ガクと凛々は蜜園フラワーに、トリリオンゲーム社の傘下に入って欲しいと話します。
祁答院は海外でビジネスを続けています。
黒龍家ではビリヤードを楽しみながら、今後の展開を考えているようです。
キリカは「お父様を倒したハルたちを私が倒したら最高に楽しいだろう」と言い、ハルが戻ってくる事を楽しみにしているのでした。
そして2年後
凛々は蜜園フラワーの社長になっていました。
ガクと久しぶりの再会を喜んでいます。
ガクは勇気を出して凛々を食事に誘いました。
同意する凛々に嬉しそうなガク。
海まで車を走らせ、埠頭に車を停めます。
「ロードマップの続きを描きたい」と話すハル。
ハルは、「俺らのワガママは世界一だ」と宣言します。
まだまだ2人はトリリオンダラーに向けて走り続けるのでした。
トリリオンゲーム、ついに最終回を迎えました!
トリリオンゲーム社のある社員の裏切りにより、情報が漏洩してしまいました。
その出来事がきっかけで全ての事業部の売り上げが激減し凛々は社長を辞任、会社が倒産してしまうかもしれなくなります。
黒龍社長はハルたちが株を手放せば助けてやると言いますが、なんとハルは株をあっさり手放しドラゴンバンクの役員になってしまったのです。
今まで一緒にやってきた祁答院も株を手放したので、ガクだけトリリオンゲーム社に残ることに。
もうダメかもしれないと思っていた所にハルがやってきて、ドラゴンバンクの社長になる為に潜入していた、黒龍社長のゴシップを拡散して社長から退陣してもらうと話していました。
ハルがガクを裏切っていなくて本当に良かったです。
ハルの追及により黒龍社長は退任し、ドラゴンバンクはトリリオンゲーム社の子会社になってしまいます。
ハルが黒龍社長を糾弾するシーンは中々見ごたえがありましたね。
トリリオンゲーム社の社員たちにも笑顔が戻って本当に良かったです。
凛々は蜜園フラワーの社長に任命されました。
凛々なら蜜園フラワーでもいろいろなアイディアを出して、会社を成長させてくれそうですよね。
ハルは会社を去ってしまいましたが、2年後戻ってきて感動しました。
これからも2人で、トリリオンダラーに向けてロードマップを歩んでいく所で物語は終わります。
またガクとハルの名コンビが見れる日が来る事を楽しみにしたいと思います♪
原作はまだ完結していませんし、続編が見てみたいなと思う最終回でした。
【トリリオンゲーム】ドラマの最終回結末を考察
この投稿をInstagramで見る
「トリリオンゲーム」は現在1~7巻まで出ており、今も連載中の作品です!
ドラマでは、オリジナルストーリーである黒龍社長との直接対決や、ハルが消えてしまった2年後まで描かれています。
最終回結末を考察!
プチプチランドで大成功してドラゴンバンクをぎゃふんと言わせていました!
ドラゴンバンクへの、【仕返しの仕返し】は見てて気持ちがいいものです。
ソーシャルゲームで大成功してトリリオンゲームが急成長していく…というところまで描くのでは?と予想していましたが、予想通りトリリオンゲーム社はプチプチランドで大成功を収めていましたね。
完全オリジナルの最終回結末?
原作が完結していないので、完全オリジナルの結末を迎えました!
「トリリオンゲーム」の脚本家、羽原大介さんは映画フラガールでアカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した経歴もある名脚本家!
完全オリジナルなので、黒龍社長との直接対決をしハルが勝利してドラゴンバンクを手に入れトリリオンゲーム社の子会社にすることに成功する所も描かれていました。
最後は、ハルが消えてしまいガクがトリリオンゲーム社の社長、凛々が傘下の蜜園フラワーの社長に就任しています。
2年後、ハルが突然戻って来てガクと再会し、また2人でトリリオンダラーを獲得する為に奮闘するという最後を迎えました。
こちらもご覧ください♪
トリリオンゲームにキスシーンやベッドシーン、恋愛要素はある?
【トリリオンゲーム】原作とドラマのネタバレ最終回結末予想まとめ
「トリリオンゲーム」とは…
最新巻の6巻まで出ており現在もビッグコミックスペリオールにて連載中!
世界一のワガママ男・ハルと真面目なガクが起業し、株式会社「トリリオンゲーム」を設立。
1兆ドル(ミリオンダラー)を稼ぎ、世の中のすべてを手に入れるまでを描くスタートアップコミックです!
- 第1巻原作ネタバレ:ハルとガクはすでに世界長者番付トップ10入を果たしている未来が描かれる。
- 第2巻原作ネタバレ:株式会社「トリリオンゲーム」を立ち上げる。
- 第3巻原作ネタバレ:スタートしたAIショップを売却し新たな資金を手に入れ、次はソーシャルゲームの開発に挑む。
- 第4巻原作ネタバレ:ハルの戦略によりゴップロと業務提携するもハルとガクがはじめてぶつかり合う。
- 第5巻原作ネタバレ:ソーシャルゲームをリリースするもドラゴンバンクに邪魔される。
- 第6巻原作ネタバレ:ソーシャルゲームは成功、ドラゴンバンクがトリリオンゲームの買収を申し出るもハルは断り、新たにメディア事業への参入を始める。
- 第7巻原作ネタバレ:トリリオンTVを立ち上げる。ハルは桐姫にプロポーズし、断られたもののビジネス上では手を組むことになる。
ドラマ最終回の結末とは
- ハルとガクは黒龍社長を退陣させる事に成功しドラゴンバンクを手に入れた!
- ハルは消息不明になりますが、2年後ガクと再会しトリリオンゲーム社に帰って来た。
2023年7月にスタートするドラマ「トリリオンゲーム」、ハッピーエンドな最終回を迎えました。
まだ続編がありそうな終わり方だったので期待したいと思います♪
そして原作漫画もとっても面白いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▼▼▼
原作漫画を無料で読むならコチラ
今なら期間限定で「トリリオンゲーム」が2巻まで無料中!
最終巻までお得に見たいならeBookJapanがおすすめ!
- 2巻まで無料
- 2巻以降は208円の最安値
\70%オフクーポンでめちゃ安!/
漫画以外にも、国内ドラマや映画、海外ドラマ・アニメまで家族みんなでいろんな作品を楽しみたいならU-NEXTもおすすめです!
- 初回登録で600円分ポイントゲット
- ポイントを使って1巻93円と激安で読める
- ドラマ「トリリオンゲーム」も見放題
\31日間無料トライアル中/
▲期間内に解約すれば料金はかかりません▲
その他のサービスでも
「トリリオンゲーム」が
2巻まで無料中!
その他「トリリオンゲーム」原作配信中のサービス比較はこちら
サービス | 特徴 |
---|---|
U-NEXT 無料で読む |
無料お試し登録で600円分ポイントがもらえる(1ポイント=1円) 最大40%ポイント還元 2巻まで無料 |
Amebaマンガ 無料で読む |
無料登録ですぐに100冊まで40%オフになるクーポンがもらえる 1巻まで無料 |
eBookJapan 無料で読む |
初回ログインで6回まで使える70%オフクーポンがもらえる 2巻まで無料 |
まんが王国 無料で読む |
常時最大50%ポイント還元 新規無料会員登録後、初めてポイント購入すると最大18,000ポイント還元(1ポイント=1円) 2巻まで無料 |
※7月15日時点の情報です。最新の配信状況は各公式ページにてご確認ください。