今回は『らんまん』の120話(第24週)9月15日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【永守徹との約束と万太郎の覚悟】と題して24週120話をお送りします。
なんと太郎は支援を留保してしまいます。
そして、永守の兵役が終わるまでに、自分が図鑑の準備と標本を守り抜くと約束した万太郎。
しかも徳永教授の警告に背いた万太郎は、『神社合祀令』で伐採されてしまう神社の森にあるすべての植物を採取してきます。
驚いたことに、それらの標本を大学に提出すると明かした万太郎。
それは万太郎の大学での職を辞することを覚悟した決意だったのでした。
<らんまん24週120話のあらすじ>
万太郎は土佐で世話になった恩人である早川逸馬からの紹介で、神戸の若き資産家である永守徹と『やまもも』で会うことになりました。
莫大な資産を亡くなった伯父から引き継いだという永守は、初めて会ったにもかかわらず全面的な支援を申し出てくれます。
伯父は日本が文明国になることを願っていたと話す永守は、自分はそお意思を継がなければならないと力強く語ったのです。
図鑑に必要なら出版社を設立し、標本に必要なら博物館を建てるという永守の申し出に、万太郎は激しく動揺してしまったのでした。
標本の散逸を防ぎたいと話して、自身がほどなく陸軍に入ることを明かして、万太郎への支援は自分が生きた証になると熱く語った永守。
永森の力強い言葉に勇気をもらった万太郎でしたが、資金提供の話は永守が兵役から帰ってくるまで待つと返したのです。
そして自分はそれまでに、図鑑の準備と標本を守り抜くと永守に約束した万太郎。
そんなふたりのやりとりを傍で聞いていた逸馬は、それは”先を照らす約束”だと賞賛したのでした。
それからしばらくして、万太郎は徳永教授の警告に背いて、『神社合祀令』によって伐採される予定の神社の森に植物採取にでかけます。
そして、万太郎が神社の森をくまなく調査して戻ってくると、何と綾と竹雄が自分たちの夢を叶えるために静岡県沼津の酒蔵を買い取ったのです。
綾と竹雄は農科大学で醸造について学んだ藤丸を引き連れて沼津に移り住むことにしていたのでした。
新たな旅立ちを前にした竹雄は、万太郎の標本室で感慨深そうに高く積み上げられた標本や資料の数々を見つめます。
ここまでよく歩いてきたものだと口にした竹雄に、和歌山で見つけた『ツチトリモチ』を見せた万太郎。
『ツチトリモチ』は森の小さな守り神なのに、伐採がおこなわれた日に消えてしまうと寂しそうに語った万太郎は、自分が神社の森の植物を一つ残らず描き留めてきたことを明かします。
そして、それらを大学に提出することを竹雄に伝えたのです。
それは万太郎が植物学教室での助手の職を辞することを決めたあらわれでした。
“金色の道を貫くため”の決断だと万太郎に尋ねてから、『峰屋』の跡取りとしては駄目だったが、強さと優しさはいつでも本物だったと振り返って背中を押してくれた竹雄。
“そんな若じゃき、わしは愛したがじゃ”
“こにある全てが証しじゃ”
らんまんネタバレ25週121話【百喜/松岡広大らは大学再度辞める万太郎を応援
<らんまん24週120話の感想>
万太郎に支援を申し出てくれた若き資産家の永守徹は、人間味あふれる人でしたね。
引き継いだ資産で自らの兵役を軽くすることもできたはずなのに、それをせずに伯父の意思を継いで万太郎を支援しようとする姿勢には敬服させられます。
それに対する万太郎がとった大人の応対も格好良すぎでしたよね。
そして綾と竹雄がふたたび自分たちの夢に向かって動き始めました。
しかも今度は大学で醸造を学んだ藤丸という力強い助っ人もいるのでうまくいって欲しいものです。
『らんまん』の最終話の予定は9月29日(金)の130話となっています。
残り10話となって、それぞれが新たな道を歩き始めそうな予感ですが、もうひと山ふた山あるのが朝ドラの通例なので最期まで目が離せませんね。
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