女の子の祖父:
「事故のことも覚えていない?」
男性(91):
「覚えていないです。ぼーっとして運転してね」
男性(91):
「(車には)自動ブレーキがついているんですわ。物に近づいたら止まる仕組みになっている。結局ワンちゃんが低いから止まらなかったと思う」
女の子の祖父:
「一歩間違えたら、孫が犠牲になっていたかもしれないんですよ。分かります?」
男性(91):
「(女の子じゃなくて)よかったなと」
女の子の祖父:
「いや、よかったじゃなくて。いつも可愛がっていたワンちゃんが、突然いなくなっちゃったわけですよ。その悲しみって分からないでしょ、あなた?」
男性(91):
「(女の子が)小学校に入るまでに、なんとか元の笑顔に戻ってほしいなと。ごめんね」
女の子の母親:
「(娘は)『おじいさんも朝陽もかわいそうだった』と言っていました。なんとも言えない気持ちですね。子供に怖い思いをさせて申し訳ないというのは伝わりましたけれども。『お子さんじゃなくてよかったわ』という風でしたけど、こちらとしては家族を失っているので、何もよくないんですよね。朝陽の死は本当に無念です」
fa-calendar2023/09/18 17:31
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