<何歳差がベスト?>2人目を4歳差で検討中のママ。年齢差によるメリットとデメリットを知りたい! | ママスタセレクト
子どもにきょうだいを作りたいと考える場合、2人目は何歳差で出産がいいだろうか? と考えるママは多いでしょう。旦那さんとの相談も必要だったり、ママが働いている場合は仕事のタイミングも関わってきたりしますね。ママスタコミュニティのあるママも、2人目の出産タイミングについて悩んでいるようです。
『今1人目がいて2人目を考えているのですが、私の仕事の時期も考えると、4歳差が一番よさそうだなと思っています。でも、4歳差って周囲にあまりいないように思い……。よくないのでしょうか? 皆さんの本音のご意見をいただければ嬉しいです』
投稿者さんは1人目のお子さんを育児中で、2人目の出産を検討しているそうです。4歳差がよさそうと感じているようですが、身近に4歳差きょうだいがいないために、少し不安に思っている様子。他のママたちの意見を参考にしたい投稿者さんへ、実際に4歳差きょうだいの育児をしているママたちから意見が届いています。見ていきましょう。
4歳差は入学と卒業がだいたい被らない!経験者のママがよさを語る
『うちは4学年差の4歳差。お姉ちゃんになるという自覚もあって、赤ちゃん返りもなくて助かったよ。日中は登園してくれていたから新生児だった下の子と2人きりでゆっくり過ごせた』
『うちの子が4歳差の姉弟。入学や卒業も被らないし、上の子が大学卒業した年に入れ違いで下の子が大学生になるので学費の支払いも被らない』
『うちは計画通り4歳差。育児も余裕をもってできるからオススメ』
4歳差きょうだいの最大のメリットは、下のお子さんが産まれた時点で上のお子さんがある程度自立してくれている点ではないでしょうか。4歳というと上の子が幼稚園や保育園に登園していることも多いため、ママにも少し余裕ができますよね。さらに「赤ちゃん返りがなかった」という意見もあります。お子さんにはよりますが、上の子の成長にママが助けられる部分もあるかもしれません。また中学校や高校の入学や卒業タイミングが被らないという、4歳差ならではのメリットもあります。大学もストレートで入学卒業をすれば同時期に在籍することはないため、まとまったお金が必要な時期が分散しやすいといえます。
年の差があまりないきょうだいの実態
『こちら2学年差で本当に大変だった。大変すぎて当時の記憶が欠落してるよ』
『3歳差だと入学や入園がかぶる』
続いて「年の差があまりないきょうだい」として、1~3歳差きょうだいのママからも意見が届いています。2歳差きょうだいのママは、毎日の育児が大変すぎて当時を覚えていないとのこと……。まだまだ上の子に手がかかるなかでの新生児育児など、とても手が足りないですよね。いかに日々に追われていたかが伝わります。また3歳差であると、入学や入園のタイミングが被ってしまうという意見もありました。これは先ほどの4歳差きょうだいのメリットとは異なり、学費などの出費のタイミングも重なってしまいますね。
『子どもにもよるけど一緒に遊んでくれるし、大変な時期が比較的すぐ終わる。子どもが小さい体力の必要な時期を自分たちも若いうちに過ごせる』
『3歳差は入学卒業、その年いっぺんに済むから楽といえば楽』
ただ一方で、こうしたデメリットをメリットと考えるママもいます。きょうだいの年齢が近いことで同じ目線で一緒に遊べることも多く、ママは家事が捗って助かることも。喧嘩も少なくないでしょうが、きょうだいで切磋琢磨してともに成長していけるでしょう。特に入学や卒業タイミングが重なる3歳差の2人きょうだいの場合は、入学式に卒業式、受験などのイベントを一気に済ませられます。その分、受験時期は少し家の中がピリピリするかもしれませんが……。入学準備や受験費用などの出費に関しては、急な大金が必要となって慌てないよう、計画的に用意しておく必要はありますね。
年の差があるきょうだいの子育ては?
『上の子が下の子を優しく可愛がってくれるよ。あまり嫉妬もなかった』
『とにかく下の面倒みてくれるからすごく助かる。上の子のお友達もすごく可愛がってくれるから、下の子はいつも嬉しそうにしているよ。喧嘩もたまにするけど、歳も少し離れているし、激しい言い争いとかはないよ』
最後は4歳差以上の年が離れている「年の差のあるきょうだい」のママたちの意見。4歳差と同様に「上の子が下の子を可愛がって面倒をみてくれる」という意見が多く見られました。小さなママやパパといった気分で率先して下の子のお世話をしてくれているのかもしれません。さらに「喧嘩もたまにしかしない。激しい言い争いにならない」というコメントも寄せられました。筆者の夫も年の離れた兄がいますが、力の差が明確にあったことで喧嘩にならなかったと言っていました。やはり喧嘩が激しくなるのは、力の差が変わらない年齢差ならではかもしれませんね。
『上の反抗期と下のイヤイヤと自分の体力の衰えや更年期が重なったり、仕事復帰も計画通りにいかなくなったり、親の介護がでてきたりする可能性』
『子育て期間は長くなるし、一緒に遊ぶことは少ないかもしれないけど、それぞれのお友達と遊ぶから問題ないよ』
きょうだいの年齢が離れている大変さは、上の子の思春期と下の子のイヤイヤ期が重なってしまったり、きょうだい同士の生活リズムや遊びが異なってしまうことかもしれません。ただすべてのタイミングを合わせられないのは年の差に限らないことかも? 「一緒に遊ぶことは少ないかもしれないけど、それぞれのお友達と遊ぶから問題ないよ」という励ましの声がありました。子育て期間が長くなってしまうという親の負担もたしかにありますが、年齢が離れている分、ママ自身の心の余裕が出てくるのではないでしょうか。
何歳差が良い・悪いは言えない!でもそれぞれのよさや大変さがある
『何歳差でもメリットやデメリットがあるからなんとも言えない』
『私も4歳差くらいがいいかなと思ったけど、2人目はすぐできなかった。結局5歳差になった。子どもたちは5歳差の兄妹だけど仲良いよ』
4歳差のきょうだいから「年の差のあまりないきょうだい」や「年の差のあるきょうだい」のメリット・デメリットまで見ていった今回の投稿。それぞれに大変さやよさがあることがよくわかります。また妊娠出産はすべて自分でコントロールできるものではなく、だからこそ理想をふくらませてしまうものかもしれません。ママたちからのコメントのなかでも、「計算はしていなかったけど、たまたま4歳差になった」というものから「4歳差がいいなと考えていたけど、結局5歳差になった」というものまでさまざまでした。理想通りになるかはわからないですが、何歳差になったとしてもそれがその家族の正解ではないでしょうか。投稿者さんはママたちからの具体的な意見を参考に、家族で相談をして自分たちの答えを見つけてほしいですね。
文・有村実歩 編集・しらたまよ イラスト・カヲルーン