2023年7月17日月曜夜10時スタートの新ドラマ「転職の魔王様」の原作ネタバレをご紹介します!
原作は、2021年に発売された額賀澪の小説です。
この転職というテーマに興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
主演キャストは成田凌さん、そしてヒロインは小芝風花さんが務めます。
- 「転職の魔王様」に原作はあるのか?
- 物語の中で恋愛要素は出てくるのか?
- 最終回にはどんな結末が待っているのか?
気になることが沢山ありますよね!
今回は「転職の魔王様」の原作ネタバレを中心に、あらすじや登場人物、そして最終回の結末も予想していきますよ♪
「転職の魔王様」のドラマの放送がされる前に原作のネタバレ内容をしっかりと予習していきましょう!
転職の魔王様の原作小説登場人物のネタバレ!
転職という言葉が珍しくもない現代、様々な理由で仕事を変える人は多くいます。
「転職の魔王様」はそんな現代の働く人に、仕事と人生の両方との向き合い方を教えてくれる物語です。
登場する人物たちも個性的なキャラクターばかり!
ここでは「転職の魔王様」の原作小説に出てくる登場人物ネタバレをご紹介します♪
来栖 嵐
- 転職エージェント会社「シェパード・キャリア」のキャリアアドバイザー。
- 求職者の心をへし折るような発言、冷酷に見える対応から「魔王様」と呼ばれる。
- 足が不自由で、特徴的な杖をついている。
未谷千晴
- 新卒で大手広告代理店に就職していたが、3年も立たずに過労で退社。
- 叔母である洋子の勧めで「シェパード・キャリア」で転職先を探す。
落合洋子
- 「シェパード・キャリア」の社長。
- 千春の叔母で、自身の会社を通して転職活動することを後押しする。
広沢英里子
- 来栖と同じ「シェパード・キャリア」のキャリアアドバイザー。
- 童顔でフランクな性格。
横山潤也
- 「シェパード・キャリア」の営業職。
転職の魔王様の原作ネタバレ!あらすじを最終回結末まで
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「転職の魔王様」の原作は作家の額賀澪さんによる短編集です。
転職エージェント会社である「シェパード・キャリア」で起こる5つの話が描かれています。
🐈転職の魔王様/額賀 澪
過酷な労働環境から退職した主人公
他人に認められる自分を懸命にやり続けたらただの“気持ち悪い社畜”と同じ…なんて辛辣な事を魔王様!
だが それは真実なのだ
では自分は本当に何をしたいのか?
転職することで本当の自分に気づくんだよと一貫して伝えてくる
#読了 pic.twitter.com/0hTVPcuh3z— 季鈴 (@Krin_bell3) June 17, 2023
原作のあらすじを1話ずつ最終回の結末までネタバレしていきます!
原作第1話ネタバレ
そんなこと自分で決めてください
未谷千晴は叔母の洋子の勧めで「シェパード・エージェント」で転職活動を始めます。
千晴の担当についたのは「転職の魔王様」と呼ばれる男、来栖嵐でした。
千晴は来栖に「どんな会社でもいいから働きたい」と訴えますが、それは本心ではないことを来栖は見抜きました。
来栖は千晴に大手のアパレル会社の宣伝部の仕事を紹介します。
ですが模擬面接の際、自分の価値観で物事を決められない千晴に、来栖は「今のあなたはどこに行っても家畜のように働かされる」と言い放ちました。
「私は、どうすればいいんでしょうか」
と涙ながらに聞く千晴に来栖は冷たく
そんなこと自分で決めてください。大人なんですから
と、言うのでした。
こんな状態でアパレル会社の面接は受けられないと、選考を辞退する千晴に対しても淡々と対応する来栖。
「今後のビジョンが見えたら合致する会社を紹介するし、必ず内定もさせる」
という励ましにも聞こえる言葉も冷徹に言われると響きません。
自分探しをする間、どこかでバイトをしようとする千晴に、叔母で「シェパード・キャリア」の社長である洋子は自分の会社で働くよう提案します。
晴れて働くことになった千晴の教育係となったのはあの「魔王様」来栖でした。
原作第2話ネタバレ
周りが転職するから焦って自分も、ですか
文具メーカーの派遣社員として働く宇佐美由夏は同じ会社で派遣社員として働く七恵が転職活動をしていると聞かされました。
それと同時に結婚間近だと思っていた彼氏からも突然別れを告げられ、途方にくれます。
同僚と彼氏から裏切られたような心情になった由夏は「シェパード・キャリア」で転職活動をすることに。
転職のきっかけを正直に話す由夏に来栖は冷たく
周りが転職するから焦って自分も、ですか
と言うのでした。
小規模のソフトウェアメーカーに内定した由夏でしたが、今と変わらない年収や仕事内容のままでいいのかと踏ん切りがつかず、転職を迷います。
何かがふっきれた由夏はソフトウェアメーカーの内定を辞退します。
今よりも年収が見込める、何より楽しく働けるところを探したいと自分が本当に希望する条件を見つけることが出来たのです。
32歳という転職限界年齢ギリギリの由夏の転職活動は茨の道だと予想されますが、自分が納得して未来を考えることの出来る人生の1歩を踏み出したのは確かなのでした。
原作第3話ネタバレ
転職は口コミサイトで店を選ぶのとは違うんです
広告代理店の営業職として働く笹川直哉は、社会人4年目になっても全くと言っていいほど評価されない自分の現状に疑問を感じていました。
就活サイトでみた「転職」という言葉をきっかけに「シェパード・キャリア」を通して転職活動を始めます。
千晴はハキハキと受け答えをする笹川を見て転職活動は簡単にいくだろうと来栖に話します。
ですが、来栖は笹川が「元気で会社に従順なキャラクター」を演じているのだと見抜きました。
就活時に企業が求める若者像を演じたまま内定をもらって働き始めても、最初の人物像を崩すことが出来ず、苦しくなる人間は少なからず居るといいます。
数日後、笹川は上司から押し付けられた仕事でミスを犯します。
その対応のため新しい会社の面接も行けなくなってしまいました。
徹夜明けで対応を終えた笹川のもとに、来栖から「これから面接に来るように」と連絡が入り、ボロボロの状態で現れた笹川に来栖は
それくらいが笹川さんらしいですよ
と、嫌味か励ましか判断つかない声掛けをし、笹川が面接に向かう背中を見送ります。
素の自分で面接を受けた笹川は無事内定をもらい、偽ることのない自分を評価してもらえる仕事をしていけることになりました。
原作第4話ネタバレ
どうだっていいんです。あなたの人生に比べたら
突然シェパード・キャリアに現れたのは来栖の元カノだと名乗る剣崎莉子という女性。
剣崎は最初こそ転職する気はなかったが、同棲をする漫画家の彼氏を養わねばと考えていました。
来栖と会ったことで転職する覚悟を決めた剣崎。
家に帰り、漫画家の彼氏に転職すると伝えると
君が好きな仕事をしてほしい
と本音を聞きます。
原作第5話ネタバレ
仕事に夢を見ないのはご自由です
求職者としてやってきた戸松卓郎は、実は来栖が足を怪我するきっかけの事故で、加害者となった女性の恋人でした。
当時の事故の原因は過労で、戸松は相手の会社の違法な残業の実態や、パワハラを内部告発し、和解しています。
このことがあってから戸松は理不尽なことが許せず、さらに恋人の罪滅ぼしのために会社の待遇が気に入らないと盾ついてきたのでした。
求職者として転職活動してきた戸松は来栖がシェパード・キャリアにいることを知り、転職を諦めると言い出します。
そんな戸松に
自分を犠牲にして会社を良くしたって、貴方の未来はこれっぽっちも明るくならない。
と来栖はいうのでした。
戸松は来栖が加害者である恋人を恨んでおらず、むしろ罪悪感すら感じていることを知ります。
原作の最終回結末をネタバレ
原作小説の最終回の結末ネタバレとしてはそのままシェパード・キャリアに正社員として入社しています。
原作では来栖に付いて様々な求職者に出会ってきた千晴。
常に自分にできる仕事は何なのかを模索していた千晴は、自身も求職者としてシェパード・キャリアに来たことから求職者に寄り添えるCAになることを決意します。
まだまだ来栖ら先輩CAに学ぶことはありますが、一人前を目指して頑張る千晴は立派な社会人です♪
ドラマでは原作と違う最終回の結末を迎えたりするのでしょうか・・・?
転職の魔王様に恋愛要素はある?
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原作には明確な恋愛要素はありません。
男女がバディを組んでいく物語に有りがちなのが恋愛要素です。
「転職の魔王様」の原作ではメインとなる来栖と千春の間に恋が生まれることはありませんでした。
千春は普通の女の子といえますが、来栖は「魔王」と呼ばれてしまうくらい冷徹に見られてしまうので、恋愛というイメージは出来ないかもしれません。
ですが、原作の中では来栖の元カノが出てきたりと冷徹な来栖も恋愛をしていた時があるようです。
ドラマでは原作小説にはいない人物も登場します。
その人物たちによって新たな人間関係が生まれ、原作とは違う最終回の結末で、恋が生まれたりするかもしれませんね♪
ドラマ転職の魔王様のネタバレとあらすじ!
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2023年7月17日夜10時にいよいよスタートするドラマ「転職の魔王様」
来栖役の成田凌さんと千春役の小芝風花さんら名俳優さんたちがどのようにキャラクターを表現するのか楽しみですね!
成田が演じる、転職エージェント会社「シェパードキャリア」のキャリアアドバイザー来栖と、のちに来栖の相棒となる小芝演じる未谷千晴(ひつじたに・ちはる)のコンビを中心に、異色の転職エージェントたちが奮闘する1話完結の爽快で痛快なストーリー。毎回さまざまな事情を抱えた転職希望者が登場し、その人間模様はもちろん、転職業界の実態や知られざる裏側も垣間見ることができる。
日刊スポーツ
それではドラマ「転職の魔王様」のネタバレをみていきましょう!
第1話ネタバレ
未谷千晴はパワハラによる体調不良のため、前の会社を辞め、叔母の落合洋子が社長の転職エージェンシー「シェパードキャリア」で転職活動をしようとしていました。
千晴は、転職相談の前日に他のシェパードキャリア利用者の男性に刺されそうになった来栖と面識はありますが、来栖はその3年前から千晴と面識があるようです。
しかし、千晴は覚えていませんでした。
ある日、千晴は来栖から良い転職先を紹介されます。
両親に期待をかけられながらも、自分が前の会社を辞めた本当の理由や味覚障害であることを両親に隠していました。
千晴が再びシェパードキャリアに転職相談に来たあと、来栖は千晴が味覚障害であることを見抜き、千晴の今の気持ちは本音かどうか尋ねます。
千晴は「本心でないけれど本音だ」と言い、次の転職先の面接を受けるため、準備を進めていました。
しかし面接当日、千晴を自宅まで迎えに来た来栖に何と、彼女が退職した前の会社に連れて行かれてしまいます。
千晴は前の職場で仕事の引き継ぎをした同僚の成果とパワハラ上司を目にし、精神的に追い詰められ、道路で自殺を図ろうとしていました。
しかし、来栖に止められ、「自分の人生このままでいいのか」と問われ、千晴は泣きながら「転職しても前の会社にいたときと同じ繰り返しになる」と転職先の面接の辞退を申し出ます。
その後、来栖は千晴の前の会社の上司に「パワハラは殺人だ」と伝えます。
また、千晴が辞退した転職先の面接は前に来栖を刺そうとしていたシェパードキャリアの他の利用者の男性が採用になったことが分かり、丸く収まります。
そこから千晴は両親に本音を全部話し、転職活動を休むことを伝え、叔母の下でキャリアアドバイザー見習いとして働くことになったのです。
第2話ネタバレ
第3話ネタバレ
第4話ネタバレ
第5話ネタバレ
もうすぐ研修期間の終了が迫る千晴は、洋子に28歳で3回の転職歴を持つ戸松卓郎を担当するよう任されます。
千晴は来栖がそばにいない不安を感じつつも、戸松との面談に挑みます。
戸松は自らの転職歴をネガティブにとらえていました。
何とかフォローしようとする千晴でしたが、戸松は「仕事に夢は持っていない」と冷めた態度。
その後、戸松は千晴の推薦で会社の面接を受けますが、消極的な態度と低い自己肯定感により不採用となってしまいます。
千晴は戸松がなぜ自ら成功や幸せから遠ざかろうとしているのか疑問に思い、理由を聞きますが、戸松は心を開いてくれません。
そんな中、偶然に来栖が現れ、車でを見た戸松が激昂します。
戸松と来栖の過去
戸松は以前、ブラック企業で働いており、そこには結婚を決めたマナミも一緒に働いていました。
来栖は足に大怪我を負いましたが、マナミは亡くなってしまい、戸松は「マナミの前に来栖がいなければ事故にならなかった」と言ったのでした。
マナミの両親は会社を訴え、戸松が内部告発をしたことで和解します。
戸松は会社を辞め、職を転々としていました。
戸松は死んだマナミを憐れみ、こんな事になったのは来栖のせいだと思っていたのです。
来栖がマナミの葬儀に出席したのは、
- マナミが事故を起こす寸前に目を覚ましたこと
- 逃げる様に自分に言っていたこと
を両親に伝えたいと思っていましたが、来栖を見た2人は頭を下げるばかりだったため言うことができませんでした。
来栖は事故に遭い足を怪我したことで杖が必要な体になり、今までやり甲斐を感じていた仕事から外されたことを戸松に話しました。
千晴の試用期間は終わり、これからもシエパードキヤリアで働くことに決まりました。
戸松の社会や会社に対する不信感は相当なものでしたが、千晴が親身になって暖かく接した事や来栖から事故の状況や、戸松の知らなかった事実を聞くことが出来て誤解が解け、気持ちも和らいだ様子で良かったです。
来栖も言っていたように、千晴が居なかったら、あるいは、他の人が担当していたら、戸松と来栖が向き合うこともなかったでしょう。
戸松が立ち直れることもなく、人生を楽しいものにしようともしなかったと思います。
千晴は最初来栖に良い印象を持っていませんでしたが、一緒に仕事をしているうちに「信頼できる人」ということが分かり、今では千晴も自信を持って行動し考えを言えるようになりました。
来栖の表情も明るくなり、お互いに良い影響を与えているのが嬉しいです。
さらに今後は、来栖と千晴に恋愛感情が少しずつ湧いてきたりするのかな~なんて思っちゃいました。
ドラマ転職の魔王様は原作と違う?ドラマの最終回の結末予想!
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「転職の魔王様」は原作小説では1話完結の物語でしたが、どうやらドラマも同じように1話完結というのは変わりません。
ですが、ドラマに合わせて原作のその後を描いた小説が発売されることが決定しています。
原作とは違う最終回の結末がありそうですね!
公式サイトの原作欄にもクレジットされてますが、ドラマに合わせてシリーズ第2巻『転職の魔王様2.0』が7月に出ます。千晴と来栖のその後、ドラマにも登場予定の新キャラ達の活躍をぜひお楽しみください。カバーイラストはもちろん、おかざき真里さんです。 pic.twitter.com/IRvvtTMhgU
— 額賀 澪 (@NUKAGA_Mio) June 6, 2023
そこでドラマの最終回の結末を予想してみます!
千春はこのまま来栖の側にいる?
魅力というのは人としてなのか、はたまた恋愛としてなのかはわかりませんが、冷たい来栖の裏側を一緒に仕事をしていた中で垣間見た千春の心には何かしら変化が起きるでしょう。
恋愛要素が絡んでく可能性があるかもしれません。
様々な求職者と関わったことで勇気をもらう?
来栖の元で様々な求職者を新たな転職先に送っていく中で、自分のやりたい仕事というのもわかってくるでしょう。
自身の転職を成功させ、自分が求め、誇りを持てる仕事をする社会人として旅立つのではないでしょうか。
どちらにせよ、千春を応援したくなるような結末を迎える最終回になりそうですよね!
ドラマ転職の魔王様の原作ネタバレと最終回の結末予想まとめ
「転職の魔王様」の原作小説ネタバレとドラマの最終回予想をご紹介しました!
ドラマでは、原作小説にはいなかった登場人物が来栖と千春に関わってきたり、新たなシーンが追加されたりします。
「転職の魔王様」の原作ネタバレを知っている人も、最終回の結末まで目が離せないですね!
今や転職というのが当たり前になった現代に仕事とは何なのか、この仕事をしていく自分の未来はどうなのかということを考えさせられる物語となっています。
自分の仕事に向き合うことは自分の人生に向き合うこと。
来栖は千春だけでなく、視聴者の私達にも本当にやりたいことは何なのか導きだしてくれるでしょう。
ドラマを見終わったときには転職したくなっている人もいるかもしれませんね♪
ドラマの放送を楽しみに待ちましょう!