東京都の小池百合子知事は24日の定例記者会見で、フジテレビの一連の問題について言及した。
芸能界を引退した中居正広氏(52)を巡るトラブルにフジテレビ社員が関与しているとの一部報道を受け、テレビ局側に全員の理解が得られる説明を求めた。 「そうではないですか?」彼は指摘した。
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東京都、フジテレビ関連のCMは放送しないと明言
政府がフジテレビに関する広報啓発活動の有無を各省庁に調査しているとの報道に対し、東京都の対応について質問がなされた。
小池知事は「東京ではメディアと連携した企画がたくさんあるが、現在フジテレビは東京向けのCMを放送していない」と明かした。
この声明は、現在の東京都がフジテレビとの広報活動に消極的であることを浮き彫りにしている。
フジテレビは説明責任を重視
小池知事は、フジテレビがこの問題を調査する第三者委員会を設置する意向であることに触れ、「フジテレビが今後しっかりと対応し、説明責任を果たしていくことが重要だ」と強調した。
「いずれにせよ、フジテレビが皆様にご理解いただけるような対応をしていただくことが一番大事だと思います」と述べ、フジテレビの姿勢を注視していく考えを示した。
ネット上の反応
この発言に対し、ネットユーザーらは以下のような意見を表明した。
- 「他人に対してではなく、自分に対してもっと責任を負うべきだと言いたいのです。」
- 「外資がフジテレビを買収しているということじゃないですか?小池百合子が妨害しているんです」。
- 「その常夜灯にいくら使ったのか、どこで支払うのかも含めて説明してください。ありがとう。」
- 「小池氏は責任を果たしていない。学歴詐称はどうなったのか」。
フジテレビの「やり直し会見」にも影響は?
フジテレビは27日に「やり直し記者会見」を開催する予定で、国民やスポンサーへの説明の機会を設ける予定だ。
しかし、今回の都知事の発言は自治体や企業がフジテレビとの関係を慎重に見直す可能性を示唆しており、会見の内容によっては影響がさらに広がる可能性もある。
(文=シェアニュースジャパン編集部)