タレントのフィフィが、自身のYouTubeチャンネル「フィフィチャンネル」の更新を終了することを発表した。
フィフィさんによると、チャンネルの共同制作者との契約上の問題により、今後ビデオを更新することが不可能になっているという。
フィフィさんは収益の見直しやチャンネル管理権限の問題などを訴えてきたが解決には至っておらず、現在制作側と連絡が取れないと報告している。
YouTube の Fifi チャンネルに関するお知らせ。 5年間フィフィチャンネルをご視聴いただきありがとうございました。チャンネルは更新されなくなります。理由は、このチャンネルは作者と私が共同制作して配信しているのですが、チャンネルのパスワードが分からず更新が出来ません…。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2025 年 1 月 23 日
クリエイターとプロデューサー間の契約トラブルの実態
フィフィのケースは、YouTubeなどのサイトでのコンテンツ制作における契約の透明性と権利関係の重要性を改めて示している。
たとえ自社チャンネルであっても、制作側と契約を結ぶと運営権限や収益分配に関して問題が生じる可能性があります。
特に、チャンネルのパスワードが分からないことがフィフィさんにとって大きな制約となり、本人の意志に反して活動を継続することが困難となった。
また、収益のほとんどが制作側に支払われていたことは、クリエイターが努力に見合った対価を受け取ることの難しさを浮き彫りにしている。
こうした問題点を踏まえると、契約段階での綿密なチェックと、弁護士などの専門家による適切な対応が必要と考えられます。
ネット上の反応
この投稿に対し、ネットユーザーらからは以下のような意見が寄せられた。
- 「誰にも頼らずに一人でやっている人もいますので、早めにやり直してください。様子を見てチャンネル登録を解除させていただきます。」
- 「Youtubeの登録を解除しました。またカンバックを手に入れたら、もちろん登録して応援したいと思います。頑張れフィフィさん。」
- 「私はフィフィチャンネルを毎日見ています。状況を説明して理解しました。新しいチャンネルの開設を楽しみにしています。」
- 「事情は分かりました。私は作者を応援しているわけではありませんが、フィフィさんを応援しているので、今のチャンネルをすぐに解約して、しばらくはXでフィフィさんを応援し続けます!」
新たな挑戦に向けた前向きなスタート
フィフィさんは「これからは自分らしく明るく楽しいことを放送していきたい」と前向きな意向を示しており、新たな形の動画配信に向けて準備を進めているという。
これまでフィフィのチャンネルは硬い表情で放送を行ってきたが、今後はフィフィの個性を活かしたコンテンツが期待できる。
また、今回の事件を教訓として、クリエイターは自らの権利をしっかりと守るための適切な契約や管理体制の重要性を改めて認識することになるだろう。
ファンとしてはフィフィの新たな挑戦を温かく見守り、次のステップを応援することが大切だ。
(文=シェアニュースジャパン編集部)