パリ五輪の選手村は多くの選手たちの拠点となっているが、大会が終盤に入ってもその評判は改善する兆しを見せていない。
今回不満を漏らしたのは、男子テニスで世界ランキング4位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)。27歳のズベレフは東京五輪の男子シングルスで金メダルを獲得したが、前回王者として出場した今大会では準々決勝でロレンツォ・ムセッティ(イタリア)にストレート負け。2大会連続で表彰台に上がれなかった。
・米国のテニス専門チャンネル「テニス・チャンネル」に出演し、過去2回のオリンピックの開催地を比較し、「東京の方が好きだ。もちろん、金メダルもそこで取った」と語った。
ズベレフ選手も「オリンピックに出場するのはいつも特別なこと」と語り、「今年は、よく知っているローランギャロス(全仏オープンの開催地)で行われたので特別だった。でも同時に、まったく違う場所だった」と付け加えた。周囲の人たちが言うように、「残念ながら、選手村は最高の場所ではなかったと言わざるを得ない」という。
「ドイツチームの他のみんなと同じように、そこで過ごしました」と続けて、次のように振り返った。「食事や睡眠の取り決めに少し苦労しました。部屋にエアコンがなかったのも大変でしたが、みんな同じ状況だったので文句は言いませんでした。そういう意味では、東京の方がずっと良かったと思いますし、組織も優れていました」
(わずかに)
faカレンダー2024年8月10日 6:20
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